素晴らしいTAVI手技

本日も3例のTAVIを行いました 何れもご高齢というだけではなく、multiple comorbiditiesを合併されていて、非常に重症な方々でした

このところの睡眠不足で、朝 7:00AMに出勤しても体がシャキンとせず、頭の回転も体の動きも鈍い、そんな印象でした 「このまま本日のTAVIに入るとまずいぞ」と、自分で思っていました

7:30AMからの循環器科抄読会と、それに続く循環器科カンファランスが終わっても未だダメでした

そして、8:30AMからのHeart Team TAVI Conferenceにそのまま突入したのですが、最初は頭が回らずにいました しかし、やはり自分はプロですねえ 段々と普段の絶好調な状態に自分を持っていくことができました

そして、実際の手技開始は 9:45AM頃になっていましたが、第一例目 あっという間に終了 絶妙の弁の植え込みにて終了 患者さん自身が驚かれる程の圧倒的なスピードでした

30分間の breakを置いて、次の患者さん とても小柄な患者さんであり、色々な落とし穴がある症例でしたが、これも素晴らしいスピードで終了

そして最後の患者さんは、とても困難な危険な患者さんでしたが、これもスピードに勝るテクニックは無い、とのモットーに従い素晴らしいスピードで終了

何と実際には 9:20AMぐらいに第一例目が手術室に入室してから、第三例目が手術室を出て ICUに入ったのが 14:50くらいですから、1例あたりのスピードが如何に素早いか? それが明らかだと思います縦に一室のみでの時間ですよっ

そして、15:00より外来診療をしました 外来が全ての診療行為の入り口であり、とても大切なのです 外来診療をしないインターベンション医師なんて バカではないの

患者さん方は皆様お元気で 治療をした甲斐があります

それにしても当院Heart Teamは和気あいあいと、的確に無駄なく連携して動いています 本当に素晴らしいHeart Teamです

昨日のTAVI

昨日も二例のTAVIを行いました

通常 9:15AM手術室入室し(実際にはエレベーターの都合やら、色々で 15-10分ぐらい遅れます)、縦に1例から3例のTAVIを行います

しかし、昨日は早朝に緊急手術が、そのHybrid ORであり、それが難手術であり、ORが開放されませんでした それでもTAVIカンファランスは予定通り 8:30AMより開始し、皆で最終的治療方針を話し合い、TAVI一例目入室は 12:15AMと決定しました

すぐに二例の患者さんに「遅れます、申し訳ありません」と報告し、それから僕自身の予定の組み直しをしました というのも、昨日はTAVIを2例終えてから、その終了時刻で判断し、そのまま1例慢性完全閉塞の治療に入り、15:00から外来診療、あるいは、15:00からの外来診療を終え、夕方より慢性完全閉塞の治療に入る、そのようなスケジュールになっていたのです

まあ普通に考えれば、TAVI二例やって、その後、慢性完全閉塞の治療やら、外来診療なんて信じられないでしょうね しかし、僕の場合限られた時間をやりくりするとどうしてもこのようになってしまいます 世の中には慢性完全閉塞の経皮的冠動脈インターベンションのみやっていて鼻高々の人々が多いけど、馬鹿じゃないの? と思います

さて、しかも昨日の慢性完全閉塞患者さんはわざわざ僕の治療を受けるために Saudi Arabiaよりご家族で飛んできた患者さんでした 左冠動脈前下行枝が 99%、右冠動脈が慢性完全閉塞、左冠動脈回旋枝が90%というバリバリの三枝病変で当然のことながら心不全となっていました 本当にこれを治療する術者には相当な精神的ストレスがあります ストレスがある、ということを多くの人は理解できないのですよこれまた

不十分な情報、不十分な管理、成功して当たり前、限られたアクセス、そのような状況で治療を一人背負って行う、ということはむちゃくちゃなストレスです

結局、まずこの患者さんを 9:30AMより治療することにしました 本人、ご家族の了承を得て行いました バッチリ三枝とも治療終了 一時間以内に終了しました

そして、暫く休んでからTAVIに入りました 一例目はものすごいスピードで終了し、それから、15:00からの外来に早めに受診された方々を外来診療し、そして、14:15より二例目のTAVIに入りました この方は色々な重篤な内科的疾患を合併されている方であり、TAVIでしか救命できない方でした 非常に小柄であり、石灰化も強く緊張しましたが、やはり、治療にかかる時間が短いのが全てに良く働くのでしょうね、素晴らしい結果となりました

