日本循環器学会総会終了

16:40 – 18:10までの meet the expertのセッション座長を行いようやく日本循環器学会総会 in 金沢から帰途につきます

この最後の座長のセッションでは自分の知らない世界を色々と勉強させて頂きました

この3日館金沢市内の移動は基本的に自分の足で歩くばかりにしました 運動と、折角の金沢をもっと良く味わおう、という気持ちからでした 毎日 10Km以上は歩き、今日はもっと歩いたと思います

金沢の料亭街

金沢はいいなあ

僕は実は大阪大学医学部を受験する前、本気で金沢大学医学部を目指しました 実際、受験のための宿もとりました しかし、最終的には大阪大学を受験したのです

その理由は、当時国立大学一期校の入学試験に引き続いて、横浜市立大学医学部入試があったのです 要するに、国立大学一期校の入学試験を終えてすぐにその翌日に横浜市立大学医学部の入試を受験することができたのです

しかし、良く考え下さい 未だ北陸新幹線など無い時代です それを実現しようと思えば確実に受験終了後その日に東京まで戻らねばならないのです

これは当時の交通状況では50%ぐらいのリスクを有していました そしてその考察から、僕は泣く泣く金沢大学受験を諦め、大阪大学を受験したのです

そんなことをこの日本循環器学会金沢大会に来て思い出しました それはもう 45年以上昔のことです しかし、金沢はその間 何も変わっていませんでした あるがまま 僕の記憶にあるがまま そんな金沢でした

昨日深夜より金沢に入り、日曜日夜遅くまでここにとどまらねばなりません どうやって時間潰すか 最初は逡巡しましたが、大丈夫です 数々の心地良い喫茶店を既に見つけました 喫茶店でゆったりと時間を過ごし、自分の過去の圧縮された時間スケールを戻し、自分寺院をリフレッシュするつもりです

それが金沢の魅力です

本日ライブ治療の顛末

さて、今朝はライブ前に偉そうなことをこのブログで表明しましたが、その結果はどうだったのでしょうか? 皆様方 興味津津でしょうね

今朝は 4:30AMに覚醒 ダラダラと時間を過ごし、 7:00AMにホテル食堂に朝食食べに行きました 食堂には顔見知りの皆が数名揃っており一緒に朝食を食べました

実は この日 7:30AMに待ち合わせ、とか言っていたのに、自分が勝手に間違えて 「7:00AMなのに誰も来ていない、一体どうなってるんだ」とか思っていましたが、途中で 「ああそうだ 7:30AMに待ち合わせしたんだ」とかまっとうな頭に戻りました

そして、 8:10AMにはホテルを出発し、佐賀県医療センター好生館 という佐賀県随一の大病院に向かったのです

病院到着は 8:30AM頃 カテ室には部長の吉田先生はじめ皆様方が迎えて下さいました 僕は症例情報も十分には把握していませんでしたので (これは好生館病院のfaultではありません、僕は以前から表明しているように事前に不要な情報を得ることを潔しとはしてしていなのです)、まずはシネを見ることにしました 予め得ていた情報では「まず不可能な左前下行枝近位部慢性完全閉塞」でした そして実際にシネを見ると全く同じ評価でした

それでもその困難な慢性完全閉塞をやらざるを得ない状況にだんだんと追い詰められて行ったのです 結局やりました 順行性にはもちろん解離腔に進んだため、逆行性のほうとんど不可能と思われるルートを進み、最終的には素晴らしい仕上がりで成功裏に終了しました

ああああああーーーーーー 今週何とものすごく難しい慢性完全閉塞を4例立て続けに成功させたぞーーーーっ

まあ今回も学ぶところ多く、自分のPCI手技の向上には随分と役立ちました その意味で良かったですね

本日は佐賀市において「九州トランスラディアル研究会」

昨夜 福岡空港経由で佐賀市に入りました 佐賀市は鍋島藩のあった都市で、とても美しい街です

市の中心には佐賀城跡があり、そのほぼ全周が奇麗に整備されたお堀で囲まれており、その一周は 2Km x 4ぐらでしょうか 以前一人でその周りを歩いて回ったことがありますが、とても奇麗でした

