もう 20年ぶりぐらいの酒田

本日は酒田市において、CVIT東北地方会が開催され、昨日は7:00PMより地方会の前夜祭として講演会が開催されました

あいにくの天候(羽田空港は雷雨、庄内空港は激しい雨)でしたが、飛行機はさして遅延せずに到着し、講演を行いました 僕の割り当てはTAVIのお話でしたが、ありのままにお話させて頂きました

そして今朝は 6:30AMに宿泊していたホテルを出発し、多分 20年ぐらいぶりに酒田の街並をぐるりと回りました まず行ったのは、酒田港の目の前にある「麺屋 酒田」です

この有名なラーメン屋さんは 5:00AMより開店しているのです もちろんお客さんは朝早く出港する漁師さんであり、その出汁は「あご」つまりトビウオの干物から出す魚介系のスープなのです ここの看板メニューの「朝ラーメン汁無し」というのを食べました 実際にはあまりあわず、また何しろお腹一杯で半分も食べれませんでした このラーメンには汁が全くありません つけ麺でもないのです とにかく汁が無いのです どちらかと言うとパサパサに近いのです そして奇抜なことに納豆と唐辛子ペースト、そしてマヨネーズを混ぜて食べるらしいのです ふうーっ

それから有名な日和山公園という酒田港と最上川河口を見渡せる小高い丘に登りました この上にはあの「おくりびと」の舞台となった古い建物があります そして、それから旧本間邸を外から眺め、それから有名な倉庫街である山居(さんきょ)倉庫を外から眺めました

そして今空港にいて 8:45AM発の羽田便を待っています 空港内では Wi-Fiがフリーでつながりとても快適です

この庄内余目地方には、20年ぐらい前に時々 庄内余目病院のバックアップのために通っていたことがあります その合間に最上川の川下りもした記憶が蘇りました また、山居倉庫にも行きました もうあれから20年が経ち、僕自身も含め、全てが変わりました 良い面も悪い面も含め、時の経過と共に全てが流れていきますね

本日もまたまた素晴らしいTAVI

日月の連休は 新たなディバイスの trainingで明け暮れました 何だか疲れが溜まっている中、今朝もいつもどおり7:00AMには出勤し、本日のTAVI症例の復習

そして 8:30AMよりTAVIカンファでした 特に議論する点もほとんど無く終了し、いよいよ 9:15AM過ぎに患者さんが手術室入室、そして実際に大腿動脈・大腿静脈穿刺を開始したのは 9:30AM頃でしょうか

順調に経過し、僕が手を降ろしたのは 10:20AMでした もちろん止血完了してからのことです 従って 50分の手技だったのです なになに未だ遅いとのお叱り? うーんそうかも知れませんねえ、多分 30分までは縮められるでしょう

術後造影でもエコーでも 大動脈弁閉鎖不全は全く皆無でした もちろん患者さんもすぐにお元気に TAVIの威力ですねえ

長崎から島原へ そして東京

金曜日 7/17には朝の便で千歳から羽田へ、そして羽田から長崎に行きました 金曜日は長崎で講演を行い、長崎には 長崎みなと市民病院の、竹下先生と末永先生の二人が迎えてくれました 彼らには鎌倉で大変お世話になったのです

翌日土曜日 10:00AM長崎のホテルを出発し、長崎県島原の深江町にある泉川病院を訪れました 泉川病院は小さな個人病院ですが、以前鎌倉でも活躍されていた泉川君が積極的に医療を行い、地域の循環器緊急を担っておられます その泉川病院で院内ライブデモンストレーションを行うのも今年はなんと7回目ということになります

これまで何回かはなんと鎌倉から日帰りでライブデモンストレーションを行ってきました 朝一番の羽田-長崎便で移動し、長崎空港から1時間 40分ぐらいかけて病院に移動し、13:00から立て続けに 4 – 5例ライブデモンストレーションで治療し、終了するとすぐに長崎空港に戻り、そして羽田に戻る、そんな離れ業もしてきました そこまでして何でライブデモンストレーションの術者をするのか? と思われるかもしれませんが、その理由は

