唐津から福岡へ

結局昨夜(10/13)は講演会の後、「唐津」と言えばここ、とも言える鮨の名店「つく田」に行きました つく田の松尾雄二さんは、鮨職人の中でも天才と言える方です その「本手返し」は芸術的で無駄がなく確実なものです

僕もPCIの技術が松田さんの本手返しのように何時かならんかな と思っています

皆で写真を撮りました

松田 雄二さん、川崎先生、森先生と
松田 雄二さん、川崎先生、森先生と

そしてその夜は 唐津シーサイドホテルに宿泊し、朝車で福岡東まで移動 本日10/14は国家公務員共済組合連合会 千早病院でPCIを二例させて頂きました 大庭 百合賀 先生とは経橈骨動脈的冠動脈インターベンションを通じて以前より知り合いですが、この病院を訪問するのは初めてでした

国家公務員共済組合連合会 千早病院
国家公務員共済組合連合会 千早病院

病院にはSHIMADZU製のシネアンギオ装置が設置されていました 画像は申し分無い質でした

一例目の患者さんは難しかったですが、何とか切り抜けました 二例目も難しかったですが時間内に終了したのです

カテ室に終了後看護師さんや技師さん達も集まって下さり楽しい集合写真を撮りました 皆若いですねっ

カテ室での集合写真
カテ室での集合写真

昼食後、今 福岡空港ラウンジです 飛行機は少し遅れそうです 夜は東京で講演、そして明日からインドです 時間に追われています

久しぶりの仙台ネットワーク・ライブデモンストレーション

昨日は数年ぶりに仙台ネットワーク・ライブデモンストレーションに参加させて頂きました

金曜日の夜の特別講演に招聘して頂き、お話した翌日土曜日には朝から東北薬科大学付属病院でPCIをさせて頂きました 非常に難しい右冠動脈のCTOであり、僕の持てる力を全て出し尽くしましたが残念にも不成功に終わりました ライブデモンストレーションでCTO不成功に終わったのは何だか久しぶりですがこれも現実ですので受け入れましょう

仙台から夕方の便で福岡に移動 本日は福岡ドーム近くで講演です

ところで、鎌倉ライブデモンストレーションのプログラム作成を皆で共同で行っている過程で一つの方法論を編み出しました

CVIT2015

7/30(木)から三日間 福岡ヤフオク・ドームとヒルトン福岡シーホーク・ホテルを舞台に CVIT2015が開催されました 久留米大学医学部の上野先生を学会長に、そして九州の主だったインタベの先生方が全面的に協力されて開催されました

学会は大成功であり、たくさんの医師、コメディカルの方々が参加され、しかも大変活気のあるものでした

僕はと言えば、既にリタイアの身ですので積極的には動くわけには行きません それでも化石には化石の生き方があり、それなりに忙しかったのです

まず木曜日の早朝鎌倉の自宅を出発し、8:30AM発の羽田-福岡便で学会場に入る予定でした しかし、そもそも夏休みにはいるところで道路が渋滞し、しかもこの日は湾岸自動車道がベイブリッジで事故のため大渋滞、そのため飛行機を何便も遅らせてようやく学会場に辿り着いた時には既に僕の座長開始 12:10の 15分ぐらい前、というギリギリセーフでした

それから各種dutiesおよび dutyではないものの出席が必須の会合などをこなし、ようやく 8:01(土)の 10:00AMまでの座長を終えて開放されました

それにしても暑くて暑くて、ただでさえ暑い福岡に、何しろドームなので空調が不十分でとても暑いのです

そんな訳で鎌倉に戻って来れた時にはほっとしました

今回も色々とインスパイアされることがあり、また新たな局面に対して挑戦する姿勢を新たにしました

ARIAでのライブ

昨日は朝から外来を行った後、18:00の Skymark Airlineで福岡に飛びました Skymarkは初めて搭乗したのですが、乗った便は Airbusの新しい機体であり、一般席が横7列と、JALやANAの横8列と比較して席にゆとりがあり、しかも驚くべきことに、飛行中は、無料で Wi-Fi経由でインターネットに接続できるのです

座席は満席でした とても良い便だと思いました

そして、新しく昨日立ち上がった九州を中心としたライブデモンストレーションである ARIAの懇親会に参加しました 乾杯の音頭をとるのが僕の役目でした

この後、10名ぐらいで会食し、23:00頃に会食場所を発ち、九州自動車道を飛ばして久留米に向かったのです、そして久留米の歴史あるホテルである翠香園にたどり着いたのは真夜中となっていました

今朝は久留米の新古賀病院から講演とライブデモンストレーションの役割が割り当てられていました

8:00AM前に病院カテ室に行き、症例を観察しました 症例は 50歳台の比較的若手の男性であり、今回初発の心不全のため新古賀病院に入院され、諸検査の結果、左冠動脈前下行枝が起始部から慢性完全閉塞となっており、心尖部には高速となっている、ということでした CT冠動脈造影では順行性には石灰化も多く、困難が予想されました シネを良く見ると、High Lateral Branch -> epicardial collateral -> diagonal -> diagonlaから左冠動脈前下行枝の慢性完全閉塞部位、というルートがあり、また右冠動脈より中隔枝経由のルートもありました

