圧倒的なTAVI

昨日は経大腿動脈的 SAPIEN-XT TAVIを二例行いました それなりに難しい症例でしたが、鎌倉ハートチームの圧倒的なチームワークと高い技術により、すんなりと終了しました 麻酔覚醒も早く、患者さんには本当に楽な手技だったと思います

9:30AM開始し、縦に二例行ったのですが、全ての手技終了が13:00にはなっていないのですから、患者さんの入れ替えや手術室の清掃などを考慮すれば、そして、麻酔の前後なども考慮すれば、TAVIの手技が如何に早いか皆様方にもお分かり頂けるものと思います

実際昨日も見学者が複数あられ、その方々の目の前で手技が行われていますので、隠すものは何もありません

ただ、最近ボク自身が疲れていますね

だって昨日だって TAVI二例行い、その後 右冠動脈の慢性完全閉塞に対するPCI、これがまた難しかったのですよ、精神的にも大変に消耗し疲れましたが、奇麗な仕上がりでした 両側経橈骨動脈的冠動脈インターベンションで行いました そして、その後 行き着く暇も無く、外来診療し、その後、複数の面会・各種事務的処理と立て続け、休む間も無いのです

疲れましたよ

勉強会とお花見

さて、今は束の間のアメリカ西海岸です、これから夜行便で羽田に飛び、それから Slender Club Japan東京に参加します 一泊3日というか一泊 2.5日の日程でとてもハードでしたが、自分自身 20年間以上に渡ってこの世界(PCIの世界)でそれなりに頑張ってきた結果がこの日に結びついたことを実感し、少し感激しました

当時からいわゆるPCI第一世代の先生方は、共に戦ってきた戦友のようなもので それぞれ所属する国籍、言語、宗教も異なりますが、同じ目標 それは PCIによって多くの患者さんを助けよう、そのような目標に向かって戦ってきた戦友です

20年いや 25年経過し、皆歳とりました それでも皆この戦線の第一線で戦っています 以前はPCIしか考えませんでしたが、現在ではTAVIを初め最先端の治療に皆向かっています

僕もそのような戦友と共にこの一日を共に過ごせたことは幸せでした

それにしても、日本の第一世代の人々は 結局皆慢性完全閉塞で最終目標で終了です この不甲斐なさは何なのでしょうか?

今日も働いたぞー

5:00AM起床 暫く横になりながらRAP and BEATの EDC programについて考え、一時間

それから起きだして、カツオを切り、刺し身にして軽い朝食 そして、 6:30AMに自転車で自宅を出て 6:45AM病院着

本日の患者さんを診て、そしてカンファランス室でメールをチェックして 7:30AMより抄読会、それに引き続いてカテ・カンファ

8:15AM終了し、少し時間の余裕のある間に抄読会の内容をブログに uploadしてる内に時刻は 8:30AM

8:30AMより湘南鎌倉総合病院ハートチームによる TAVIカンファランス 本日は珍しく1例のみ

9:15ATMに手術場に入ったけれども、TAVI前に外来患者さんを一人診察する約束があり、呼び出され、外来へ そうそう この患者さんは今朝の血液検査が良ければ本日入院して午後PCIだった ということを思い出し そのように手配してから手術場に戻り

そして、TAVI あっという間に終了

それからPCIを1例して、そしてさっきの本日入院して頂いた患者さんのPCI 当初甘く考えていて 右橈骨動脈より右冠動脈の慢性完全閉塞に向かったのですが、とっても硬くてConquest-Proも歯が立たず 仕方なくそのまま左冠動脈に向かい、中隔枝経由でテクニックを用い何とかワイヤーを通過させ、その時点で右大腿動脈穿刺し、右冠動脈にガイディング・カテーテル挿入し、逆行性に通過して、右冠動脈慢性完全閉塞を直し、そのまま左冠動脈前下行枝近位部の 90%狭窄に対して薬剤溶出性ステント植え込み施行 このため、 15:00よりの午後外来に食い込み 結局

15:20より午後外来実施

ようやく 16:40に外来終了 これからさらに1例PCIが待っているけど、それは誰かに任せようかな?

本日は鎌倉ハートチーム全体の初めての懇親宴会が 18:30から開始です

毎日毎日こんな風にして時間が過ぎていくのです あああああ

とっても speedyなTAVI

本日も二例のTAVIを行いました どちらの患者さんも肺がとても悪く、全身麻酔を長時間続けることは、手技がうまく行ったとしても、その後の呼吸器合併症が起こる可能性が高い症例でした

このため、朝のTAVIカンファランスにおいて、皆で話し合って、素早い手技を心がけました もちろん、気管内挿管をせずに、浅い全身麻酔あるいは、局所麻酔で行うことも考えられるのですが、未だまだ自分たちの技術では、そのレベルではなく、かえって危険を伴う、そのように判断しました

実に気管内挿管から抜管まで 40分で成功裏に手技を終了できました うーん、もっと早く手技できるように思います だんだんと経大腿動脈的冠動脈インターベンションのゆったりもったりした手技から、経橈骨動脈的冠動脈インターベンションの素早い手技に転換しつつあります

TAVIの威力

昨日も二例のTAVIを行いました またまた非常に重症な患者さん達でしたが、様々なトラップも巧みに切り抜け、非常に早いスピードで終了しました

「本当に良くなるのだろうか?」と、心配していたのですが、終わってみれば、麻酔から醒めた患者さんたちは、見違えるようにお元気になられ、改めてTAVIの威力をまさまざと見せつけられました。

