それにしても これが医学の進歩か?

本日も朝からTAVI 今日は、二例分 穿刺と止血のビデオ撮影もしました これは TokyoValves2017に使うためのものです TokyoValvesとしても、EuroPCRや LondonValvesのように、模範となる(すっ、すみません 自分の手技が模範である、とは決して言っていませんので・・・)手技のビデオを Video-in-Boxという型で集約しているのです

これらのビデオがあれば、これから手技を学ぼうとする若い人達が、それを参照することによりより効率的により安全に手技を学べるであろうからです

穿刺と止血の部分をビデオに収め、本番手技は部下に変わりました 助手として本番手技を見ながら、あるいは介助しながら見ていました

僕が初めて TAVIの世界に術者として入ったのは2012年1月です 治験で初めて植え込みをしたのです もちろん、その前に外国で実際の植え込み手技の見学や、各種のトレーニングを受けたのですが、実際に自分の手で植え込みを行うことは、全く異なる世界でした

当時は、TAVIに関する学問的知識も未成熟であり、世界中の術者は何が正しいのか分からない状況の中で技術と医学を磨いてきたのです 辛い日々もありました 自分の無力を痛感する日々もありました

未だまだ改良の余地のあるディバイスを用いねばならない時代でしたので昔、そうそれは 1981年だったのですが、その頃 バルーンのみ、しかも Gruntzig Old Balloonを用いての危険な手技、そのような時代をTAVIも過ごしてきました

しかし、その間にディバイスも進化しましたし、術者の技術も進化しましたし、何より学問としての経験も進化しました これによりほんの数年前に比べてもTAVIはより安全に、より有効にそしてより負担が少ない型で行えるようになりました 今日、助手として手技を見ていて今更ながらそれを痛感しました これがこれが医学の進歩なのか そんな風に思いました

そして、思うことは、「自分は何時まで この急速な医学の進歩の最前線に立ち、そしてついていくことができるのだろうか?」

投稿者: (KAMAKURA & SAPPORO)Dr_Radialist

Expert Interventional Cardiologist and Amateur Computer Programmer

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です