初めて乗った北海道新幹線

金曜日 16時過ぎの新函館駅始発の北海道新幹線に乗りました 新青森駅までは青函トンネルをくぐるため新幹線のスピードではなく在来線のスピードとなるため意外と時間がかかりました それでも高速区間で全く振動しないことに驚きました 乗り心地は各地を走っている新幹線の中で最高だと思います

JAL City AomoriにおいてTAVI関連の講演会が開催され、そこで講演させて頂きました 宿泊はそのホテルだったのです そして、今朝の便で青森空港を飛び立ち羽田そして鎌倉に戻ってきました

日曜日夕方からTAVI尽くしで終わった一週間、各地を飛び歩いた旅でした 流石に疲れましたね

札幌から函館 そして青森に移動

函館の僕の定宿は札幌東徳洲会病院心臓センターに歩いて 5分、地下鉄東豊線新道東駅には歩いて1分、そして丘珠空港にはタクシーで10分以内の便利な場所にあります

今朝は、丘珠空港にタクシーで移動し、小さなターミナルビルの中にある「丘珠キッチン」でまず「丘珠カレー」を食べました

丘珠キッチンの丘珠カレー

それから丘珠-函館のHAL-JAL便に搭乗し、函館に移動しました まだお腹は空いていないのですが、やはりここは抑えておかねば、という「大三坂」にある蕎麦「久留葉」で蕎麦を食べました おいしい蕎麦です

芝海老かき揚げ蕎麦
大三坂蕎麦「久留葉」

ふーっ

何だか目まぐるしく日にちが過ぎていきます まるて日めくりカレンダーのようにパラパラパラパ日にちが変わっていくのです

そして日にちと日にちの間にあるのは3時間程度しか眠れない不眠状態です 何でねれないのかなあ つらいなあ

水曜日は札幌東徳洲会病院で午前中難しめのTAVI 2例 実施しました 90歳超の方が翌日にはお元気になられ ICUで車椅子に座っておられる時に 「ずっと旭川に住んでおられるのですか?」「うーん生まれもそうなんだよ ずっとだね」「今どこか苦しくないですか?」「すごく楽ですよ」などという会話を取り交わし 自分の心の中はほっとしました

それから短い昼食をとり、そして院内ライブをしました これは主目的がIVUSだったのですが、結局 15:00過ぎから 17:00前までに三例のPCIをしたのです やっぱり僕の実力が出ましたね やる前は「えーっ、今からPCI? もういやだなあ」という感じだったのですが、やっぱり体にPCIが染み付いているのですね やり始めると勝手に体が動きます そりゃあそうですよね 僕が初めてPCIを行ったのは 1981年ですから既に36年間もやっているのです

先日開催された EuroPCR2017では Andreas GruentzigがPTCAを開始してから 40年目の節目ということでセレモニーが行われましたが まさしくその中の 36年間も僕の体にPCIが染み付いているのですよね

そして昨日は午前中に二例のTAVIをしました 特に二例目は 90歳超の方で心機能も悪く非常に危険な状態でした PCPSも必要かも と考えられていた患者さんであり、しかも左冠動脈が低く弁尖の石灰化のために左冠動脈主幹部閉塞の危険も考えられていた症例です しかも大動脈がものすごく蛇行し、S3も途中から上げられなくなりました これら全ての障害を最終的に乗り切り成功しました 結局 1.5時間で終了です この患者さんも現在はお元気です

そして今朝は流石に疲れ果て札幌の自分の部屋で 6:30AMまで体を休めました そしてもう暫くしたらば函館に飛びます 今日は函館経由青森です

本日は日帰り函館出張

今朝は 4:30AM起床し、6:50AM初の羽田発函館行きANA便に搭乗すべく 4:55AMに自宅を出発しました 病院に立ち寄り所用を済ませ、羽田空港到着が 5:50AMでした これだけ素早く羽田空港に何時も到着できれば楽なのですがねえ

9:00AMまでには病院カンファランス室に到着せねばなりません 今日はその後、羽田経由で鎌倉に直帰です 不確定要素は天候でしょうか

スーパー北斗

札幌駅と函館駅を結ぶ特急気動車が スーパー北斗です この気動車 (いわゆるディーゼル車)は歴史的に有名なのですが、その理由というのは、JRで初めての「振り子電車」なのです

函館線は噴火湾に面しカーブが多く、通常の車両であれば、脱線の危険があり速度を出せません そこで考えられたのが「振り子電車」なのです 車両が重心を下にするようにカーブでは台車に対して移動し、重心の位置を変えていくのです

