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High-Dose Allopurinol Reduces Left Ventricular Mass in Patients With Ischemic Heart Disease. Rekhraj S, et al. J Am Coll Cardiol 2013; 61: 926-32.

ザイロリック (Allopurinol)と言えば、Xanthine Oxidase inhibitorとして有名ですね。もちろん通常は高尿酸血症に対する薬剤として重用されています そう言えば、この薬剤 高尿酸血症に伴う痛風発作発作時には使用するのを控えた方が良いらしいですね、尿酸を急激に下げようとすると、余計炎症反応がひどくなるらしいのです 痛風発作急性期にはひたすらボルタレン、というのが今風の治療らしいですね ちなみに、僕が医学生の頃の標準的治療法とされていたコルヒチンは、副作用が多いため、痛風発作前兆に対して、一錠のみ服薬、というのが正しい治療法らしいです

まあ、そんなザイロリックですが、以前より一部には、この薬は酸化抑制剤としても使えるのだ、という主張もありました この論文はそんな観点から、虚血に伴う心室容量増加がザイロリックによって抑制できるのでは? という論文です

何で左心室容量 (Left Ventricular Mass)などという一般的でない評価項目を用いるか? と言えばそれは当然 この方たちがMRIで評価し易いからなのです

つまりこの論文の評価項目は、ぬもすにぬでみた、LVM、そしていわゆるFMD (Flow-mediated dilation)による内皮機能評価、そして、脈波計測でした

患者さんは、冠動脈疾患を有することが明らかな患者さんで、33例ずつがザイロリック 600mg/day投与と偽薬投与に無作為化されました

結果としては、ザイロリック投与により、LVMが減少したので、これは良い、というものでした

何だか面白くない論文でした

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