今 台北を発つところ

金曜日に New Yorkより羽田に戻り、その夜は鎌倉の自宅で爆睡 そして昨日土曜日には Eva Airで台北松山空港に飛びました 土曜日の夜は Advisory Board Meetingがあり、その後 寿司屋さんに行きました

本日日曜日は朝から Taiwan Society of Cardiovascular Intervention (TSCI: 台湾心血管インターベンション学会)が台湾総統府の目の前の建物で開催され、そこでの講演を依頼され参加したのです 激しい流暢な英語での厳しい質問がたくさん有りましたが、何とか乗り切りました

ようやく一週間ぶりに鎌倉で休めるかな?

New Yorkを出発

羽田発の JAL便で月曜日午前中に日本をたち、NYに到着したのは同じく月曜日の 昼頃でした

そして、火曜日、水曜日と Long Islandの病院でPCIを見学し、色々な議論をたくさんの人達と深めました 本日ここでは木曜日 12:30ですが、約一時間後にこのNYを出発し、金曜日夕方に羽田に到着します

金曜日は「山の日」で日本は休日ですね

NYで寿司屋さんと言えば、以前より良く知っている 15 EASTとか Jewel-Bakoが思いつきますが、それ以外にもいくつかの新しい店が頑張っているようです その中の一軒、「麻布」という寿司屋さんに入りました カウンターです 場所は地下であり、「ぇっ? 大丈夫?」という造りです

「麻布」の入り口

しかし味は良く、堪能しました 小肌もなかなかでした

「麻布」の小肌

本日よりNew York

昨日(8/06)は青森研究会から戻り、暑い中久しぶりに日曜日の大船駅界隈を歩きました

そして本日(8/07)より New Yorkに飛びます New Yorkではいよいよ DiamondBack OAS (Orbital Atherectomy System)の日本の臨床現場導入のための諸々をしてきます このディバイスに関する治験を日本全国 5つの施設で行わせて頂き、既に臨床使用承認が取得されていますが、実際の導入にはそれだけでなく色々なことが必要です そのために出かけます

すさまじいTAVI

何時の間にかあっという間にもう土曜日です 今週は何に明け暮れたか? 記録しておかないとすぐに忘れてしまいます

月曜日(7/10)は外来診療を僕は休診にして朝から珍しくPCIを自分自身で行いました CTOですね そして午後からはインドネシアから10数名の Intervention若手医師をお招きして「日本-インドネシア友好PCIセミナー」を開催したのです

内容的には若干の講義、そしてPCI手技の見学でした 夜は近くの古民家で和食の夕食でしたが、僕は仕事がたまっておりそれには参加しませんでした

火曜日(7/11)には朝からTAVI 2例 インドネシアの先生方も見学されました 一例目は Evolut Rを用いましたが、腸骨動脈内径が3.5mm程度しか無く、しかも石灰化がひどく Vmax > 5m/Secの91歳の重症大動脈弁狭窄症の患者さんでした とても他のアクセスサイトは使える訳ありません 頑張って transfemoral approach (cut down)で行いました profileの小さい ERと言えどもとても通過しません 結局、腸骨動脈を ViaBahnで拡張し、その中を通しました ER植え込みも一発で完璧で PVLはほとんど無し

二例目は典型的な SAPIEN 3 29mmの植え込みであっという間に終了しました その後午後の外来診療を行い、夜はやはり日本料理でインドネシアの先生方を交えて食事会でした

水曜日は朝から外来診療 その後、東京に移動し用事を済ませ、その日は Haneda Excel Tokyu Hotelに宿泊し、木曜日(7/13) 6:25 AM発の ANA千歳行きに搭乗して札幌東徳洲会病院心臓センターに そして 9:00AMよりTAVIカンファランス出席

9:30AMよりTAVI 3例開始したのです 一例目は前拡張したって全くS3が通過できないのです 結局、double balloon techniqueを用いて通過し、無事完璧な植え込み終了

二例目は今度はガイドワイヤーが大動脈弁通過した後、ガイドワイヤー入れ替えのために通過させる5Fr/4Frの診断カテーテルが通過できません 両者とも強い大動脈弁弁尖石灰化があるのです 結局この症例は double guidewire techniqueを用いて通過し、S3を植え込み完璧な出来上がり

