そうかこれはCRTではないんだ

Biventricular Pacing for Atrioventricular Block and Systolic Dysfunction. Curtis AB, et al. N Engl J Med 2013; 368: 1585-93.

房室ブロックによる徐脈に対しては、問題なくペースメーカーを植えこむのが標準的治療でしょう 通常は、この状況に対して一番多いのは心房・心室ペーシング (DDDなど)であり、昔むかし 心室ペーシング (VVI)のみで対応していた頃よりも随分とよくなった気がしていました

しかし、この論文では、それを一歩進め、両室ペーシングを行うとこにより、もっと良くなるだろう、という発想なのです これって、CRT (心臓同期療法)では当たり前なのに、何で今さら、とこの論文を読んだ時には思ったのですが、よくよく考えれば、単なる房室ブロックであり、QRS幅延長など無いものなのです そのような症例に対しても、結果的には、左心機能維持のために、両室ペーシングが有効である、というのはある意味新鮮な驚きでしたよ

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このページは、Dr_Radialist (KAMAKURA & SAPPORO)が2014年8月 1日 12:52に書いたブログ記事です。

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