うーん 信じがたい

Device-detected atrial fibrillation and risk for stroke: an analysis of >10,000 patients from the SOS AF project (Stroke preventiOn Strategies based on Atrial Fibrillation information from implanted devices). Boriani G, et al. European Heart Journal 2014; 35: 508-516.


最近の体内式ペースメーカーなどの植え込みディバイスには、心電図のホルター機能がついています。これを用いて、心房細動発生と、虚血性脳卒中発症の関連について調べたものです この論文の特色は、何しろ 10,000例以上という膨大な母集団だと言うことです これらの患者さんは、植え込みディバイスがあり、心房細動ではない患者さんです 年齢中央値は、70歳前後であり、 CHADS2 score 0/1が 40%ぐらいの集団でした

2年間の follow-up期間中で、少なくとも 5分間持続する心房細動を少なくとも1日間察された患者さんは全体の 43%でした そして、全体の中で 95例の患者さんが虚血性脳卒中を起こしましたが、これは年 0.39%の頻度でした そして、その発症率は、 心房細動持続時間が 1時間未満の人と比較して、 1時間以上では有意にハザード比が上昇する (HR 2.11; 1.22 - 3.64; p = 0.008)でした

結果としては、筆者からが主張したかった結論、心房細動持続時間が長いほど 虚血性脳卒中を合併する可能性が高い、というものでした

しかし、そもそもこの年齢の患者さんで虚血性脳卒中発症頻度が年率 0.39%というのは低すぎないでしょうか? それと、表を見ると どう考えても発症頻度と、持続時間の間には関連が無い、ようにしか思えないのですが・・・

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このページは、Dr_Radialist (KAMAKURA & SAPPORO)が2014年4月19日 12:55に書いたブログ記事です。

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