  1. ライブデモンストレーション術者として緊張感
  2. かつての部下 泉川くんに対する責任
  3. 地域で頑張っている泉川病院とそこで働くスタッフを盛り上げたい

ということでしょうか

さて今年のライブデモンストレーションは、僕の担当は午後からの 4症例でした 一例目は左冠動脈前下行枝-対角枝の分岐部病変、続く二例は左主幹部入口部、そして最後の四例目は左冠動脈前下行枝近位部の慢性完全閉塞でした 会場に参加された多数の方々と議論をしながらなかなか教育的なライブデモンストレーションが出来たものと思います とても良かったと思います

その夜は島原港近くのホテルに一泊し、日曜日にはまた長崎空港に移動し、羽田そして東京のホテルに到着、ある新規ディバイス治験開始に伴うトレーニングに入りました

このトレーニングは本日ももうすぐ開始となります

荒れつつある天候をついて

昨日 7/16には早朝 6:30AM鎌倉の自宅を出発し、時折台風の影響で激しい雨が降る中、羽田空港に向かいました

羽田発 8:30AMの JAL便で千歳に向かったのです 千歳空港に着くと、快晴で暑くもなく、寒くもなく快適な天候でした 丁度航空自衛隊千歳の F-15が今週末にある千歳航空ショーに向けて訓練飛行を行っていましたので、その様子を見ました

それから千歳市内で時間を潰し、それから千歳市立病院に行き、患者さんの治療を行い、それから夜は千歳市内の ANA Crown Plaza Hotelで講演をさせて頂きました 千歳の方々と楽しく過ごさせて頂きました

今朝は 7:00AMよりアメリカとのテレカンがあります 内容については未だ何も知らされておらず、まったくのぶっつけ本番です 相手はこの世界では有名な医師であり、無視する訳にもいかないのです テレカンは 30分ぐらいで切り上げるつもりです 何故ならばその後すぐに羽田行きの便に乗り、それから長崎便に乗り継いで長崎に今日の夕方までには入らねばならないからで

うーん D3.jsのプログラミングがなかなか進まないですね

d3.jsを用いて interactiveなグラフ表示を実現する

ここ数週間遅々にではありますが、確実に勉強してきている d3.jsです

ついに、参考書を参考に、interactive graphを作成しました 忘れないようにそのコードを以下に記載しましょう

 	d3.selectAll("button").on("click", function() {
		var csvFile = this.getAttribute("data-src");
		var barElements;
		
		d3.csv(csvFile, function(error, data) {
			var dataSet = [];
			for (var i=0; i<data.length; i++) {
				dataSet.push(data[i]["商品A"], data[i]["商品B"] , data[i]["商品C"]);
				console.log("商品A = " + data[i]["商品A"] + "; " + "商品B = " + data[i]["商品B"] + "; " + "商品C = " + data[i]["商品C"]);
			}
		
			barElements = d3.select("#myGraph")
				.selectAll("rect")
				.data(dataSet);
			
			barElements
				.enter()
				.append("rect")
				.attr("class", function(d, i) {
   					if (i % 3 == 0) return "bar";
					if (i % 3 == 1) return "bar_red";
					if (i % 3 == 2) return "bar_green";
				})
	//			.attr("class", "bar")
				.attr("width", function(d, i) {
					return d;
				})
				.attr("height", 20)
				.attr("x", 0)
				.attr("y", function(d, i) {
					if ((i + 3) % 3 == 0) return Math.floor(i/3) * 65;
					if ((i + 3) % 3 == 1) return Math.floor(i/3) * 65 + 20;
					if ((i + 3) % 3 == 2) return Math.floor(i/3) * 65 + 40;
				})
		
			barElements
				.attr("class", function(d, i) {
   					if (i % 3 == 0) return "bar";
					if (i % 3 == 1) return "bar_red";
					if (i % 3 == 2) return "bar_green";
				})
				.attr("width", function(d, i) {
					return d;
				})
		
			barElements
				.exit()
				.remove();
	
			var old_class;
			barElements
				.on("mouseenter", function() {
					old_class = this.getAttribute("class");
					d3.select(this)
						.attr("class", "bar_red");
					return old_class
				})
				.on("mouseleave", function() {
						d3.select(this)
							.attr("class", old_class)
				})	
		})
	})

