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インターネット一般 (Internet General)

それにしても大事件

池野先生より送って頂いた、日経新聞の詳細記事を読むとサーバー障害がどれ程の悪影響を与えつつあるか分かります。恐ろしくなるような事態です。日本経済全体に対するネガティブな影響もこれから出てくるでしょう。

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ただの現状記述 (Daily Activities) インターネット一般 (Internet General)

あのすばらしい時よもう一度

これから札幌に入るためまたまた羽田空港ラウンジにいます。疲れきっていて、すこぶる体調不良。休みをとりたい気分です。
羽田に来る途中、「何でこんなことになってしまったのだろう」と考えました。
サーバー障害による被害はどんどん拡大しています。本日池野先生より送って頂いた日経新聞情報もひどいものです。もちろん NAUSICA AMI試験サイトも被害を受けましが、それでもほぼ完璧に復旧できたのはこの記事を見れば、奇跡に近いものです。多くのサイトが甚大な被害を受けました。これを見ればバックアップがどうの、とか管理がどうの、とかそんな簡単な問題ではないことが明らかになります。
東日本大震災により、福島原子力発電所が壊滅しました。これに大して、「想定外」という言葉が言い訳のように使われました。この言葉を弁護するつもりは毛頭ありませんが、今回のサーバー障害も想定外のものだったと思われます。「想定外」というのは、「これまで人類が経験したことがない」そして「これまでの人類の経験からは予想できない」という意味ですが・・・
世の中には二通りの生き方があります、何かことがおこれば、それに対して非難の声をあげて、それによって自分の存在を正当化しようという生き方、そしてもう一つは 何が故にそのようになったとしても、頑張って自ら動いて打開していくことにより自分を証明する生き方、僕は前者になって楽をしたいけど、どうしても後者の道を歩んでしまいます。
そもそも昔、昔というのは 1977年頃のことですが・・・
あっ、そろそろゲートに向かわねば

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インターネット一般 (Internet General)

疲れ果て

今朝は 8:00AM過ぎから 18:30までぶっ続けで外来診療 昨夕ブラジルから帰国したなんて誰も思わないでしょうね。時差ボケなんて言ってられません。過酷な外来診療です。
サーバーのことはやはりギネスものの大きな事故です。未だかつてこんなひどいことはインターネットの世界で無かったのではないでしょうか?
昨日は帰宅後、自宅に届いた生の魚をたくさん捌いて、下処理しました。大きなアジ4本は開いてから、塩と酢で締めました。小さめのアジ 16枚は背開きにして、その後どうにでも使えるように冷蔵庫にしまい、大きなタイは五枚に捌いて冷蔵庫に、そしてそのアラは煮込んで出汁をとり、頭は酒蒸し用に冷蔵庫に入れました。この作業に〆て3時間かかりました。最近は、ようやくアジの背開きをそれなりのスピードでしかも綺麗にできるようになってきました。この方面のテクニックの向上は我ながら著しい、と思います。

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ただの現状記述 (Daily Activities)

成田到着

ロンドンから強い偏西風に乗り11時間あまりの飛行の後、たくさんの到着便でごった返す成田空港に到着しました。今回の旅では色々なことがあり、強い心で自分の脳力を最大限まで追い詰めて乗り越えねばなりませんでした。良い経験でした。
明日から鎌倉での日常に戻り、外来診療とPCIに全力を尽くさねばなりません。そして、来週はいよいよ 経橈骨動脈的冠動脈インターベンション20周年記念イベントである、Kiemeneij先生との全国縦断TRIキャラバンです。

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やっぱりね

今 googleでニュースを見たところ、トップに今回のサーバー障害が掲載されいます。やはり非常に大規模な普通ではあり得ない障害だったようです。

詳細はこれを見て下さい。いや引用してしまいましょう。ヤフーの子会社だそうですね。ヤフーにとってもこれは痛手でしょう。きちんと対応しないと、これまで上り調子の Yahooの看板にも傷がつきそうですね。

