今週の valves

今週は合計 5例のTAVIと 1例の MitraClipに直接携わりました TAVIに関しては完全に予測が可能となり、それは合併症が起こったとしてもそうですし、また合併症を避けるためにどのようにすれば良いのか、それについてもほぼ予見して対処することができるようになっています

これはもちろんここ数年のTAVIに関する医学の大いなる進歩のお陰ですし、その大きな流れの中に自分の身を置けてきた幸せに浸っています これからもどんどんTAVIは進化していくことでしょう

一方 Mitraに関しては自分の能力がまだまだと思えますし、また医術のレベルとしてもまだまだ改善の余地があることを感じています 期待する結果が得られているのは患者さんに対して責任を果たす、という意味でも重要ですが、とは言ってもやりながらももっともっと進化の余地がある、ということを感じます

MitraClipの最初の技術的難関である心房中隔穿刺 (Brockenbrough法)に関しては、僕は世界で一番上手と自負していますし、その技術的パックグラウンドに立ちながらもなおかつ学ぼうという姿勢を維持しながら最善を尽くしていますので、結果的に大きな問題ではありません

しかし、クリップをつまむ段階ではまだまだ予測が困難です 結果的に何回も何回もトライを繰り返すことになります そもそもこれが learning curveにより改善曲線に乗るのか否か、それすらまだ感覚的に分からないのです ある時は「うんうまくいった もう完璧」と心の中で思えても、次の時には「あーーーー だめだだめだ」と思えるのです 何時この自己矛盾の混沌とした闇の世界から抜け出せるのでしょうか?

投稿者: (KAMAKURA & SAPPORO)Dr_Radialist

Expert Interventional Cardiologist and Amateur Computer Programmer

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