医者となって既に何十年ですが、こんなにも威力のある治療法というのは、これまでそう何回も経験したことがありません

我ながら素晴らしいTAVI

本日二例のTAVIでした プロクターもつかず、自分たちで判断し、責任をもって実施するTAVIでした

何でしょうかねえ、どうも僕には「この期間はプロクター必須」とかいうのはどうも合いません

そうでなくて、「今だ判断などに自信が無いので」あるいは「この症例に関しては是非とも意見を伺いたい」という感じのプロクターが正しい姿のように思います

実際僕の場合 プロクターがおられるとどうしても判断をプロクターに頼ってしまうのです 実際にプロクターの判断が常に正しい訳は無く、この頼るという姿勢が手技を誤らせることも多いように思います

前置きが長くなりましたが、本日もTAVIというテクニックを実施するには非常に難しい症例でした 経皮的冠動脈インターベンションで例えれば 不成功後に治療を任される慢性完全閉塞病変のようなものです そんな中でも見事に問題点を切り抜け、成功裏に終了しました しかも、それは僕一人の力ではなく、ハートチームとしての力だったと思います

Parisでの一日

昨夜は、時差ボケであまり睡眠できませんでした 6:30AMにはホテルのCafeに降りて、早めの朝食を摂ろうとしたのですが、 7:00AMからしか開かないので仕方なく待っていました

7:45AMに Centre Hospital Universitat Henri Mondorに留学中の古田先生が迎えに来て下さりました ホテルから地下鉄で40分ぐらいかけて Henri Mondorに到着しました この病院はパリ東部に位置する病院で、Paris大学付属のとても大きな臨床病院です 循環器科が所有するカテ室は三室で、あと三か月すれば四番目のカテ室がオープンする、とのことでした 玄関入り口のヘリポートには患者搬送用のヘリコプターが常時待機していました

Hospital Henri Mondor

この病院では CoreValveによるTAVIを年間 100例ぐらい行っており、この日も一例TAVIがありました 僕も手洗いをして一緒について行いましたが、非常にスムーズに行われました

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その後、教授の Professor Emmanuel Teiger先生に連れられて院内のカフェで Espresso Cafeを飲み、その後いよいよ慢性完全閉塞を治療しました 症例は右冠動脈の慢性完全閉塞であり、2013/05月に二回に渡り、順行性、逆行性に試みられたのですが、不成功でした

回旋枝からの非常に蛇行した心外膜副血行路から右冠動脈末梢に入りましたが、閉塞部は非常に固く、結局順行性にも逆行性にも Conquest-Pro 9で両刺しにして、ようやくワイヤーが進みました そして、一部石の様なプラークに小さな裂け目が入り、そこから順行性にも逆行性にも別々の解離腔をワイヤーは互いにすれ違いながら進みました

この状況はしめたもので、順行性に何とか 1.25mm balloonを進め、2.5mm balloonで順行性に解離腔を拡げ、そして逆行性にM3Ultimateにより慢性完全閉塞近位部真腔にワイヤーを通過させ (典型的な Reverse CART technique)、そのまま順行性ガイドカテに挿入できました

その後は、型通り Externalizationを行い、最終的には薬剤溶出性ステント三本を植え込んで見違えるような冠動脈になりました

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これが終了したのが、13:30でした 実はこの後、もう一例慢性完全閉塞を治療する予定でしたが、あいかわらずタクシー組合がストをしていて、しかも、そのストが大通をタクシーで封鎖する、というストなので、空港方面に向かって大渋滞であり、アムステルダム行の便に乗れない可能性があり、14:00にタクシーでパリ市内の北駅まで行き、そこから電車で CDG空港に向かったのです

またまた素晴らしいTAVIの手技

本日は朝から二例の経カテーテル大動脈弁植え込み術 (TAVI/TAVR)がありました 一例目は体格の大きめの方であまり問題は無さそうでした しかし、二例目はとても小さな方で、石灰化も強く、また冠動脈も低く、問題大有り症例でした これは緊張しましたね

ところが、やはりTAVIです まるで内戦後の麦畑のように、何処に地雷があるか分かりません あるいは、ゲリラの仕掛けた竹槍つきの落とし穴があるのです どんなに straightforward caseと思われでも決して気を抜くことはでません

それでも一例目は最高の出来で終了しました 素早く終了しました

二例目は、無茶苦茶360度に気を配りながら行いました 冷静に行いました 一つ間違っていれば危なかったと思いますが、全て何事も無かったかのように終了しました 時間も左程かからなかったのです

こうやって、色々な問題点を察知し、それに対して色々な対応を立てながら、進歩していくのでしょう やはりつくづく思いますが、TAVIを行うためには豊富なカテーテルの経験と知識、それに何より強い冷静な心と、卓越したテクニックが必要だと痛感しました

あっという間に終了TAVI

本日もTAVI 1例実施

Straightforward caseとは言え、KAMAKURA Heart Teamの皆で術前しっかりと検討しました 議論がとても有意義で、新たなアイディアも浮かんできます

実際の手技はあっという間に終了し、とても良好な結果でした 本当にあっという間になのです でも、これで患者さんの状態がとても良くなるのだから素晴らしいと思います