ヤフー子会社でレンタルサーバを手がけるファーストサーバの大規模障害で、同社は6月23日、
共有サーバサービスとクラウドサーバサービスについて「データ復旧を行うことは不可能と判断した」
と発表した。専用サーバサービスも短期間でのデータ復旧は不可能とし、仮に復旧できたとして
も部分的にとどまるという。

 データ復旧を断念したのは共有サーバ「ビズ」「ビズ2」と、EC向けクラウドサービスの「
EC-CUBEクラウドサーバ マネージドクラウド」。「弊社ならびに外部専門業者を交え、データ復旧を
試み続けて参りました。しかしながら、極めて遺憾ではございますが、データ復旧を行うことは不可能
と判断いたしました」という。再構築は顧客が持っているバックアップデータで行うよう求めている。

 専用サーバ「エントリービズ」「エンタープライズ3」についても「短期間でのデータ復旧は不可能」
として顧客のバックアップデータで再構築を行うよう要請。復旧できたとして部分的なものにとどまる
上、復旧既刊は数カ月以上必要という。

 今後サービス約款に従って損害賠償を行うが、時期、や手続き、方法などは検討中という。同社の
レンタルサーバサービス約款では「本サービスが本質的に情報の喪失、改変、破壊などの危険が内在
するインターネット通信網を介したサービスであることを理解した上で」顧客が自らの責任でデータ
バックアップを行うものとし、顧客がバックアップしなかったことによる損害について同社は何ら責任
を負わないとしている(16条)。

 障害は20日午後5時以降に発生。大阪市の水族館「海遊館」や小林製薬の製品情報サイトなど多数の
Webサイトがダウンし、サイト上にアップロードされたデータやメールデータが消失した。影響した
顧客数は約5000に上る。原因は「メンテナンス作業において用いる特定の管理プログラムのバグ」
という。

しかし、管理プログラムのバグなんて、許せないですよね。しかも一番重要な専用サーバーがやられたのです。共有レンタルサーバーには障害が発生しなかったのです。何と 5,000サイトですよ。とんでもないことですね。

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インターネット一般 (Internet General)

サーバー・トラブルその後

さてサンパウロからロンドンに飛行機で 12時間飛んでいる間、つまり日本時刻 6/23 12:00頃から 6/24 0:00AM頃にかけて 彼のレンタルサーバー会社から二本のメールが届いていました。その一分を掲載しましょう まずは一本目

     インターネットサーバ 障害復旧のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。6月20日に発生いたしましたWEB・メールなどデータ
が消失したインターネットサーバー障害にて、多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

ご利用いただいておりますサーバーにおきまして、障害発生時に消失したデータを復元いたしましたが、
不具合があることが判明したため、一旦メール受信・FTPサービスを停止し、サーバー修復作業を実施
いたしました。
現在はメール受信・FTPサービスの復旧を確認いたしております。
ご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

記

■障害時間  2012年6月22日(金) 午後 9:30 頃から
■障害復旧  2012年6月23日(土) 午前 4:43 頃まで
■障害内容  上記時間内において、メール受信操作やFTPサーバーへアクセス
ができない状況でございました。また、WEBサーバーは正常に稼働しておりました。
■障害原因  リカバリーデータの不具合

■対応経緯
1) メール受信、FTPサーバー機能の停止を行いました。
2) 6月20日以前のリカバリーデータより復元した、各アカウントのメール
データのみ削除いたしました。6月21日の再設定完了以降、各アカウント宛
に届いたメールにつきましては問題ございませんでした。
3) 「RECOVERED_FILES」ディレクトリでご提供しておりました、リカバリー
データにつきまして、不具合を発見したため削除いたしました。
4) メール受信、FTPサーバー機能を再開し正常稼働を確認いたしました。