佐賀城址とホテル ニューオオタニ
佐賀城址

本日は「佐賀県医療センター好生館」でお一人患者さんを治療させて頂きます 事前にチラリと見させて頂いた情報ではとても困難な慢性完全閉塞でした 正直 PCIそれもTRIの適応なのか? と思いました しかし、患者さんが強く望まれている、とのことですので、結果のいかんにかかわらず当たり前ですか全力で臨ませて頂きます しかし、現実は厳しいかも

僕の望みは、僕の限界がPCIという技術の限界に達する、そこまで自分を追い込んで頑張る、ということです それが患者さんに対する誠意と思います でも、肝心なことは今より状況を悪くしないこと、つまり合併症を起こさないことです

坂総合病院でのPCI院内ライブ

今朝は、 7:30AMに自宅出発し、途中で色々と時間潰しながら新幹線で仙台駅まで移動しました

仙台に移動してからは、11:00AM前の早めの昼食を「蕎麦」に決め、そこに出掛けしました しかし、正直「またやってしまった」という気分でした

移動したのは、それこそ外からの見てくれはなかなか落ち着いた、いかにもここには走らねば行けない、というような店構えの蕎麦屋さんです 売り物は自家製山形蕎麦です

ち着いた佇まいの蕎麦屋さん

しかし、その庭先に入った途端、昔の忌まわしき記憶が蘇りました それは、「とんでもない田舎蕎麦、プロの仕事とは思えない」というものでした そして、案の定今回もそうだったのです 見て下さい 蕎麦はもちろん手打ちなのですが、その太さの揃っていないこと とてもプロの仕事とは思えません

不揃いの太さの蕎麦
不揃いの太さの蕎麦

実際店構えは素晴らしいのですが、「またやってしまった」という気分でした

またやってしまった

しかし、食べ何とかサイトでは上位にランクされているのはどういうことでしょう まあ人それぞれですかね これ以上文句を言っても仕方ありません

さて、この日は 仙台近郊 多賀城にある坂総合病院に初めてPCIを行いに来たのです この病院にはかつて鎌倉で修行した渋谷君がいるのでした

僕に割り当てられた症例は二例で、両者とも右冠動脈の慢性完全閉塞でした 二例目はステント内閉塞であり、一度試みられ不成功に終わった症例でした しかし、うまくやりました 16:00には二例とも終了し、仙台に移動しました

坂総合病院
坂総合病院

本日のライブ

昨夜遅くに小樽に入り、そこで一泊

8:30AMにホテルを出発し小樽市立病院に向かいました 本日はSlender Club 小樽ライブであり、その最初の症例を治療させて頂きました

右冠動脈近位部慢性完全閉塞、そしてはっきり見えませんでしたが、左前下行枝近位部にも高度病変が存在する可能性がありました 今回も済生会西条病院 金子 先生が助手をして下さり、もう息があっているのでとてもスムーズに手技を行うことができました

両側経橈骨動脈的冠動脈インターベンションにより、6Fr guiding cathetersを用いて行いました 右冠動脈は幸い順行性に通過し、DESを三個植え込んで終了 続いて左前下行枝にワイヤーを通し、IVUSで確認するとやはり左前下行枝は入口部から mid portionまで石灰化した高度狭窄を認めましたので、そちらの治療に移行しましたが、ステントがなかなか通過できず、結局 4Frの子カテを用いてDES2個を植え込みました 手技は成功裏に終了でき、ほっとしました

今は千歳空港ラウンジで飛行機を待っています

昨日のTAVIと、本日

昨日はTAVI 二例実施、一例目はアメリカに旅立つ落合くんの独立に向けての症例でした もちろん万全の体制でばっちりでした

二例目は開心術後の難しい患者さん 非常に緊張しながら行いましたが、非常にうまく行きました これしか無い! というピンホール的手技でした 終わればすぐに患者さんは覚醒され、「えっ、もう終わったのですか?」ととてもお元気に話しかけられました 素晴らしいです

その後二件の緊急PCIもあり、心臓外科の先生方にも大活躍して頂きました そして、今朝は早朝 3:30AMに起床、「お前 それは時差ボケだろ」と言われますね 今 6:00AM 札幌日帰りの旅のため羽田空港に向かっています

本日は日帰り函館出張

今朝は 4:30AM起床し、6:50AM初の羽田発函館行きANA便に搭乗すべく 4:55AMに自宅を出発しました 病院に立ち寄り所用を済ませ、羽田空港到着が 5:50AMでした これだけ素早く羽田空港に何時も到着できれば楽なのですがねえ

