慌ただしく時は過ぎ

11月07日(月曜日)と翌日 08日には 泰国(タイ)から 10名の Interventionの先生方をお招きして 当院心カテ室とカンファレンス・ルームを舞台に 1st Thailand – Japan Friendship PCI Forum 2016 というものを開催させて頂きました

外部からは 本江純子先生をお招きし、あとは当科の皆が応対しました

タイは現在軍事政権下ですが、先日国王が 88歳 11ヶ月でご逝去され、今後の民政移管に向けて若い人々が中心となり手を合わせていかなければいけない時期でもあります しかしながら、もともと勤勉な国民性と国民の大多数が敬虔な仏教徒ということもあり、その発展性は素晴らしいものがありますね 既に首都バンコクには高層ビルが立ち並び、その様子は東京以上でもありますし、国民はとても親日的で、多くのタイの方々が何回も日本を訪問されています

今回は、タイ国一番の名門大学国立チュラロンコン大学の Wasan先生を筆頭に 10名の先生方が参加されたのです 僕自身タイにはこれまで 20回ぐらい訪問し、色々な病院の色々なカテ室で手技を行う機会があり、Wasan先生とも20年来の旧知の間柄です

月曜日午前中は僕は外来診療し、それを早めに切り上げ、13:00からはタイの先生方と座学および IVUS/OCT/FFR/Rotablatorを中心とした実技を皆で披露しました そして、その夜は 鎌倉の古民家でたらふくの夕食をとりました

タイの先生方と
タイの先生方と

翌日火曜日には、朝から鎖骨下動脈アプローチでTAVIを一例行いました ここには 4名のタイの先生方が見学されました 手技は完璧に終了し、すばらしい出来でした そして、引き続き僕は経皮的冠動脈インターベンションに移行したのです その中で慢性完全閉塞を二例行いましたが、その一例はとても難しい手技で多分タイの先生方にとっても見ごたえがあったものと思います 我ながら素晴らしい出来でした

そして、14:30には僕は手技を切り上げ 折角の機会ですので、タイの先生方を鎌倉古都観光に連れていきました 何人かの先生方は鎌倉にも何回か来られていたのですが、僕は鎌倉住まい 29年のベテランですので、皆が知らない場所をたくさん知っています

ご存知鎌倉大仏
ご存知鎌倉大仏
佐助稲荷神社
佐助稲荷神社

今回は、まず 鎌倉大仏に行き、それから銭洗弁天、そして裏道を通って佐助稲荷神社に、そしてこの稲荷神社から裏道を通って大仏ハイキングコースの一部に入りました この道はとても急峻な道であり 途中で皆が音を上げたのですが とても楽しかったようです

それから歩いて小町通りを散策し、長谷の大谷戸を経て夕食会場に到着したのは予定通り 18:00で、その後皆で楽しく夕食をとったのです

勉強、そして手技 それだけでなく日本の良い部分、鎌倉の良い部分、そして何より日本とタイの間の友好促進に寄与することができました

今回のこのテストが非常に有意義でしたので、来年も同様の会を開催していくつもりです

危機は思いがけずに何時でもやってくる

今朝は、早朝 (= 0600AMより前)から病院に出かけ、その足で羽田空港に向かい、そして札幌東徳洲会病院心臓センターに向かいました 現在は外来診療を終え、病院隣りの紅茶専門喫茶店 うーんと名前は「 Kafe柘榴」 というお店です 僕の最近のお気に入りの一つです ここに立ち寄り、昼ごはん (あれーっ? 鎌倉にいる時には決して昼ごはん食べないのにねー)を食べて、おいしい紅茶を楽しんで心に余裕を作るのです

とは言っても、その後すぐに特急電車で4.5時間かけて函館に入るのですが・・・

昨夜は、Denmarkの先生と久しぶりにお会いし、横浜で遅めの会食をいただきました その後、「たまには若い先生たちとゆっとり話しせねば」と思い立ち、大船のこれもいきつけ 「お好み焼き ぼちぼち」に若い先生の一人を呼び出して入りました そんな訳で帰宅したのは 0:00AM そして今朝は 5:00AMに起床ですから眠いですね

そんな風に日常は通常普通に過ぎていくものですが、昨日は朝から違ったのです

7:30AMからの通常の循環器内科カンファランス、昨日は盛りだくさんで 8:25AMまで行い 引き続いて 8:30AMよりTAVIカンファランスでした

そのTAVIカンファランスの時に、愛用の MacBook Pro 1TBを隣の机の上に iPad-Proと一緒に置いたのですが、横を向いた合間に「ドスン」と大きな音を立てて、万有引力に則って床に落ちたのです まあこんなことは何回もあるし大丈夫と思って立ち上げるとやはり大丈夫でした

