Comparison of lesion formation between contact force-guided and non-guided circumferential pulmonary vein isolation: A prospective, randomized study. Kimura M, et al. Heart Rhythm 2014; 11: 984-991.


心房細動に対するカテーテル・アブレーションの話です もちろん PVI (Pulmonary Vein Isolation: 肺静脈隔離術)の時の話です 実際にカテーテル・アブレーションの高周波カテーテルが対象となる左房壁にきちんとコンタクトしているか否か、常識的に考えてそれがカテーテル・アブレーションの結果を作用するだろう、ということは分かります そして、そのためには ここからは無知な私の想像ですが、通電時の impedanceを測定すれば、きちんと接地しているか否かは分かるのではないでしょうか? インピーダンスとは交流電流の時の抵抗値なので、それが高い、ということは電流が良く流れていない、ということになりますので、その一番の原因は接地不十分と思われるからです

しかし、この論文では、既に市販されているらしいのですが、接地圧力を測定できるカテーテルを用いて、それが有用であるか否かが検証されました

その結果、このカテーテルを用いることによって、カテーテル・アブレーションの時間が短縮され、追加カテーテル・アブレーション回数も減少し、長期予後も改善した、と結論しています さらに、初めにこのカテーテルを用いてカテーテル・アブレーションのトレーニングをすれば、その後は、通常のカテーテル・アブレーションカテーテルを用いても同様の成績が得られる、とも述べています

確かに、左心房へのカテーテル接地圧力が重要であると思います あまり強く押し付ければ合併症起こすでしょうし、押し付けが足りなければ通電不十分に終わるでしょうし でも、そんなのカテーテルから返ってくる感触や impedanceで分からないものでしょうかね 何しろ僕はカテーテル・アブレーションしたこと無いのでコメントできません

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このページは、Dr_Radialist (KAMAKURA & SAPPORO)が2014年7月31日 15:07に書いたブログ記事です。

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