 

これにより csv dataをボタンで読み込み 以下のようなグラフが描けるのです

グラフ1(ボタン1を押したところ)
グラフ1(ボタン1を押したところ)

そして次のボタンを押すとこうなります

グラフ2(ボタン2を押したところ)
グラフ2(ボタン2を押したところ)

そしてカーソルをグラフの上に移動すると バーの色が赤にかわります

グラフ3(バーの色が変わっているのに注目)
グラフ3(バーの色が変わっているのに注目)

 

いやあここまで来るのに苦労しました

本日のTAVI

いやあ 本日のTAVIも素晴らしかったですねえ そして何より患者さんおよび患者さんの関与しておられるご家族にもとても良かったです

我々の経験の蓄積と技術の進歩、そして機器の進化によりより安全に治療ができていく、そのような医学の進歩の過程に与することができてとても嬉しいことです

徹底的にやり遂げました

本日は朝 8:00AM発の全日空便で羽田から千歳空港に飛び、そのまま札幌東徳洲会病院に向かい、着いてからすぐに本日午後のPCI症例の打ち合わせ、その後外来診療を行い、13:00からPCIに入ったのです

昨日はブラジルとアルゼンチンの35から40歳ぐらいの先生方が 10名カテ室に見学に来られました 僕の割合症例は3例でした 特に最後の患者さんがとても困難だったのです しかも冠動脈バイパス手術後であり、大動脈弁生体弁置換術後、僧帽弁および三尖弁弁輪形成術後、というとても困難で重症な方でした

左冠動脈前下行枝は入口部から慢性完全閉塞なのですが、左冠動脈前下行枝そのものは良好な内胸動脈グラフトで守られているのですが、左主幹部より左冠動脈入口部から高度狭窄病変があり、そこに8ヶ月前に薬剤溶出性ステントが植え込まれたのですが、何とそれが左主幹部入口部より慢性完全閉塞となっていたのです

両側橈骨動脈アプローチで入りましたが、何しろ左主幹部にガイディング・カテーテルがひっかかりもしないのです 一本右冠動脈末梢から左回旋枝の閉塞末梢につながる心外膜側を走る細い副血行路を見つけました 問題は途中の三ヶ所でヘアピン状に屈曲しているのです

7Fr SAL1.0SHにより入り、すったもんだの末、Sion, XTR, Sion-Blackによりこの蛇行屈曲した枝を通過しました しかし、Corsairも Finecrossも通過できないのです そこで 1.0 x 5.0 mm balloonにより拡張を試みましたが、通過しないのです

これには困りました つぎに Finecross-GTを再度トライしましたが この時には必殺ネジリを加えたところ見事に通過しました そしてUltimate3によりステント閉塞を通過し、ワイヤーは上行大動脈に抜けました でも、その後もバルーンは全く通過せず、ステント内慢性完全閉塞部分はCorsairも、Finecross-GTも通過できないのです もちろん順行性には JL3.5, JL3.0, JL3.5-STなど色々試みましたが全くガイディング・カテーテルはひっかかりません

そこでひっかからないガイディング・カテーテルから Sutenirでキャッチすることを試みたのですが、co-axialにならないので全く駄目でした ただこの操作、全く実りのない操作をそうですね 10分ぐらい続けたでしょうか 最終的に僕の頭脳コンピュターはこの操作は無駄である、そのように判断しました

そして、次に行ったのは現状打開のために、右冠動脈のガイディング・カテーテルの中に子カテを挿入し、その子カテを右冠動脈内に深く挿入してレトロのbackupを強めるという戦略でした

これが奏功しました 見事にレトロの Corsairが右冠動脈の慢性完全閉塞を通過し、上行大動脈に抜けたのです ここからは僕の独壇場です 逆行性に RG-3を左大腿動脈までおろし、そこでスネアを用いてキャッチしたのです