カンファランスを終了し、暫し部屋でそのMacBook Proで仕事を始めたのです すると突然画面が真っ暗となり、そのまま反応しなくなったのです 「がーゑゑゑんっ」 そう hardwareが壊れたのです

このような大非常事態にどのように対応するか それによりその人の人間力が判明します 何しろ、このMacBook Proには 700GBぐらいのデータ、これまでの僕の人生の10年間以上が詰まっているのです そのデータが破壊されれば もう生きていく気力が無くなるに違いありません

ここ数日のことを思い出しました そして、日曜日に 2TBのポータブルHD二つに二重に BackUpをとっていたことを思い出しました もちろん Time Machineを用いて OSそのものから backupしてあるのです これでひとまず安心できますね

次のステップは この日のTAVI二例、もうすぐ一例目を開始せねばなりませんので時間がありません その症例を順調に素早く終えれば時間の余裕がでます そして、一例目終了し、順調に問題なく終了したことを確認し、素早く自宅に取って返し、BackUpとして確保してある MacBook Pro 750GBを病院に取って帰りました そして、先の Portable HD 2TBをつなぎ、Command-Rでその750GB MacBook Proを立ち上げ、Time Machineからの復旧に入りました これは通常 12時間ぐらいかかる作業であり、羽田空港に翌朝向かう時にマシンを回収するしかない そのように予想しました

そして重症の二例目TAVIに入りました 順調に CoreValveを植え込み、終了か と思った時に、脈圧が無くなってきていることに皆気づきました すぐに ECMO (PCPS)を挿入し、作動開始 そして造影すると 何と左主幹部が閉塞です しかもこの患者さんは右冠動脈ももともと閉塞です ここでハートチームの皆は冷静に動きました すぐにPCIに移行し、左主幹部に対して薬剤溶出性ステントを植え込み、手術場で ECMOより離脱、一時局麻から気管内挿管全麻に移行したのですが、これも手術場で抜去、ICUに移りました そして今朝、患者さんと普通にお話して羽田空港に向かったのです

話が並行しますが、MacBook Proに Time Machineからのリカバーは意外と早く終了し 16:00には終わったのです それからいくつか passwordを入れたりして ようやく1TBと同じ環境構築とデータの復旧に成功しました これで MacBook Proに伴う危機の一つ解決

そして、TAVIに関わるもう一つの危機も解決

あーーー 昨日は本当に本当に人生の危機が二つ同時に訪れたような大危機の一日だったのです

今 London Valves参加中

金曜日の9/16には日本心臓欠陥麻酔学会が横浜みなとみらいにある横浜ベイホテル東急で開催され、ここでは湘南鎌倉総合病院麻酔科部長の小出先生が学会長を務められました

学会は盛況であり、心臓麻酔に関連されている麻酔科の先生方がこんなにもたくさんおられるのだ、と認識を改めました

そこで、ランチョンセミナーとして、TAVIの話について講演しました やはり学会での講演ですので、最新のデータを updateするために、多くの論文をこの間読ませてもらいました そうです プログラミングにかまけてないで、勉強したのです

そして、土曜日9/17 0:50AM羽田空港発の羽田-フランクフルト便に乗り、フランクフルトでロンドン・ヒースロー空港行きのルフトハンザドイツ航空に乗り換え、ヒースロー空港に到着したのは、同じく9/17の 7:30AM頃でした

そこから、車で小一時間走り、今回の London Valves会場 = London ExCelという巨大なしかも新しい国際会議場+展示場の隣りにある Hotel Aloft ExCelに到着したのが、9:45AM頃でした

シャワーも早々にExCel内で開催された Tokyo Valves 2017 Preparatory Meetingに急ぎました

その部屋には日本からも10名ぐらいの先生方、そしてアジア・ヨーロッパからやはり10名ぐらいの先生方、そして事務局の方々が集まり、18:00頃までかけて Tokyo Valvesの planningを小テーブルディスカッション形式で決めていったのです

時差ボケもあるし辛い時間が過ぎましたが、結果的にはとても有意義でした

そして、9:18日曜日8:30AMにはまた数名で集まり、さらに骨子を決めていったのです 11:00 – 12:00AMには今回の London Valves 2016の出だしのセッションが開始され、そこでパネリストを務め公式任務が開始となりました

ようやく本日 8:30AMより講演して、その後は開放されます 戻りは 19:15発のロンドン・ヒースロー空港-羽田便です

いやあロンドンはなかなか良い街ですねえ これまでその良さに気づきませんでした

今また羽田空港国際線ラウンジ

本日は昼から 横浜みなとみらいのホテル東急で開催された日本心臓血管麻酔学会総会のランチョンセミナーに演者として招聘され、一時間の講演を行ってきました 演題は、TAVIです