三例目は Evolut Rでしたが、問題は造影剤使用で激しいアナフィラキシー・ショックとなるのです もちろん事前にステロイド、抗ヒスタミン剤を投与しているにもかかわらずです 腸骨動脈造影を一回したただけで血圧が 30mmHg以下に低下、全身発赤でした 昇圧剤使用してもなかなか血圧回復しません 一時的にPCPS (経皮的人工心肺)を装着し、色々な薬剤を用いて昇圧を待ちました 昇圧済んでから今度は果敢にも ER植え込みを行いました もちろん造影での位置確認が非常に危険でしたので、一回のみ少量の造影剤で確認行い植え込みをあっという間にしてしまいました PVLは全く認められず完璧なできでした 結局非常に重症な三例ともとってもお元気になったのです これを確認してから、夜遅く小樽に移動して宿泊

新装なったカテ室で

金曜日(7/14)は朝から小樽市立病院を訪問し、カテ室更新のお披露目PCIをさせて頂きました 新しい Philipsのマシンでとても快適でした CTO一例と、左冠動脈主幹部一例でした

昼は、隠れ家的な蕎麦屋さんである「きむら」で「蕎麦がき」と「ざる蕎麦」を頂きました

隠れ家的蕎麦屋「きむら」

とても美味しかったです ご主人は9年前に脱サラして自宅でこの蕎麦屋さんを始められたそうですが、その技術は非常に高度でした その結果、非常に細い蕎麦切りが可能なのですね 爪楊枝の先端と比べればその細さが分かります 蕎麦がきもおいしいですよ

おいしい「ざる」
爪楊枝と比べて下さい この細さ
蕎麦がきも試して下さい

この後ホテルで休み、夜はまたお食事を皆様方とさせて頂きました

そして本日(7/15)土曜日は 東京に移動し、J-TVT理事会に参加です 目まぐるしく日にちと時間が過ぎて行きます

京都は暑かった

予想はしていましたが、京都は暑かったですねえ 先週末は三日間 CVIT総会のため京都でした 数年ぶりの京都国際会議場だったのですが、地下鉄が延伸されて以前と比べればとても便利になりました

あっという間に京都も終わり、昨日からインドネシアの先生方が 10数名参加され、当カテ室でワークショップを行っています 本日はTAVIです

シカゴ

まったくボケています シカゴには木曜日に羽田を出て、土曜日にシカゴを出発し、結局羽田に戻るのは日曜日の夜8:00PMでした

今回始めて TVTに参加しました TVTとは Transcatheter Valve Therapiesのことで、今回が 10回目です もともと Martin Leon先生がいち早く始められた学会であり、中身は全て Structured Heart Disease Interventionです

朝から晩まで Leon先生はずっと座長あるいは discussantあるいは演者としてずっと会場におられました すごいです

ライブは Vancouver St Paul Hospitalから、あるいは Minneapolisから、さらには Chicagoから行われ、内容は TAVI, MitraClipそして TMVR (Transcatheter Mitral Valve Replacement)さらには 三尖弁に対する治療など多岐に渡りました ライブの質は非常に高く勉強になりました

既に Rotterdamでは 90%以上の症例が意識化局所麻酔でTAVIを行っているということで、それには驚きました また会の運営は素晴らしく、2019年 7月に鎌倉が主管として JTVTを開催することになっていますが、その時に向けて参考になりました

シカゴには時々訪れることがあり今回は 2014/10月以来の訪問でした 非常に奇麗な大都会であり、道路が二層になっているのが特徴です ミシガン湖のほとりにあり高層ビルが立ち並んでいます

ミシガン湖上空よりシカゴに
トランプ・タワー

食事もとてもおいしかったのですが、今回は Catch35という seafood restautantに行きました

Catch 35
Catch 35の料理

またここの後に、ラーメン屋さんに行きましたが ここのラーメンは絶品でした これまでアメリカのラーメンは一風堂が安定していましたが、一風堂の天下もそろそろ終わりか と思わせるものがありました

拉麺さん
拉麺さんの辛味噌ラーメン

今から二泊三日でシカゴです

本日 10:50AM羽田発のANAシカゴ便でシカゴに飛びます 木曜日から TVTという TAVI関係の学会がシカゴで開催されているのです 今回この学会から初めて Facultyとして招聘され初めて参加します 何だかワクワクします

シカゴにはこれまで何回も訪れ、その全米でも一番美しい町並みと風の街として有名な雰囲気はとても好きです 私立のシカゴ大学はこれまでに大学あたり世界で一番ノーベル賞受賞者を輩出してきた名門大学として有名です

到着は木曜日の 9:00AM頃で、そのまま会場であるホテルに向かい、そうですねトイレの中でも着替えてそれから参加します

現地時刻 何と日本には土曜日の 20:00頃羽田着で戻るのです まだ戻りの便の upgradeができていません 最悪 economyで戻ることになるかも知れませんが それも仕方ありませんね。

