毎年のことだけど

毎年のことですが、僕の勤務している病院グループでは、年始年末休暇というのは、12/31, 1/01, /02, /03のみなのです 今年は土日曜日が重なりますので、純粋にこの 4日間だけなのです

大概の会社などではもう数日間長いと思いますね でもそんなこと言っても、正月に普通に働いておられる方々もおられるし、休みがもっと少ない方々もおられるでしょうから不満に思ってはいけないのでしょう

実際僕の場合には、毎年正月と言っても何時もと変わる訳ではなく、どうせ自宅の中でゴロゴロしているだけです 数日出勤しないとボケた気持ちになってしまい、戻ってからのリハビリが大変です そんな意味では休日は短いほうが自分にとっては楽かも知れません

しかし、立ち止まって考えれば、このような日本的労働発想法の結果が、あの広告代理店での悲劇に代表される事態につながるのでしょうね 革命的な発想法の転換が必要なのでしょうが、既に身についている古い人間にとっては甚だ難しいものです

今日も外来で色々な患者さんと色々なお話をしました 多くの場合僕よりも豊富な人生経験を持たれている患者さんやご家族とお話するのはとても勉強になりますし、自分にとってはお話を聞いているだけでも楽しくなります もちろんこれらは安定した病態の時だけであり、変わりつつある病態の時や、不安定で急いだ治療が必要な場合にはお話を十分にするような時間はありません

最近心電図診断が難しい心電図を立て続けに二例見つけました 小さな q波を認める例です 多分多くの場合見逃されている可能性があります これらの患者さんでは冠動脈造影を行った結果 有意冠動脈病変を認め、冠動脈インターベンションの対象となるものでした 普段患者さんとなるべく深くお話をしようとしていて、それにはまってしまえば医師としての最重要課題である正しい診断と最適な治療の機会を逃すことになります その意味で親しくお話しながらも常に第三の目を持ちながら冷静な判断をも働かせていることが重要ですね まだまだ自分で学ぶことは多いです

こんなことを思いながらついに年末を迎えることになります 今年はどんな年であったか? と、問われれば 「うーん 疲れがどんどんひどくなる」とでも答えましょうか

来年はどんな年にしたいですか? と問われれば、「そろそろ撤退も視野にいれましょうか」と答えましょうか

MacOS Sierraで VirtualBox + Vagrantを使用して Ubuntu (Linux)を走らせる

折角新しい MacBook Proを手に入れ、そこにまっさらな MacOS Sierraをインストールしてある状態ですから、OSを汚したくありません

そこで、VirtualBoxをインストールして、そこに Vagrantを用いて Ubuntu-14LTSをインストールしました そこにあるFile VagrantをVimを用いて編集する必要があります まあ編集といってもコメントマークの #を何行か削除するのみなのです

そして、

$vagrant up

$vagrant ssh

と2つの Bash commandを打ち込めば Linux (Ubuntu)に入ります あとは apt-getで色々なソフトをインストールすれば MacOS Sierraを汚すことなく色々と試すことができます もういらなくなれば VirtualBoxそのものを削除しても良いし、VirtualBoxの中の Ubuntuのみを削除しても良いのです これで安心です

仮想環境

今新しくなった僕の MacBook Proは強力な CPUと広大な disk領域を持っていますので、まずは Parallels上に Windows10をインストールし、さらに VirtualBox上に、Vagrantを用いて Ubuntuをインストールしました つまり、仮想の三台のシステムが同時に動作していることになります

そして、その上で python-virtualenvを用いて python3.5.1をインストールしたところです これに関しては相当に迷ったのです やり方が分からなかったのですが、このページを参照して何とかできました 助かりました

ようやく解決 Mac Mailでメールを削除できなくなる問題

Macの標準メールソフトである Mail.appですが、時々受信メールを削除できなくなるという事態に遭遇したことはありませんでしょうか?

削除しようとすると、「権限が無い」とかいうエラーが出るのですよね そして「Finderで情報を見るように」とかいう不親切なメッセージが出ます

これに関しては過去いくつもの質問がインターネット上にはあり、それぞれ解決法が示されるのですが、僕の経験ではあまり役に立ちませんでした

そんな中で一つどこかのサイトに小さく書いてあったことが気に留まっていて、それを試みたところばっちり解決です

まず、メールで削除できないメールボックス たとえば、「受信」の中の「Google」とかを選択した状態で、メールのメニューの中にある「メールボックス」というのがあります それを選択すると一番下に「再構築」というのがあります これを選ぶだけなのです 図のほうが分かりやすいですね

メールの削除

これで再度メールの削除を試みればちきんと削除できるようになります 恐らくはメールは B-treeデータ構造で管理されていて、その Key indexが壊れ、その結果削除できなくなっているのでしょう この indexが再構築されるのでしょうね でもねえそれぐらい自動的に走らせてほしいなあ

今朝は早くから札幌へ

ライブデモンストレーションを無事に終了させましたね 今年も結果的には激しいライブデモンストレーションとなりました まだまだ自分の力が衰えていません

さて、今朝は例によって 6:00AM自宅出発し羽田空港へ 札幌に飛びます

昨夜から MacOS Sierraに対して、VirtualBoxをインストールし、さらに Vagrantをインストールしました これによりMacOSの中で Linux distributionである Ubuntuをインストールしたのです

MacOSそのものはクリーンの状態に置きたいのでこのように仮想コンピューターを作成し、その上で色々と試そうと思います

今年もライブ初日の朝に

第23回目の鎌倉ライブ初日の朝となりました

皆で本日の症例検討会を行い、あと1時間余りで開始となります 自分自身の冠動脈インターベンション歴 2016-1980 = 36年間の知識と経験、この間に蓄えた技術の全てを患者さんの治療に向けて自分の能力の全てを発揮できれば本望ですね