9:00AMまでには病院カンファランス室に到着せねばなりません 今日はその後、羽田経由で鎌倉に直帰です 不確定要素は天候でしょうか

昨日は ARIAのため日帰りで久留米へ

火曜日にはTAVIを行いました 非常に難しいケースでしたが、何とかやり遂げました

そして、昨日水曜日は 7:30AMに鎌倉の自宅を出発し、9:00AM発の ANA福岡行きに搭乗し、そのまま福岡へ、そして空港に着くなりタクシーでそのまま九州自動車道を西に移動し、久留米に行きました 福岡空港は滑走路拡張工事のためここ数年間はずっと工事で毎日のように入り口が変更になります

この日はタクシーに乗り、高速で久留米市に そして、12:00丁度ぐらいに久留米駅近くまで到達しました そこでまず、「ふぢ井」という行きつけの鰻屋さんに行ったのです

この「ふぢ井」の名物は「うなわさ」丼です 鰻の蒲焼きを小さめに刻んでそこにわさびをピリリと混ぜ、それをごはんの上にまぶした丼なのです

ふぢ井
ふぢ井
うなわさ丼
うなわさ丼

まあ久留米を訪れることがあれば、一度は味わって下さい ピリリと美味しいですよ

そして、12:40頃には、やはり久留米駅の近くにある「新古賀病院」を訪問しました 今年で二回目です この日は、福岡国際会議場でこの日から開催された ARIAというインターベンションのライブデモンストレーションに術者として参加するためでした この日は新古賀病院からライブデモンストレーションを福岡まで飛ばしたのです

僕の役目は 13:20からのライブデモンストレーション術者でした 病院に到着し、着替えてから初めて症例のシネを見ました 症例は左冠動脈前下行枝の慢性完全閉塞でした 逆行性アプローチはまず無理、と予想される症例でした

実際の手技開始は 13:15より始め、13:20の開始時刻ギリギリでした 初めにそれ以前の症例の結果紹介があり、僕自身の放映開始は 13:40頃からでしょうか 何しろ閉塞部の断端が何処にあるかなかなかわからず かといって固いワイヤーで強く刺せば途端に血管外に出てしまいそうな雰囲気で敗色濃い雰囲気濃厚でした

でも頑張りました 何しろ慢性完全閉塞は二段階だったのですが予想に反して近位部慢性完全閉塞はとっても固く、結局ワイヤーは真腔を通過していたのですが、ワイヤー全体が慢性完全閉塞部分の線維性組織に完全にトラップされ、しかも石灰化部分で弾かれる、というとてもワイヤーのコントロールに技量が必要なものでした

それでも一歩一歩着実に自分の領地をかせぎながら最終的には Ultimate Bross 3により左冠動脈前下行枝の真腔を完全に捉え、最後は 2.5 x 38mm + 3.0 x 28mmと二つの薬剤溶出性ステントを植え込みきれいな出来で仕上がりました

この間、福山循環器病院の竹林先生が IVUS commentatorとして有益な情報を下さりましたし、川崎先生はご自分の手技を終えられ、何かと励まして下さいました 感謝です

川崎先生(左)と竹林先生(右)
川崎先生(左)と竹林先生(右)

今回は我ながら神がかり的にこの難しい慢性完全閉塞を成功することができました 終了後、すぐに病院を出発し、とんぼ返りで福岡空港から 16:40発の ANA便で羽田空港まで戻り、そのまま鎌倉に戻ったのです うまくいって良かった

スーパー北斗

札幌駅と函館駅を結ぶ特急気動車が スーパー北斗です この気動車 (いわゆるディーゼル車)は歴史的に有名なのですが、その理由というのは、JRで初めての「振り子電車」なのです

函館線は噴火湾に面しカーブが多く、通常の車両であれば、脱線の危険があり速度を出せません そこで考えられたのが「振り子電車」なのです 車両が重心を下にするようにカーブでは台車に対して移動し、重心の位置を変えていくのです

振り子電車誕生 というニュースを知ったのは僕が未だ 20歳ぐらいの時ではないでしょうか そのテクノロジーに胸踊りました でも事実はわかりません 今少し調べるとどうやら 1970年頃のニュースですので、僕はその時 20歳でしたね 既に大阪大学医学部学生でした

今日は何れにしてもこれから函館です