マンダレーからの便り

さっき、メールを受信し、ミャンマーでの全国ニュースの映像を受信しました

ミャンマーでの全ての日程終了

今、バンコク国際空港隣の NOVOTELで 7時間近くの羽田行きトランジットを過ごしています

マンダレーから Bangkok Airwayによりバンコクに飛びました これで今回のミャンマーでの日程の全てを終了しました 都合 2.5日間の日程でヤンゴン、マンダレーと両方の最高病院 General Hospitalを訪問しました 結局CTO 4例、非常に困難なTRI一例、診断カテーテルからTRIに移行する症例 1例の計 6例の治療を院内ライブ形式でさせて頂きました その過程で 23年間の空白が埋まりました また本当に活発に討議が行われ、お互いにとても勉強になりました

本日最後の症例は、マンダレー丘から降りてホテルで朝食をとり、 8:00AMに Manalay General Hospitalに行き、結局 9:00AM頃から開始しました 開始が遅れたのには理由がありました、それは SHIMAZUのマシンが朝立ち上がらなくなっていたのです しかし、再起動かけることにより正常に作動し奇麗な画像を見せてくれました

患者さんは 42歳男性で トレッドミル陽性のため自覚症状は無いものの、カテとなった患者さんです 診断カテーテルの結果、大きな右冠動脈#4PD近位部で 99% delay、左冠動脈回旋枝には三箇所 99%狭窄があり、左前下行枝は #7で長さ 3cmぐらいの石灰化したCTOでした すごい重症ですよね

この患者さんに対して両側TRI 7Frで臨みました どこから手を付けるか、あるいはCTO開通に不成功の場合にはコストも考え、冠動脈バイパス手術にまわすべきか 色々な議論が行われました 何しろ冠血行再建術をコストで比べれば 圧倒的に冠動脈バイパス手術の方が多枝インタベよりも安価なのです

この患者さんに関しては、親戚一同PCIを臨まれ、PCIで行うことになったのです まずは左冠動脈回旋枝に対して、分岐部でしたが、 modified Jailed balloon techniqueにより薬剤溶出性ステントで治療し、ついで左前下行枝のCTOに向かいました レトロに向いた副血行路はこの時点で見つかりませんでしたので、順行性アプローチで行いましたが、Gaia-Thirdにより通過させることができ、こちらも薬剤溶出性ステントを一本入れました そして、最後に#4PD近位部に対しても薬剤溶出性ステントを入れ、結局 3本の薬剤溶出性ステント植え込みによりこの重症三枝病変を治療することができました とても良かったです

この後、ミャンマーの先生の症例発表があり、僕がコメンテーターとして参加しましたが、11:00AM過ぎに空港に向かって病院を後にしました 今回の Mandalayでの主役は Professor Kyaw Soe Winです

Professor Kyaw Soe Win

ところでミャンマーの人々の信仰心 (大多数が仏教です)はとても強く、ヤンゴンの金のパゴダを訪れている時に見た光景ですが、若い女性が一生懸命サンスクリット語で書かれた経典を読みながらお祈りを捧げているのです とても物静かな感じの女性でした

ヤンゴンの金のパゴダで
お祈りを捧げる若い女性

Mandalay Hill Climb

今朝は 5:30AMにホテルを出発し、マンダレー城お堀沿いにマンダレー丘に向かって自動車で移動しました 頂上まで車で 15分以内でした 上り道は、歩行者も車もマウンテンバイクも同じ道を登っていきますが、道は狭く舗装もされていませんので歩行者を傷つけないかヒヤヒヤでした

マンダレー丘からの日の出

丘の上には、Sutaungpyai Pagodaというパゴダがあります

パゴダ正面

このパゴダは Yangonの金のパゴダと異なり、アラビア風のものであり、グラナダにあるアルハンブラ宮殿と雰囲気が似ています しかし、仏教寺院であることにはかわりなく正面にはお釈迦様が座っておられます

お釈迦様
アラビア風の造り

パゴダからはマンダレーの市街地が一望のもとに見渡すことができます 正面には王宮があり、広大な一角を占めていました

マンダレー市街地と王宮

当初ホテルとの往復には 1時間以上かかると言われていたのですが、早朝でしたので 40分ぐらいで往復できたため、ホテルでゆっくりパッキングしています これから病院でCTOを治療し、そのままバンコクに飛ぶ予定なのです