振り子電車誕生 というニュースを知ったのは僕が未だ 20歳ぐらいの時ではないでしょうか そのテクノロジーに胸踊りました でも事実はわかりません 今少し調べるとどうやら 1970年頃のニュースですので、僕はその時 20歳でしたね 既に大阪大学医学部学生でした

今日は何れにしてもこれから函館です

久しぶりの函館

昨日は午前中 札幌東徳洲会病院で外来診療を行い、その後 14:00の丘珠発 函館行きの HAC (Hokkaido Air Commuter)便に搭乗しました このまま市立函館病院カテ室に直行し、若い先生がPCIされるのを「指導」させて頂きました

そして、夜は国際ホテルて講演を行いました 函館には毎年数回訪れているのですが、今年はどうでしょうか? これが初めてだったかも知れません 函館は歴史と文化があり、とても好きな街です 本日はこれから羽田に戻ります

札幌東徳洲会病院心臓センターのサンタさん

本日は 12月25日クリスマスでした 僕は朝札幌に飛び、外来をしてから、今は函館にいます

その合間を縫って札幌東徳洲会病院心臓センターに入院しておられる患者さん達をサンタさんとして病棟そしてカテ室のスタッフと訪問しました

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本日は

昨夜 TAVIの後に函館に入り、今朝から市立函館病院新設カテ室オープンを記念して、PCIを行わせて頂きました

新しい Philipsの二台のカテマシンで、とても快適にPCIを行わせて頂きました

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函館「ばる街」と久しぶりの自転車ツーリング

s20130421-032004年から函館では旧市街を中心に、年2回春・秋と、それぞれ一日ずつ バル街 という催し物が開催されているらしいのです 僕はその存在を全く知りませんでしたが、何と今年の春は 市立函館病院を訪問し、PCIをさせて頂いた 4月19日金曜日がまさしくその日だったのです

PCIを大成功に終了し、そのまま バル街に繰り出しました このバル街というのは、旧市街にあるレストラン、バー、その他のお店が協力して、それこそスペインの BARのように、ちょっとした飲み物と、ピンチョス(スペイン語で爪楊枝のこと、翻ってそれが爪楊枝で刺してとめてあるおつまみを指す)を楽しみ、場所によってはライブ演奏も楽しめる、という粋な催し物です 今年は何と68のお店が協力しました

参加者は事前に5枚綴りのチケットを購入します 当日券では 4,000円ですが、前売り券は 3,500円とお得です バル街に参加しているお店に行き、そのチケットを差し出すと、チケット1枚に対して、飲み物とピンチョスの組み合わせ一セットが出てきます そして幾つかのお店ではライブ演奏していますので、その演奏予定時刻表を見ながら次々と移動して楽しむのです

今回僕は、8箇所のお店を渡り歩き、5箇所でライブ演奏を楽しみました 最初にピアノとフルートの演奏、フルートには 市立函館病院カテ室でもお会いしたことのある放射線技師の方が演奏されていました その次に、ギター独奏、次にバイオリン、ピアノ、コントラバス、パーカッションによるバンド、そして次はあの有名な洋食屋「五島軒」で、本格的なバンド演奏、これは20名ぐらいの金管楽器を中心とした本格的なバンド演奏でした、おまけにピンチョスには、あの有名な世界で一番おいしい、とも言われている五島軒のカレーも出てきたのです、そして、最後はもう築何十年という「函館市公会堂」で開催された、チェンバロ、フルート、トランペット、サックス、パーカッションそしてボーカルによるコンサートで締めくくりました

こんなにたくさんのライブ演奏を聴いたのは初めてで感激しました その一部写真は昨日掲載しましたね

そして、昨日4月20日土曜日は久しぶりに自転車ツーリングに行きました コースは大沼駅出発し、森町までの約 50Kmであり、最初の30Kmぐらいは下り基調です 基本的に「駒ヶ岳」を左に見ながら回り込むコースでした 良かったですねー、久しぶりの長距離なのでとても辛かったのです 特に、海岸に出てからは強い向かい風、そうですね向かい風5m以上あったのですはないでしょうか 5mということは時速にすれば13Km/Hですので、自転車の僕の巡航速度が20数キロとすれば、いかに強い向かい風かがお分かりでしょう

それに大沼駅を出発しだす頃から何とヒョウが降りだし、とても寒い中で震えながらの出発でした ずっと天気は悪かったのです

ということで写真を掲載します

出発点大沼駅駒ヶ岳s20130421-04

激しいPCI

木曜日夜 札幌丘珠空港から函館に入りました 足が痛くて痛くて、歩くのも辛い状況でした その夜は蒔田先生と食事し、眠りについたのですが、足が痛くて満足に眠れませんでした