これらのTAVIを終了して、それから再び残りの外来診療を行い、そしてパタパタと一日が過ぎていったのです

昨日は、循環器科も心臓血管外科も、麻酔科もとてもとても忙しい一日でした それをきちんと回される手術場スタッフにも感謝感激です

ということで、今朝は早朝から患者さん達を診て、そして今 札幌に飛ぶため、羽田空港に向かっています 今日も日帰りです 夜は あるPIを行った薬剤の講演会が横浜で行われ、その座長をします

昨日のTAVI

さてさて当院では毎週火曜日にTAVIを行うようにしています 正直小生のスケジュールに規定され、なかなか予定通りにはいきませんが、それでも当院ではこれが順調に回っています これも TAVI Coordinatorをしていて下さる Aさんのお蔭です

TAVIをやるということは、個人の能力ではありません 組織の能力なのです その組織をまとめるためにはものすごい力が必要です

昨日のTAVIは、とても重症な方でした 肺が悪く、とても侵襲的な治療はできないだろう、そのように想定された患者さんでした とても緊張しました 世界で一番はやい手技を目指しました そしてやり遂げました あー 良かった 医師として とてもやり甲斐のある瞬間でしたして、その後の例えば今朝の患者さんとの応対で、とても救われました 「自分が何のためにこのような激しいことをしてるのか?」 答えは難しいですが、一つの答えを得ました

昨日のTAVI

昨日は 2例のTAVIを transfemoral approachで行いました 鎌倉のハートチームは本当に素晴らしい、と思います 患者さんは安心して治療を我々に任せられる、そのように確信します 多分、というか絶対に 鎌倉のハートチームによるTAVIが世界で一番安全であり、しかも世界で一番患者さんに優しいものです

そうは言っても常に反省や進歩を忘れはしません 何故ならばチームであり、良いコミニケーションが常に保たれ、お互いに奢らないようにチェックできているからです

昨日の症例も決して low riskのものではありませんでした 冠動脈閉塞や、大動脈基部破裂の危険性を予測していました そして、それに対してどのように対応し、どのように切り抜け安全にTAVIを治療として完遂するか、多くの可能性を検討し、皆で議論し、そして強い意志とチームの巧みな技術を持ってその戦略を実現し、素晴らしい治療結果に導きました

患者さん方はすぐに麻酔から覚醒し、「思わず胸に手をやりましたが、傷が無いので安心しました」「これまで生活が制限されていたけども、待っていた甲斐がありました 楽になりました」などの言葉をすぐに頂くと、本当に良かった、そのように思いました

昨日は緊張が異常に筋肉に負荷をかけたのでしょうか? 術衣から着替えた時に、腰を痛め、暫く満足に歩くこともできなくなりましたが、そんなことには代えがたいやり甲斐を感じたのです

もっともっと楽に患者さんがこの素晴らしい劇的な治療を受けられるようにこれからも皆と力を併せて頑張ります

昨日のTAVI

昨日は3例のTAVIを行いました しかも、その中の二例は Transapical (TA)の症例でしたが、9:30AM頃より開始して、縦に3例、途中昼食などもきちんととりましたが、全部終了したのは 16:30前でした

いやあ素晴らしい Team Workですね 非常に困難な患者さんも含まれていたのですが、皆様方お元気となり嬉しいばかりです

圧倒的なTAVI

昨日は経大腿動脈的 SAPIEN-XT TAVIを二例行いました それなりに難しい症例でしたが、鎌倉ハートチームの圧倒的なチームワークと高い技術により、すんなりと終了しました 麻酔覚醒も早く、患者さんには本当に楽な手技だったと思います

9:30AM開始し、縦に二例行ったのですが、全ての手技終了が13:00にはなっていないのですから、患者さんの入れ替えや手術室の清掃などを考慮すれば、そして、麻酔の前後なども考慮すれば、TAVIの手技が如何に早いか皆様方にもお分かり頂けるものと思います

実際昨日も見学者が複数あられ、その方々の目の前で手技が行われていますので、隠すものは何もありません

ただ、最近ボク自身が疲れていますね

だって昨日だって TAVI二例行い、その後 右冠動脈の慢性完全閉塞に対するPCI、これがまた難しかったのですよ、精神的にも大変に消耗し疲れましたが、奇麗な仕上がりでした 両側経橈骨動脈的冠動脈インターベンションで行いました そして、その後 行き着く暇も無く、外来診療し、その後、複数の面会・各種事務的処理と立て続け、休む間も無いのです

