TRI 20周年記念キャラバンツアー二日目

本日は 9:41AM発のオホーツク特急に乗り、旭川に向かいました。旭川に到着して、そのまま「よし乃」に味噌ラーメンを食べに行ったのです。

そしてそれから木原循環器内科医院に歩いて出かけました。

木原循環器内科医院は 19床の有床診療所ですが、長年 木原院長先生が頑張っておられます。旭川において、多くの患者さんをPCIにより治療してきました。

僕がこの医院に関わるようになったのは、もう今から 16年ぐらい前のことでしょうか、あるいはもっと以前かも知れません。当時木原先生の下におられた先生からPCIをして欲しい、と呼ばれ、出かけました。朝一番の羽田-旭川便で出かけ、医院には 9:45AM頃に到着します。そして、そこからおもむろにPCIを開始するのです。最初から経大腿動脈的冠動脈インターベンションにより治療する気は全くありませんでした。マンパワーの状況に対する考慮やTFIに伴う出血性合併症の多さから、絶対にTRIでした。そして、当初はゆっくりと合計で 10症例ぐらいを昼食をはさんで行い、その夜は旭川に一泊していました。

しかし、慣れてくるに従い、ものすごいスピードでTRIを行い、最大で合計 20症例ぐらいを行っても 12:30頃には終了し、そしてその後 「よし乃」に寄って、味噌ラーメンを食べ、そして 16:00くらいの旭川-羽田便で日帰りするようになったのです。つまり、一例患者さんの入れ替えを含めて 10分から 15分で治療をしていたのです。こんな早いスピードは、もちろん僕のテクニックや経験などが最大の要因ではありましたが、その他には、病院職員のすばらしい動き、木原院長に対する患者さんの信頼の大きさ、そして患者さん方のご理解が大きかったのです。

そして、そのようなPCIを行っている内に、「何時かこの姿、この状況を Kiemeneij先生に見せたい、経橈骨動脈的冠動脈インターベンションのお陰でこんなことができるんだ」と、思うようになったのです。本日ようやく僕のこの念願が叶いました。

もうかれこれ 10年ぶりでしょうか、木原循環器内科医院において僕自身が治療を行ったのは・・・ 山崎君や八戸君が準備してくれた患者さん 6名を治療させて頂きました。ガイディング・カテーテル抜去から、次の患者さんの橈骨動脈にシースを挿入するまでの時間が何と 4分40秒でした。これは Kiemeneij先生がその一部始終をiPhoneでビデオに記録され、もうすぐYouTubeに uploadされます。何しろ 6例全ての治療にかかったのは、1時間 15分ぐらいだったのです。Kiemeneij先生はその一部始終を Twitterで報告されていました。さながらインターネットによるライブデモンストレーションだったのです。彼も本当に感激していました。

彼はその合間に現在の彼の病院の状況について話してくれました。病院は管理体制が強化され、PCIにおいてもmanagerと呼ばれる人々が入り込み、患者さんの入れ替えに関しても、そのmanager達が管理し、このため入れ替えには最低でも 30分かかるのだそうです。ですから、 Twitterでの時刻を入れた「ライブ」は衝撃的なことだったのです。

 

TRI 20周年記念キャラバン・ツアー初日

今年は Kiemeneij先生が 1992年8月にTRIを開始されてから 20周年の節目の年です。この間に色々なことがありましたが、今や世界中でTRIはブレークしています。

昨夜は札幌を舞台に記念の講演会が開催されました。彼は土曜日の夜から日曜日にかけて、知人達と家族ぐるみで、オランダの湖畔で船を浮かべて遅くまでパーティーに参加されました。遅くとは、日曜日の午前 4時までなのです。そして、その後自宅に戻り、そのままスキポール空港に向かい、そして成田行きの便に乗られ、来日されました。成田に着くなり、羽田に向かい、そして千歳に飛んだのですから疲れていない訳はありませんが、講演の後も札幌の皆さん方と楽しく歓談されました。皆、その親しみやすさに感激されていました。本日は 9時過ぎの特急オホーツクに乗り、旭川に入ります。