本日は日帰り函館出張

今朝は 4:30AM起床し、6:50AM初の羽田発函館行きANA便に搭乗すべく 4:55AMに自宅を出発しました 病院に立ち寄り所用を済ませ、羽田空港到着が 5:50AMでした これだけ素早く羽田空港に何時も到着できれば楽なのですがねえ

9:00AMまでには病院カンファランス室に到着せねばなりません 今日はその後、羽田経由で鎌倉に直帰です 不確定要素は天候でしょうか

市販後初の BVS植え込み実施

本日認可後、そして PMS (市販後調査)開始後初めての BVS (薬剤溶出性生体吸収性スキャフォルド)の植え込みを行いました

BVSに関しては、未来に向けた夢のあるディバイスではありますが、まだまだ未解決の問題が残されていて、そのためにその植え込みに関しては、施設の要件、あるいは術者の経験に関して非常に厳しい制約が設けられています そして、植え込んだ患者さんのデータは匿名化された状態で全例 NCD (National Clinical Database)に登録されることが必須条件なのです しかも、その植え込みに際しては、可能な限り OCT (光干渉断層検査)による精密な病変計測が必要であり、また植え込みに際しては除外基準が非常に多い、というものなのです

本日植え込みを施工した患者さんは未だお若い患者さんで、限局性の単純病変を有する方でした しかも、金属アレルギーを有することが事前にわかっている方であります 金属の中の特にニッケルに対してアレルギーがあると推察されますが、幸いなことにプラチナに対しては大丈夫です

BVSの両端には非常に小さなプラチナ・マーカーが四個ついていますが、そのプラチナは大丈夫なので、この患者さんは BVS植え込みの良い適応、と言っても良いでしょう 最初に OCTにより病変の計測を行い、BVS植え込み適応あり、除外基準に抵触しないことを確認しました そして、前拡張の後、再度OCTにより計測し、やはり除外基準に抵触しないことを再確認し、いよいよ BVSを一個植え込み、後拡張の後で再度 OCTによる観察を行い、BVSがきちんと冠動脈内膜に接していることを確認し、手技を終了しました

実際に僕自身は5年以前よりこれまでに 40症例ぐらいの患者さんに対して臨床試験の中で植え込みを実施してきましたが、日本国内市販後は初めてでしたので、少し緊張しました 結果はとても良く患者さんに対して良いことをしたと思います

このような解釈で良いと思いますよ

冠動脈インターベンションのより精緻な測定において、IVUS(冠動脈内超音波断層検査)と OCT(光干渉断層検査)はなくてはならないものです 特に、これから臨床使用が日本でも本格的に始まる BVS (生体吸収性薬物溶出ステント)の植え込みにおいては、必要不可欠なものです

ただ、これらに関して、その測定値が互いに異なるという問題点が指摘されてきました そして、その原因について各種の書物ではあまり明確な回答が為されていなかったのが実情です

これについて最近結構勉強している物理学や数学の知識を持ってきて自分なりに納得する解釈を得ましたのでここに記載しておきます

この和歌山県立医科大学より出された素晴らしい論文(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoron/22/1/22_22.15-00018/_pdf)を読むと
Phantom modelにおいて、IVUSはOCTよりも9%と大きく計測され、angioは5%小さく計測される、ということですそんなもん内腔計測してどうしてそうなるか? 色々考えましたが、ここは
解析力学で有名な「最小作用の法則」を持ち出せば良いと思い至りました
そもそも光は空気から水に入る時にどうして屈折するのでしょうか?
これを解析した あの有名なフェルマーは 「光はあたかも目標に到達する
時間が最小になるように、その進路を境界面で変えるのだ」ということに
気づきましたでもこれは変です なぜならば 「光」がそんな意志決定できる訳がありません そこで、18世紀の人々はそこに「神」の存在を見たのです

しかし、これも20世紀に否定されました 確かに「最小作用の法則」というのは真実です これは、最小値あるいは最大値というか微分をご存知の方であれば、極値において、その作用量が最小になるように作用を変更するということです つまり光は空気から水に入る時に、水の中での光の見かけ上の速度は空気中よりも遅いので、進行方向に向かって下向きに、水の方向に曲がるのです
ここで、見かけ上の速度といいましたが、相対性理論で有名なように、光速度は常に一定です 水の中で光の速度が遅くなるのはあくまでも見かけ上のものですので誤解の無いように・・・

つまりこれらは全て量子力学の世界なのです 量子の二面性、波と粒子という
性質を同時に有するのです そして、これらの要素は光量子が波の性質を有するから派生するのです

さて、OCTとIVUSですが、要するに光も超音波もレントゲンも波だから、と考えればわかりやすくなりますまずひ、レントゲン線ですが、波長が非常に短く物を透過する力があります、その結果起こることは、チューブという血管を突き抜けて像を作る時に、その辺縁で像がぼやけるのです
結果的に、内腔は判断する部分は内側になり、内腔が小さく測定されます
次に、超音波ですが、これは波長が光やレントゲンに比べれば非常に長い、この結果、波長の一つの単位は非常に大きくなり、その反射面は必然的に実際よりも奥に入り込みます
この結果、反射面は奥になり、内腔計測は大きくなります
しかるに光OCTでは、人間の見たもの それが人間にとっては真実なのですが、その反射そのもので計測します したがってOCTが何時も正しい計測値を戻することになります