この学会の会長は湘南鎌倉総合病院麻酔科の小出部長であり、僕の講演の座長をして下さったのは、鎌倉の心臓血管外科部長をされていて、今年から日本大学医学部心臓血管外科キョウジュに移転された田中 正史先生がされました 非常に栄誉なことでした

この講演のために、TAVIに関連したいくつもの論文を読破し、大変に勉強しましたが、頭の片隅では何時も、「ああ プログラミングしたい」と思い続けていましたよ

横浜で食事してから、鎌倉に戻り、そしてまた再び羽田空港に出発し、現在ラウンジなのです 明日、つまり9月17日土曜日 0:50AM発の羽田発フランクフルト行き ANA便でフランクフルトに飛び、1時間の Transitの後、ロンドンに飛びます

ロンドンに着けば土曜日8:00AM頃なのですが、ホテルに early check-inの後、Tokyo Valvesのmeetingが朝から夕方まで開催される予定なのです もちろん僕は絶対に参加していなければならないのです 僕以外は皆 20歳ぐらい以上若い先生方なのですが、何とか着いていこうと必死です 何時までそんな空元気が持つかなあ

という訳で数週間ぶりに Programmingをこのラウンジでしているのですが、フロントエンドの User Interfaceを造っていてどうにも頭悩まされたのです

それは、例えば <select><option>1</option><option>2</option></select> というhtmlのフォーム部品なのですが、走らせるとクリックした途端に文字が消えてしまうのです

うーん 何故だ こんな簡単な基本的部品でなんでそんなことが起こるのか?

起こっていることは事実なので一つ一つ原因を虱潰しに探索したのです その過程で「うん ひょっとして」と思うフシがあったのでそれを修正したところ、見事に解決です

それは僕みたいにやんちゃだとしばしばしてしまうのですが、DOM部品につける id tagを二重につけていたためなのです これは意外と見つかりにくいバグの要因となります idを二重につけていても大概は問題無く動作するのですが、条件が重なると異常な動作をします

もちろん idというのは一意的なものなので異常な動作、というのは正しい動作なのですが、なかなか見つけにくいのです

このような時には class属性にすれば良いのですが、class属性にしてしまうと今度は一斉に適用されていまいますよね

そんなこんなでこのラウンジでバグ潰しに20分ぐらい使ってしまいました でもこれってとっても楽しい時間なのです そうですね 子供の頃に鬼ごっこで遊んだような そんな時間なのです わかりますか? この感覚

これから北海道

またまた羽田空港ラウンジで飛行機を待っています 本日はこれから北海道に飛びます

本日午前中の二例のTAVIすばらしかったなあ 特に二例目はとても重症でしたが、皆の力を合わせ 何とか素晴らしい治療ができましたね

これだからこそ今頃ラウンジで飛行機を持っておれるのですよね

目標としていた9月1日に何とか間に合いました

鎌倉ライブデモンストレーションのHome Pageの全面改訂を8月の10日頃から行ってきました ある程度公開するのを9月1日と目標設定していたのですが、何とか間に合いました

http://kamakuralive.net/

大きなバグはとれていると思います このページの特徴は、SQL databaseに色々なデータを別の保護されたページにより登録すれば、それが自動的にこのページで更新されていく、ということです

鎌倉ライブデモンストレーションの詳細については未だ確定できない部分も多く、かといって全く分からないままで放置しておくことも良くないので、このような構造にしたのです

僕にとってこれは長年のライブデモンストレーション生活の中での最適解の一つなのですが、それをどのように実現していけば良いのか、それを解決できるだけのスキルも知力も以前の僕にはありませんでした しかし、今は違います これをやり遂げるだけの能力を習得したのです 嬉しいな

これもTAVIがすんなりと治療できるから可能なのです ありがとう SAPIEN3

ありがたいことです

昨日外来診療をしていて、半年ぶりに来診される患者さんから、「最近 先生の具合が悪いのでは? と心配していました 大丈夫ですか?」と言われたのです

「何時もは先生のブログ数日に一回は更新されているのに、最近は何と一ヶ月間更新されていないので心配しました」とのことでした

いやあ 少し感激しました 実際、先月は疲れてしまい、ずるずると更新をサボっていたのです でも反省しました そのように見てくれている方が一人でもおられる、というのは嬉しいものですし、やり甲斐もあります

そんなことで、最近はTAVIについて記載しませんでしたが、TAVIも着実に症例をこなしています 最近の話題というのは SAPIEN3を用いることができるようになり、TAVIの確実性と安全性が格段に向上したということと、もう一つ 次世代のTAVI deviceである あっと、治験中なので名前出すのは問題かもしれませんので名前は出しませんが、それの小口径治験が先日当科で2例植えこんで終了したのです このディバイスはこれまでのTAVIの問題点を大きく改善するものであり、治験で多くの症例の経験を積まさせて頂きました 早く患者さんに日常臨床の中で使用できるようになることを祈っています ああ あまり言い過ぎると日本国内審査に干渉する危険性がありますのでこれぐらいにしておきますよ

