今金浦空港ラウンジで、帰国便を待っています 韓国心臓病学会最終日の講演は無事終了しました 自分でも満足の内容でした
正直最近の日韓関係の冷え込み、これは行きかえりの飛行機の空席でも分かります これまでは常に満席状態だったのですが、少なくとも行きの便は30%ぐらいしか席がうまっていませんでしたした、このラウンジの状態では戻りの便も空席率は50%以上でしょう それ程にも日韓の関係は冷え込んでいるのです そのような状況の中で僕の講演もどんなことになるやら・・・と危惧していたのですが、韓国の先生方は優しく迎えて下さいました ありがとうございます
今、この病院母体を巡る事件の影響でとても辛いのです これまで25年間に渡り数多くの方々のご協力、ご支援の中でここまで頑張って、それなりに少なくとも一流半、あるいは一流の病院に、この鎌倉病院をゼロから持ってきました それがこの一連の事件で瓦解しようとしているのです 自分の人生をかけた25年間、そして色々な人々と歩んだ25年間、それが全て流れ去ろうとしているのです
自分でこの大きな流れに逆らうことはできません ひたすら 奔流の中でしなやかに根を張り続ける水草の如くに生き延びなければなりません
これまで鎌倉病院を開いてから、30,000人ぐらいの患者さんを治療してきました そのことはその方々のためにも否定して欲しくはありません 否定されてはいけないのです そして、今 新たな治療TAVI、これに関しては今現在でも日本国内で8つの大病院でしか治療ができない高度先進医療なのです その実績を否定させてはなりません
自分ではこの状況に対してとても腹が立ちます そのような状況に陥らせた人々に対して怒りを覚えます 許しがたい思いです でも、そんなバカ達とは一線を画し、先に進んでいきたいと思います