6月20日から発生している障害状況のご報告つきましては、改めてお知らせいた
します。

引き続きサーバー設定の見直しを含め安定稼働をめざし調整を行ってまいります。

以上

全く、こっちが必死でリカバーしたのに、それを台無しにするようなリカバーを勝手にするんじゃないよ!! そして二本目のメールはもっと腹立たしいものです

            専用サービスをお使いのお客様へのお願いとご案内

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

6月20日に発生いたしましたWEB・メールなどデータが消失したインターネット
サーバー障害にて、多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

障害発生以来、弊社ならびに外部専門業者を交え、データ復旧を試み続けて参
りましたが、極めて遺憾ではございますが、短期間でのデータ復旧は不可能で
あることが判明いたしました。

データ復旧にかかる期間が長期に及ぶことが判明いたしましたので、今後はお
客様からのご要望を元にデータ復旧作業を行わせていただきたく存じます。

データ復旧をご希望のお客様はお手数ですが、以下の内容を本メールの返信に
てお知らせください。あらためて詳細なご案内を差し上げます。

 -----------------------------------------------------------------
  契約番号 :
  契約者名 :
  ご担当者名:
  ドメイン名:
  連絡先電話番号:
 -----------------------------------------------------------------

※ご留意事項
  データを完全に復旧することは技術的に不可能であり、仮に復旧できた場
  合でも復旧データの精度、量は相当部分的なものにとどまるものと想定さ
  れ、復旧に要します期間につきましては数ヶ月以上要します。

お手数ではございますが、以下サイトにて詳細な情報をご案内しておりますの
でご確認ください。

どう思いますか? これではまるで脅しメールのようではありませんか
まあ、この会社もとんでもないことが起こってしまい、大変混乱しているのでしょう。だって今後大規模な損害賠償請求訴訟が当然起こるでしょうから・・・

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ブラジル (Brazil) 外国訪問 (Foreign Visits)

London Heathraw空港到着

Salvadorのホテルを check outしてから、既に 18時間が経過し、ようやくサンパウロ経由でロンドン・ヒースロー空港のラウンジに入りました。サンパウロのラウンジでは何故かインターネット接続できませんでした。

Dr. Adriana
学会長 Dr. Adriana (左側の先生)と手技終了後の写真

Salvadorでは、昼食にイタリア料理を食べました。海鮮パスタなのですが、とてもおいしくまた、パスタもアルデンテであり、かなりレベルが高いものでした。そして、その後、記念にアカルジェと並ぶサルバドール名物であるカルル (Caruru)を食べにローカルのレストランに少しだけ入りました。

The Price of Caruru
CARURU PRICE とても安くここでも日本円にして 400円未満です

CARURU
まるで納豆のようでしょう?

カルルというのは、やはりアフリカ文化が混ざったものであり、その実態は日本でも良く食べるオクラ + 椰子油 + 干しエビなのです。オクラを細かく切って椰子油と納豆を練るように練り合わせ、ものすごくネバネバになったところに干しエビをそのままの形で混ぜたものです。これをパンにつけたり、それこそアカラジェに入れたりすると美味しいのですが、やはり日本人としては熱いご飯にかけて食べたいものです。

さて、カルルを食べてからサルバドール空港に向かい、 TAM航空サンパウロ行きに乗り、そこで国際線に乗り換え、やはり TAM航空のロンドン行きに乗り換えたのです。どちらの便も満席でした。

サンパウロ-ロンドンは 12時間の飛行でしたが、 7時間ぐらいは寝れたような気がします。ここ、ロンドンでは乗り継ぎに 4時間あり、その後いよいよ ANA便で成田に戻り、成田到着は 6/24日曜日 15:30ぐらいの予定です。現地で過ごした時間はそれ程長くありませんが、やはり往復に3日半かかりますので、全体の旅程はこんなにも長くなってしまいます。

