Macの高機能DICOM Viewer/Analyzer : HorliXの紹介 (2)いよいよ HorliXに DICOM dataを読み込み

これも以前記載した通りなのです 簡単ですよ 今回は絵付きで紹介しますね

まずは HorliXのメニューから「ファイル」をクリックします そうすると次のサプメニューになりますこのサブメニューから Import を選択します そうすると次のサブサブメニューになります

はいこのサブサブメニューから Import Filesを選択します そうするとファイル選択画面になります

これで僕の場合はこの画面で OsiriX Dataというものを選択しました(「開く」ボタンを押す)

これにより HorliXが OsiriX Dataというフォルダに格納されている全DICOM dataを読み込みます 簡単ですねえ

実はこうして DICOM dataが HorliXに読み込まれれば、HorliXの内部に DICOM dataは全て取り込まれ、もう OsiriX Dataというフォルダのデータは不必要となります もちろん、その後も OsiriXをライセンスが切れるまで使い続けるのであれば、残しておかねばなりませんが、もうライセンス切れそうな場合にはこの段階で OsiriX Dataフォルダは不要となりますので、削除して良いです 削除すれば SSDのスペースが随分と空きますよ ちなみに削除するには OsiriX Dataというフォルダを「ゴミ箱」にドラッグ・ドロップすれば良いのですが、これはあまりにも「素人」っぽくてカッコよくないですよねかっこ良いのはやはりターミナルを使用して

 

$rm -rf ~/Documents/OsiriX\ Data/

というコマンドを打ち込むことですよっ ちなみに、rmというのは「削除する」という Unix commandであり、-rfというのは rmコマンドのオプションで、下の階層までいちいち確認せずに削除するという意味です

~/というのは現在使用中のユーザーの「ホーム・ディレクトリ」を意味し、その中の Documents/ フォルダ(=書類フォルダ)にある Osirix Dataというフォルダを削除せよ と命令しているのです

あっ、念の為 ターミナルで打ち込む時には単なる空白(半角のスペース)にも意味があるので、それをエスケープせねばなりません このためには、 OsiriX\ Data とせねばならないのです ちなみに Macで「\」というバックスラッシュをどのように打ち込むかご存知ですか?

実はキーボードの「¥」というキーと Optionキーを同時に押せばバックスラッシュを打ち込むことができるのです はい得な知識でしたね

Macの高機能DICOM Viewer/Analyzer : HorliXの紹介 (1)はじめに

皆様方 以前より書いていますように、Macで走る高機能DICOM Viewer/Analyzerソフトとして HorliXというものがあります もともと OsiriXの Open Source Softwareから派生した HorliXを folkして日本人が開発しているものです

もとがあの高額(2年間で10万円以上のライセンス料)な DICOM Softwareである OsiriX (オザイリクス と呼ぶらしいですよ)の主要部分を受け継いたものですから、基本的な部分はしっかりとしています それを日本語化し、しかも OsiriXは未だ 32 bits applicationなのですが、完全に 64 bits化したものなのです

難しい話ですが、ほんの数年前まで MacOSは 32 bits OSでしたが、現在では完全に 64 bits化されています もちろん現在の Windows10も 64 bits化されています これが何を意味するかと言えば、アドレス空間がほぼ無限大になったことを意味し、従ってこの森羅万象の世界をほぼ完全に表現できるようになったということなのです ただ、32 bits applicationを 64 bits化するのはそんなに簡単なものではありません C++ compilerでコンパイルし直し、リンカーも変わりますし、色々なことを調整せねばならないのです 確か少し前まで Microsoft Officeも 32 bits applicationだった程なのです

そんな訳で

OsiriXで蓄えた DICOM dataをどのように HorliXに移すのか?

これは以前のブログ記事でも紹介しました 普通に OsiriXを Macにインストールすると、ファインダー上では「書類」と書かれたフォルダの中に”Osirix Data”というフォルダが自動的に作られ、そこの中に全ての DICOM dataが蓄えられます

ここで DICOM dataというのは何かと言えば、まずは .dcmという拡張子のついた撮影ごとの画像データ (この画像データは Huffman Code Compressionという非データ欠損圧縮法によりだいたい 1/2の容量に圧縮されています)、そして .dcmファイルを束ねて一人の患者データとしてまとめている SQLデータベース (open softwareの sqllightというソフトを使用している)、あと色々な細かい情報なのです

もしも あなたが、Mac上で ターミナルという端末ソフトを使用されている中級者以上の方でしたならば

## 以下のコマンドを打ちます $ というのは bashなどの端末の待受文字です

$find ~/ -name OsiriX\ Data

## ここで OsiriX\ Dataというのは 実は画面上では "OsiriX Data"というようにスペースが含まれているのですが、端末ではこれをバックスラッシュ + spaceというふうにエスケープせねばなりません
## 当然ながら findというのは Unix commandの一つでここでは OsiriX Dataという名前のファイルを検索しています
## ここで端末の bashがたくさんの可能性の回答を出しますが 通常はこの回答の中に次のような出力があります

find: /Users/*****/Documents/OsiriX Data/

## はいこれでドキュメント・フォルダ(「書類」のことです)の中に OsiriXの DICOM Dataが蓄えられていることが分かります

ちなみに上記の中で/******/というのは Macを初回立ち上げた時に必ずユーザー名を登録するのですが、その名前であり、その名前がわからなくなれば

$ls -l /Users/

と打ち込めば

Guest/     Shared/    ******/

のように出力されますので同定できますね