8:30AM – 9:00AMカテ室から回線をつないで、TAVIについてのプレゼンを行ったのです

そして、プログラム上 9:00AMより新古賀病院カテ室から問題の左冠動脈前下行枝入口部からの長い石灰化慢性完全閉塞の治療の入りました 実際にはプログラムは遅れ、放映開始は 9:10AM頃であったように思います 両側7Fr TFIにより、EBU4.0 + AL1.0で入りました 最初からHigh lateral branchからの副血行を狙い、Corsair + Sionで入りました 比較的用意にSionは対角枝に抜けましたが、Corsairが例によって通過できないので、Kusabiを用いてFinecrossに置換すると簡単に抜けました しかし、その先近位にはSionはうんとも進みませんでしたので、そこに置いたまま同じガイディング・カテーテルを用いて Caravar + XTA -> Gaia-1st -> Gaia-2nd -> Gaia-3rdと step upしていったのですが、左冠動脈前下行枝入口部閉塞は硬く全くワイヤーは進みませんでしたので、Conquest-Pro9にしたところ、徐々に進みました 慎重に進め、Spider View -> Straight Cranial Viewとして勧めたところ、CT冠動脈造影でもはっきりしている左冠動脈前下行枝近位部の高度石灰化陰影からは1mm – 2mm離れて進むのです 会場からは、subintimaを進んでいると指摘されましたが、そんなこと言ったって、ガイドワイヤーがそこにしか行かないものは仕方ありませんので、そんなことには耳を傾けませんでした そして、Caravarをすの部位まで進めてからXTAに置換し、こで一旦このルートは韭子しました

ここで埒あかなくなったため、今度は右冠動脈より中隔枝を狙うことにしました そして、中隔枝を数本狙ったのですが、どれもダメでした

結局今度は逆行性対角枝のワイヤーをUltimateに変えたところ、少し近位に進んだのですが、そこでうんともすんとも進まなくなったので、Conquest-Pro9に交換したところ、今度は Con-Pは石灰化ブロックにはねられ、すぐに先端が解離腔に入るようで Ultimateが到達したところまでも進みませんでしたので、このルートも諦めざるを得ませんでした そして、最後の手段として順行性ワイヤーとして留置してあったXTAをUltimateに置換し、慎重に勧めたところ、石灰化ブロックに当たったり、避けたりする感覚がワイヤー先端から伝わってきましたので、ワイヤーを回転させて進めたところ、何とそのまま真腔に抜けました カテ室では歓声が上がったのですが、僕はそれでも慎重でしたし、「そんな甘くはないよなあ」と思っていました

しかし、Ultimateは distal diagonalに抜け、そしてワイヤーを進め直すと明らかに左冠動脈前下行枝の真腔を進んだので、流石の僕もこれは間違いない、と思いましたので、1.5mm balloonで拡張後、IVUSをすると、何と最初から最後まで真腔どまんなかを通過していたのです

後は、薬剤溶出性ステントを植え込んで奇麗なできとなりました 勝因は相手に合わせて巧みに押したり引いたり、戦略を可変で行ったことだと思います 川崎先生や、山本先生とも成功の喜びをわかちあいました

成功を喜んで
成功を喜んで

あっという間に時間が過ぎていく

水曜日に時差ボケの中 ワシントンDCから成田に戻ってきました

翌日木曜日は、外来終了後、重様な案件で東京まで出かけました 夜そんなに遅くない時刻に自宅に戻り、その後爆睡

金曜日は、外来終了後、PCIと、初めてのあるインターベンション治療を行いました この日は、デトロイト St Jon病院のカテ室長を務められている京都大学ご出身の、山崎先生とその部下インド出身のShin先生のお二人が鎌倉に見学に来られました 夜は鎌倉で一二を争う鮨処「和さび」で、お寿司を食べました 我々三人の他に、イギリス出身でこの10年間はテキサス州ヒューストンで石油関係の仕事をされ、ちょくちょく日本に来られているという外国の方、そして、父親がロシア人という日本人の女性と5名のみでしたので、ゆっくりと大将の鮨を堪能できました

その日はインド出身の先生と随分と飲みました 彼らを大船のホテル・メッツに送り届け、自宅に戻った時には既に12:00でした

そのままバタンキュー そして、今朝は4:00AM起床、シャワーを浴び、4:45AM羽田に向けて出発 6:20AM発JAL福岡便に乗り、福岡大学病院に急ぎました

本日は福岡大学病院で九州トランスラディアル研究会が開催され、僕なんかも二例のoperatorとして招聘されたのです この研究会はなんと今回が第22回というもので、本当に盛り上がります ライブデモンストレーションはきちんとこなすことができ、今は福岡空港ラウンジで羽田行き便を待っています 飛行機の到着が遅れ、羽田到着も相当に遅れそうです

福岡空港ラウンジ

金曜日は唐津で、そして昨日土曜日には福岡で講演させて頂きました 福岡は、福岡TRIカンファランスという会でのもので、その発足当時2006年からほぼ毎年呼んで頂き、講演をしてきました。

毎年同じ会で講演する、というのは、まるで寿司屋さんに、毎晩通って、寿司の大将と勝負するようなものです。ネタの種類や、〆かた、あるいは捌き方を試し、挑戦しているようなものなのです。

毎回同じことを話していれば、「なーんだ、この一年間何の進歩も無いのね」と、誰しも思うでしょう。

しかし、現実は厳しく、一年間でそんなに自分を新たな領域に持っていくことなんてなかなかできません。逆に言えば、この会で鍛えられている、ということにもなる訳です。

唐津では、初めて「鏡山」という唐津のシンボルの一つである、小高い山に登りました。標高280メートル余りで、頂上には鏡山神社と、つつじ園という日本庭園があり、そこからの景観は玄界灘を一望に、そして、唐津の別のシンボルでもある、唐津城と、虹の松原の壮大な景観を望むことができます。昨日は雪の影響でそこまで見通せなかったのですが、晴れていれば壱岐の島まで見ることができるそうです。