実は Bogota最終日の朝、時差ボケから 4:00AMの覚醒し、MacBook Proをいぢっていたのですが、その時に、 750GBの SSDに対して、Terminalで
$df -k
として、disk free spaceを出力させたところ、free領域が 20%程度しか残っていないことを見出したのです
仮想マシン Parallels Desktop 10.0を走らせ、その上で Windows 7 Professionalを走らせているのですが、その仮想マシンに対して 350GBの SSDを割り当ててあったのです
もちろん、以前は Windows7側に主要ファイルを保持、つまり今までの MyDocumentsをそのまま保持していて、プレゼンなんかも Windows7側で行っていたのです
しかし、1年前から徐々に OSX側に移動させて、一時期はWindows7側と、OSX側の両方で保持する、という無駄なことをしていたのですが、試用期間を過ぎ、半年ぐらい前から、OSX側に完全移動をしてきて、それと共に、Windows側のファイルを削除していたのです
その結果、Windows側では何とフリーな SSD領域が 200GBもある、そのような状態になっていました
Windows7を完全に停止する訳には行かないのです そこには主に3つの理由があります
- VisualStudio2012を使用して DICOM XA Viewerを開発しているこれはWindowsでしか走らない
- 昔作成したパワーポイントファイルで、拡張子 .pptのものは、Mac側の PowerPoint 2011では開くことができず、一旦 Windows側の PowerPoint 2010で開いて、.pptx形式で saveしないと OSX側で使えない この変換を必要に応じて行うためには、Windows7が走らねばならない
- OSXでは現代の OSでは当たり前の文字コード UTF-8があらゆるところで使用されているが、世の中には未だに Shift-JISが存在し、これに対応するには、Windows環境が望ましい
このような理由からどうしても Parallels Desktop + Windows7の組み合わせが必要なのです
さて、それにしても 200GBものフリー領域は必要ありません そう思い立ち、病院に行き、あの難しい右冠動脈の慢性完全閉塞を行う前に、無謀にも Parallelsの仮想マシン SSD領域を total 256GBに縮小したのです この時に、「必ず Backupをとるように」という警告が出ましたが、そのまま強行しました
そして、縮小した後、再度 Windows7を立ち上げたのですが、無事スタートしました、しかし、起動の最後のころに、.iniファイルが無い、とかエラーをいくつか吐き出しました それでも見かけは正常そうでしたが、何と Chromeが立ち上がりません
それで、Windows7の再起動をかけたところ、今度は Windows7が立ち上がりません これは困りました もっとも OSX側は何事も無かったかのように動作を続けるのです
OSX側でググったりして調べると、どうやら 移行ツールを立ち上げ、backup diskから読みこめばよさそうでしたが、既に Colombiaでこれを行う時間は残されていませんでした
そこで、本日日曜日挑戦したのですが、結論を言えば移行ツールを立ち上げる方法ではダメでした
もちろん、新たに Windows7を clean installして、アプリを入れていけば良いのですが、これは相当面倒ですし、何より今まで作成してきた Windows側のソフト資産が無くなってしまいます
色々考えたのですが、難しく考えないことにしました それは、Parallels Desktopは幸いにして、OSXの一つのアプリケーションであり、Parallelsが保有している Windows7のイメージそのものも、OSXの単なるファイルである、それであれば、そのイメージを TimeMachineを用いて復活すれば良い、そのように思いました
僕の Parallels Desktopの Windows7イメージは、「書類」の中に、Windows7.pvm というファイルで存在しています ちなみにこの .pvmという拡張子はきっと、”Parallels Virtual Machine”の頭文字だと思います
それで、Windows7を破壊する前まで TimeMachineで戻り、そのファイル (Windows7.pvm) を復活したところ、見事にWindows7も今まで何事も無かったかのように立ち上がりました
これで調子に乗り、再度 Windows7管理の SSDを再び 256GBに縮小したところ、また立ち上がらなくなり、同じ方法で復活して現在に至ります
それにしても、Apple OSX標準のこの TimeMachineというバックアップ・ソフトは本当に素晴らしいと思います 単なるuser filesのみならず、アプリや OSそのものもバックアップしているのです
まあ、とは言っても 仮想マシンの SSDを安全に縮小することは難しそうですね 何かいい手をおもいつかないと・・・・