久しぶりの TA TAVI

昨日は数ヶ月振りに TA TAVIを行いました 最近、というかずっと TFでTAVIを行ってばかりなので、やはり何となく TAというのは尻込みするものです

そんな訳で、本来的には Proctorは必要無いのですが、久しぶりの TAなので Proctorの先生にもいらして頂きました 今回いらして頂いた Proctorの先生はあの有名なロンドン St. Thomas病院の Bapat先生でした この先生には以前も一度いらして頂き、ご指導して頂いたことがあります

患者さんは遠方よりわざわざいらして下さった方で、誰が考えても TF/DAは不可能な患者さんでした TAが唯一TAVI可能なルートであり、他のルートは絶対にあり得ない方だったのです

麻酔科の先生が絶妙な麻酔をかけて下さり、外科の先生が左心心尖部、とても癒着が強かったようですが、そこにバッチをあてて下さり、僕はただ外科医の先生の指示に従って大動脈弁方向をイメージで同定し、穿刺するのです 左室の穿刺ですので、当然鮮血が勢い良く吹き出します すかさずガイドワイヤーを挿入し、透視でそのワイヤーが上行大動脈からアーチに進むのを確認し、Right-Judkinsカテーテルを下行大動脈に導き、そこで Superstiff Guidewireに置換しました

そして、その固いワイヤーを支えに、左心心尖部から左室内に太いシースを慎重に回転させながら左室心筋が割けないように挿入しました

当初 20mmで BAVを行い、多少の大動脈弁閉鎖不全が出るので、当初想定したいた 23mm Valveから 26mmに upsizeするべきか否かを議論しましたが、あまりにもきちきちに見えたため、予定通り 23mmでいきました 植え込みはこれ以上無いぐらいの絶妙な位置で植え込みでき、結果的には素晴らしい結果となりました

患者さんは今朝もとてもお元気で冗談を話されるぐらいです 素晴らしい結果に心も晴れ晴れです

もう一つ、Bapot先生が “You are so famous. Everybody know you well.”などと褒めて下さり、そんなことで浮かれてしまう単純なおじさんになってしまいました。

投稿者: (KAMAKURA & SAPPORO)Dr_Radialist

Expert Interventional Cardiologist and Amateur Computer Programmer

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