しかし、ブラジルを含め、南米はとても良いです。何が一番良いか、と言えば人々の心です。とても温かい心であり、そして何というか恩義を決して忘れない、そんな感じがするのです。要するに、遠くまで出かけてやり甲斐を感じるのです。

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ただの現状記述 (Daily Activities) ブラジル (Brazil) 外国訪問 (Foreign Visits)

そろそろ帰国の途に

ブラジルに来て、これで3泊したことになります。今は金曜日の 12:30です。午前中は講演があり、その役割を果たしてきました。これからホテルをチェックアウトして、昼ごはんをどこかで食べてから長い帰国の途につきます。

本日は壇上であの伝説的な Sausa先生と並び、とても光栄でした。握手もできました。しばらくインターネットと接続できませんので、プログラミングもお預けです。

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PHP インターネット一般 (Internet General) プログラミング (Programming)

サーバー復旧作業その後

何とかサーバー復旧しました。ひどい話です。突然全てのデータが完全に消失したのです。全てのデータとは

  1. ホームベージのデータ これにはhtml, css, Javascript, jQuery, cgiなどのデータやプログラムが含まれます
  2. 膨大なプログラム群 これにはPHP, Javascript, jQuery, SQLなどで書かれたプログラムがあります
  3. データベースに蓄えられたデータそのもの これはDatabase MySQLの中に格納されたデータです
  4. サーバーの各種設定 これにはデータベース接続、メール、FTPなどのユーザーネームとパスワードがあります

これら全てが一瞬にして無くなったのです。まずは4番から設定に入りました。そして、次に MySQLを開始させました。MySQLといえどもLinux Server上で走るプログラムの一つですのでまず走らせねばなりません。一旦走らせたらば、永久に走り続けるのです。そして、その MySQL上にバックアップしてあった 2012-05-23までのデータを含んだ SQL文を転送し、そしてSQLを実行しました。これでひとまずデータベースがその時点まで復旧しました。3の部分の復旧です。

次に行ったのは、2番です。膨大な主にPHPで書かれたプログラムを uploadしました。もともとサーバー側では PHPの実行プログラム (インタープリーター)が走っていますので、それでもう書いたプログラムが走り始めました。

最後にしたのは 1番です。これでブラウザからアクセス可能となりました。

ここまでの作業は正直それ程時間がかかる作業ではなく、主に uploadにかかる時間に依存します。つまり回線速度に依存しました。だいたい 1時間ぐらいでした。

問題はそれからでした。5-24から6-20までに登録されたデータがあります。この中で重要なものは、無作為割付を含んだ症例です。幸いプログラムが、登録があれば、あるメルアドに「登録がありました」という情報を送るようにしてありました。もちろん個人を同定できる情報は含まれません。このメールは消去せず蓄積していましたので、そのデータを用いて症例登録をすることにしました。

ただ、このためにはデータベースの色々なテーブルを参照しながらデータを作成せねばなりません。とても手作業でできる仕事ではありませんので、そのように PHPでプログラムを書かねばなりませんでした。時差ボケの中、しかもインターネット接続が不安定の中、大変な作業であり、効率の悪いものでしたので、これに 10時間ぐらいがかかってしまったのです。

そしてようやく出来る範囲最大限のデータ復活を成し遂げました。次に行ったのは、それらのデータが復活したことを、登録して頂いた先生方にメールで知らせることでした。これも手作業でできる仕事ではありませんので、プログラムを書かねばなりませんでした。自動的にメールを発信するプログラムは結構難しいのです。それでも2時間ぐらいで完成し、走らせました。

もう少しチューニングが必要かも知れません。何れにしても大変な経験をしました。バックアップを毎日のように取る必要があるかも知れませんね。

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ブラジル (Brazil) 冠動脈インターベンション (PCI) 外国訪問 (Foreign Visits) 慢性完全閉塞 (CTO)