それでも、4月19日金曜日は、9:00AMより市立函館病院で慢性完全閉塞2例に対するPCIが予定されていました 送られてきたシネ、普段は事前に見ることは無いのです、だって、見たからといって状況が変わる訳ではないし、心にストレスがかかるだけで、特に事前に色々と戦略を練る程のことでもないし、所詮はその場の判断力が実力だ、という信念があるからです

でも、何故か今回は見てしまいました そうしたらば、「えーっ、これって無理でしょ」というものでした

とはいっても行わざるえません、第一例目は苦闘3時間、造影剤総量 350mlで行いました 患者さんは 85歳くらいの方で、何年も前に既に左冠動脈前下行枝近位部からの慢性完全閉塞が分かっていた方です それでも患者さんはそこに対するPCIを拒否されてきたのです 今回狭心症再発のため冠動脈造影が行われ、まったく同じ左冠動脈前下行枝慢性完全閉塞と、右冠動脈2か所の新規病変でした 冠動脈は全体に激しく石灰化し、昔右冠動脈2か所、左冠動脈回旋枝近位部に薬剤溶出性ステントが入っておりました

右冠動脈はバルーンも通らず、Rotablator 1.75mmをしたのです、そして、バルーンの後、中隔枝からレトロで前下行枝に入りました どうしても Corsairは中隔枝から左冠動脈前下行枝に入らないので、Finecross-GTにして左冠動脈前下行枝に入りました それから、Gaia-first -> Ultimate 3G -> Conquest-Pro 9 -> Conquest-Pro 12 で近位部への穿通を試みるのですが全く歯が立ちません カチンカチンでした

順行性から、Finecross-GTで Gaia-FIrst -> Ultimate 3G -> Conquest-Pro 9 -> Conquest-Pro 12とするも、これも穿通できません お互いのワイヤー先端が幅数ミリで対峙するのですが、とにかくその部分がカチンカチンなのです

それで、順行性にConquest-PR 8-20を行い、ようやく対角枝に向かっていきました 造影で、ワイヤーが対角枝にあることを確認できましたので、Sapphire-II 1.0mmで途中まで拡張するも、全く通過できず、このため Tornus-Proを取り出し、これでようやく対角枝に通過、ワイヤーをロータブレーターワイヤー・エクストラサポートに置換し、Rotablator 1.5mmをして、それから最終的に2.5mm balloonにより左冠動脈前下行枝近位部から対角枝にかけて拡張しました、そして逆行性にやはり Conquest-Pro 8:20によりようやく穿通し、Ultimateを用いて順行性ガイドカテ内に到達し、順行性ガイドカテ内でアンカーをかけて逆行性Finecross-GTを順行性ガイドカテ内に引き込み、あとはExternalizationを行ってから 左冠動脈前下行枝に対して薬剤溶出性ステント3個、右冠動脈には子カテを用いて薬剤溶出性ステントやはり3個植え込んでばっちり大成功でした

途中血圧が 50mmHgぐらいに低下したり、ストレスの多い手技でしたが、強い心で乗り切りました それにしても激しいPCIでした 思い返せば僕のPCI人生の中で、同一患者さんで、同じセッションで右冠動脈と左冠動脈前下行枝の両者に対してロータブレーターをしたのは初めてです まして80歳超の方なのにです

この方が終わり、すぐさま次の症例にかかりました この方は 70歳前の方ですが、腎機能低下があり、あまり造影剤を使えない方でした 左冠動脈前下行枝は左主幹部分岐部から慢性完全閉塞で、ありその対角枝が分岐し、その対角枝にも90%狭窄ありました 左冠動脈回旋枝末梢から左冠動脈前下行枝に向かって副血行があるのですが、途中は cork screwであり、とても使えそうもありません かといって、中隔枝もダメそうでした

8Fr ガイドカテを用いて、対角枝をまず拡張し、IVUSで観察すると左冠動脈前下行枝入口部が確認できましたので、順行性にIVUSを置きながら、Finecross-GT + Gaia-First -> Conquest-Pro12により左冠動脈前下行枝に刺入し、XTRに置換したところ、慢性完全閉塞末梢の中隔枝に抜けたので、1.5mmで拡張後、Crusadeを用いてFielder-FCにより遠位左冠動脈前下行枝を確保し、薬剤溶出性ステントを3ついれて大成功でした

この症例は1時間ぐらいで終了し、造影剤も 200mlで済みました

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