これで見事にガイディング・カテーテルの無い助教で Externalizaiionが完成しました 後はご想像の如く大成功で終わりました

もちろん外国の先生方も決して見ることができない手技、そして僕の説明に大満足されました

全く我ながら恐ろしい程にやる時にはやりますね

幸せ者

それにしても昨日、一昨日とつくづく思いました 鎌倉のハートチームはとても素晴らしいと思います 皆とても一生懸命に、そして献身的に一つのTAVIという手技の成功に向けて一つにまとまっていくのです

こんなチームと一緒に先進的な治療をできることが幸せです

それにつけても昨日のTAVIの1例は衝撃的でした ある事情で気管内挿管・全身麻酔管理ができない患者さんでした これに対して局所麻酔で、そして鎮静無しでTAVIを行いました 実に手技の最中に患者さんと会話もしていたのです 患者さんもとても心の大きな方であり、ものすごいストレスと思うのですが、全くそんなことはおくびにも出さずに淡々と治療を受けられました

TAVIの本質とはこんなにも低侵襲なものなのか と驚愕しました

未だまだ未熟者

昨日そして一昨日とTAVIによりお二人ずつ、計4名の重症大動脈弁狭窄症の方を治療させて頂きました 本当に重症であり、一定期間治療を控えさせて頂いていた患者さん達です

それらの患者さんの全員を素晴らしい結果で治療させて頂きました 皆様方術後からすぐに非常にお元気であり、これが外科的大動脈弁置換術では絶対にあり得ない、という結果でした

医療は確実に進歩しているのですね その一翼に参加していることに本当に歓びを感じます

ただ、未だまだ自分は未熟です 多分想像ですが、意識せずに無駄な力が手に入っているのです 何故それを実感したかと言いますと、昨日はお二人をTAVIで治療させて頂いた後、引き続いて一人のこれがとても難しい右冠動脈の長い慢性完全閉塞の治療をさせて頂いたのです 両側橈骨動脈 6Frで治療しましたので、治療終了後直後から患者さんは自分で歩いてカテ室から病室に移動されました これは経橈骨動脈的冠動脈インターベンション(TRI)の素晴らしい所ですね

ところが、その手技中に、何と左手の母指球の裏側の筋肉が痙攣し、テタニー様の手になってしまいました もちろん過呼吸ではありません そして、それを我慢しながら騙し騙し手技を続けていたところ、今度は右手も同様となったのです

左手がそのようになることは、これまでも鎌倉ライブデモンストレーションにおいて多数の患者さんの治療を休みなく行っている最終日午後になるとありました

しかし、昨日のPCIは昨日初めての患者さんだったのです それも両手がなったのです

もちろん治療は様々な困難を乗り越えて合併症無く成功裏に終了しました

そして考えたのです 何故両手がテタニー様痙攣を起こしたのか? これはやはりTAVIを一昨日から続けざまに4例行ったからに違い有りません これが何を意味するかと言えば、ただ一言 「お前は未だ未熟だ」なのです

未熟が故に無駄な力を使っているのです だから痙攣したのです でも翻れば 「未熟」ということは「未だ進歩の余地がある」ということです もっともっと前に向かって進みますよ

中南米諸国大使との懇談

金曜日は朝金沢より東京に戻り、霞ヶ関で少しお仕事してから、秦野まで出かけました

そこでは中南米 11カ国より大使あるいは大使級の方々がわざわざ集って下さり、僕の「TRIの必要性の講演」などを行い、その後コーヒーで懇談しました

色々なお話ができとても楽しく過ごしました

日曜日(7/05)には新宿の京王プラザホテルで第六回日本経カテーテル心臓弁治療学会(JTVT: Japan Transcatheter Valve Therapies)が開催され、僕は 7:30AMからの理事会に参加するために、6:00AMに鎌倉の自宅を出発し出かけました

朝早く辛かったです それから色々なお仕事や勉強を行い、15:00新宿発の湘南ラインを用いて大船駅まで戻ったのです 疲れました