疲れましたよ

勉強会とお花見

さて、今は束の間のアメリカ西海岸です、これから夜行便で羽田に飛び、それから Slender Club Japan東京に参加します 一泊3日というか一泊 2.5日の日程でとてもハードでしたが、自分自身 20年間以上に渡ってこの世界(PCIの世界)でそれなりに頑張ってきた結果がこの日に結びついたことを実感し、少し感激しました

当時からいわゆるPCI第一世代の先生方は、共に戦ってきた戦友のようなもので それぞれ所属する国籍、言語、宗教も異なりますが、同じ目標 それは PCIによって多くの患者さんを助けよう、そのような目標に向かって戦ってきた戦友です

20年いや 25年経過し、皆歳とりました それでも皆この戦線の第一線で戦っています 以前はPCIしか考えませんでしたが、現在ではTAVIを初め最先端の治療に皆向かっています

僕もそのような戦友と共にこの一日を共に過ごせたことは幸せでした

それにしても、日本の第一世代の人々は 結局皆慢性完全閉塞で最終目標で終了です この不甲斐なさは何なのでしょうか?

今日も働いたぞー

5:00AM起床 暫く横になりながらRAP and BEATの EDC programについて考え、一時間

それから起きだして、カツオを切り、刺し身にして軽い朝食 そして、 6:30AMに自転車で自宅を出て 6:45AM病院着

本日の患者さんを診て、そしてカンファランス室でメールをチェックして 7:30AMより抄読会、それに引き続いてカテ・カンファ

8:15AM終了し、少し時間の余裕のある間に抄読会の内容をブログに uploadしてる内に時刻は 8:30AM

8:30AMより湘南鎌倉総合病院ハートチームによる TAVIカンファランス 本日は珍しく1例のみ

9:15ATMに手術場に入ったけれども、TAVI前に外来患者さんを一人診察する約束があり、呼び出され、外来へ そうそう この患者さんは今朝の血液検査が良ければ本日入院して午後PCIだった ということを思い出し そのように手配してから手術場に戻り

そして、TAVI あっという間に終了

それからPCIを1例して、そしてさっきの本日入院して頂いた患者さんのPCI 当初甘く考えていて 右橈骨動脈より右冠動脈の慢性完全閉塞に向かったのですが、とっても硬くてConquest-Proも歯が立たず 仕方なくそのまま左冠動脈に向かい、中隔枝経由でテクニックを用い何とかワイヤーを通過させ、その時点で右大腿動脈穿刺し、右冠動脈にガイディング・カテーテル挿入し、逆行性に通過して、右冠動脈慢性完全閉塞を直し、そのまま左冠動脈前下行枝近位部の 90%狭窄に対して薬剤溶出性ステント植え込み施行 このため、 15:00よりの午後外来に食い込み 結局

15:20より午後外来実施

ようやく 16:40に外来終了 これからさらに1例PCIが待っているけど、それは誰かに任せようかな?

本日は鎌倉ハートチーム全体の初めての懇親宴会が 18:30から開始です

毎日毎日こんな風にして時間が過ぎていくのです あああああ

とっても speedyなTAVI

本日も二例のTAVIを行いました どちらの患者さんも肺がとても悪く、全身麻酔を長時間続けることは、手技がうまく行ったとしても、その後の呼吸器合併症が起こる可能性が高い症例でした

このため、朝のTAVIカンファランスにおいて、皆で話し合って、素早い手技を心がけました もちろん、気管内挿管をせずに、浅い全身麻酔あるいは、局所麻酔で行うことも考えられるのですが、未だまだ自分たちの技術では、そのレベルではなく、かえって危険を伴う、そのように判断しました

実に気管内挿管から抜管まで 40分で成功裏に手技を終了できました うーん、もっと早く手技できるように思います だんだんと経大腿動脈的冠動脈インターベンションのゆったりもったりした手技から、経橈骨動脈的冠動脈インターベンションの素早い手技に転換しつつあります

TAVIの威力

昨日も二例のTAVIを行いました またまた非常に重症な患者さん達でしたが、様々なトラップも巧みに切り抜け、非常に早いスピードで終了しました

「本当に良くなるのだろうか?」と、心配していたのですが、終わってみれば、麻酔から醒めた患者さんたちは、見違えるようにお元気になられ、改めてTAVIの威力をまさまざと見せつけられました。

医者となって既に何十年ですが、こんなにも威力のある治療法というのは、これまでそう何回も経験したことがありません