昨日のライブデモンストレーション再掲

昨日行った病院は正確には Hospital Espanhol という名前であり、ポルトガル語でスペイン病院ということになります。サルバドールはもちろんポルトガル人が大航海時代にやってきて現在のような都市を築きました。もちろんそこには原住民インディオがもともと住んでいた訳です。ナポレオンのポルトガル侵攻に時には、ポルトガル国王夫妻もこのサルバドールまて逃げてきたそうです。そんな訳で、サルバドールはある意味まるでリスボンそっくりなのです。

しかし、その天然の良港、守りも固い良港なので、スペインや他の国々も侵攻してきました。その名残りなのか、スペイン人のコミュニティやイタリア人のコミュニティなどが存在します。スペインは豪華なスペイン・クラブを新築改築中でした。その一角に、海を望んで眺望の良い場所にこのスペイン病院が存在します。

また、この地にはたくさんの黒人奴隷がアフリカから連れて来られ、このサルバドールの地で独自の文化を築きました。黒人比率が 70%以上ある、とのことです。独自文化で有名なのは、この地が発祥とされる音楽サンバであり、またブードゥー教に似た (なんてどんなものか実は知らないのだけれど)宗教儀式カンドンブレ (Candomble)なのだそうです。そして、街中を染めている原色のカラフルな色彩も目につきます。

この宗教儀式に伴う踊りのお祭り Sao Joan (サン・ジョアン)が二日後の週末から開催されるため、旧市街はその原色の飾り付けと、大きな人形、あるいは舞台の設営をしていました。このサルバトールで有名な食べ物が、アカラジェ (Akaraje)です。街中で黒人の女性が多くは真っ白な服を着てその場で椰子油で揚げて一つ 5セントぐらいで売っています。豆をすりつぶしたものを高温の椰子油で揚げて揚げパンのようにして、それの真ん中に切れ目を入れ、そこに、干しエビや野菜、オクラをすりつぶした物などを挟んで食べます。とてもおいしいのですが、相当にコレステロールが含まれていそうですね。

今回の学会、SBHCI (Brazilian Society of Hemodynamics and Interventional Cardiology: ブラジル心臓インターペンションおよび血行動態学会)の学会長がこの病院の Adriano先生なのです。

症例は先に述べた通り 70歳ぐらいの男性であり、左冠動脈前下行枝近位部の慢性完全閉塞です。良港な副血行路が右冠動脈から中隔枝経由であり、左冠動脈前下行枝近位部には石灰化を認め、断端もはっきりしませんし、枝が分岐しています。従って、これはどう考えても retrograde approach firstの症例でした。Deviceが無かったりもしましたが、そこは無難にスイスイとこなしているように見えましたが、実は術者しか分からない落とし穴もあったのです。丁度閉塞部で大きな対角枝が分岐し、その部分に石灰化プラークが片側から塞ぐように飛び出していて、その部分でどうやらかなりの角度で屈曲しているのです。従って、逆行性ワイヤーも左冠動脈前下行枝近位部に向けることはできず、良くて分岐した対角枝、通常はその部分から解離腔あるいは血管外に行くのです。

逆行性に用いた M3Ultimateは案の定血管の外に出て反転しました。自分ではこれは外だ、と確信していましたが、そんな素振りは見せません。そして、すぐに順行性にも開始し、逆行性ワイヤーを目印として、順行性にM3Ultimateで通過させました。その前に用いた Fielderはやはり順行性に解離腔に入って行ったのですが、これも術者しか分からず、そんな素振りも見せませんでした。

1.5mm balloonで順行性に開けて見れば、その左冠動脈前下行枝と考えていた血管は実は小さく、比較的大きな中隔枝そのものだったのです。従って、対角枝と考えていた血管が非常に大きく、最終的にはそちらに向けて 3.0mmと 3.5mmの薬剤溶出性ステントを植え込んで綺麗な仕上がりでした。造影剤総量 < 200ml、手技時間途中で時間調整しながらで 1.5時間であり、皆大喜びでした。