という訳でTAVIもちゃんと行っていますし、また昨日なんて数例のPCIだってしたのですよ 本日はこれから新しい薬剤溶出性ステント治験の打ち合わせで霞ヶ関に行くのです

いつの間にかかれこれ一ヶ月間 uploadしませんでした

このブログ 気がつけば一ヶ月間uploadしていませんでした この間に、島原でのライブ、インド Chennaiでのライブ、そして先日の TAVI関連学会である J-TVTなど色々とありました

何しろ暑くて暑くて とても気力が追いつかなかったのです それと何を思い立ったか、急に高等数学の勉強を始めたのです 自分自身の高校時代、理科系の数学は、数IA, IBそして数IIBだったと思うのです いわゆるゆとり世代のはるか前で、厳しく受験勉強を迫られていた時代です

数学の教育課程の中には、もちろん線形代数、三角関数、複素数などはありますし、ベクトルもあったと思います しかし中心は微積分だったと思います 決定的に欠けていたのは行列なのです 考えてみれば行列の学習を全くしたことが無いのです なんで今さら行列を? と思われるかも知れませんが、行列の考えとか、計算とかは現代世界で必須のものなのです 気がついてみれば僕には行列を理解していない、という根本的欠陥があったのです

それで Amazonで色々探し、一冊200円程度の中古の「わかりやすい」シリーズの数学本を購入して勉強を始めました 非常に平易に書かれていて僕のような老境の者にも理解できます 理解はできるのですがすぐに忘れていくのです 今も折角覚えた行列の掛け算のやり方忘れているのです あああああ まあ繰り返して学習していくしかありませんね

こんなことが医療と何の関係があるの? と言われる方も多いでしょう でもね、何処で何が関係しているのかなんて分からないのですよ 何より知的欲求が僕にそれを強いるのです それだけで十分でしょう もっとも僕には下心があります それはこれらの高等数学の勉強は自分のプログラミング・スキルの向上に絶対に役立つだろう、という裏付けがあるのです 現実に今話題の、例の碁の世界チャンピオンを破った Googleの人工知能、あれの理解には絶対に行列が必要なのです

そんなこんなで、ここ数日間 再びプログラミングに向かっているのです 色々と夢の中でも考えてきました html文書をどのようにコンポーネント化できるか? という命題です もちろんこれには Javascript frameworkである Reactや、AngularJSなどたくさんあります しかし、それらをゼロから勉強するのはとても困難です 少なくとも僕には困難です せいぜい jQueryぐらいです

そこで、PHPの classを用いて何とかできそうだ、という予想の下にやりました 何をしているか? と言えば 鎌倉ライブのプログラム作成および公開用のホームページ作成なのです これをReal Timeにon-lineでプログラムの更新ができるようにしたいのです しかも権限を持った人間は複数人が更新を可能とする、というシステムの構築です

まず行ったのは、プログラムの骨子作成なのです ここにはどうしても htmlという文章論理構造記述言語でしかあり得ません その第一版は以下のようなものです

<div class="container">
  <h1 class="text-center text-danger">EVTセッション第一日目 (12月17日[土曜日])</h1>
  <div class="row">
    <div class="col-lg-11">
      <div>
        <div  class="session_title">
          <form method="post" action="db_entry/evt/evt01.php">
            <button type="submit" class="session_title" name="sessionNo" value="1">
            <div>
              <div class="fleft"> 
                <?= _Q(mb_substr($rows[1]['begin'], 0, 5)); ?>
                -
                <?= date("H:i" , strtotime($rows[1]['begin']) + $rows[1]['duration']*60); ?>
              </div>
              <div class="fright">
                <?= _Q($rows[1]['sessionTitle']); ?>
              </div>
              <div class="fclear">Session Co-Sponsor:
                <?= _Q($rows[1]['cosponsor']); ?>
              </div>
              <div>Venue:
                <?= _Q($rows[1]['venue']); ?>
              </div>
            </div>
            </button>
          </form>
          <div  class="col-lg-10 session_sub">
            <div class="subsession">
              <form method="post" action="db_entry/evt/evt01.php">
                <button type="submit"  class="subsession_button" name="sessionNo" value="2">
                <div class="fleft"> 
                  <?= _Q(mb_substr($rows[2]['begin'], 0, 5)); ?>
                  -
                  <?= date("H:i" , strtotime($rows[2]['begin']) +$rows[2]['duration']*60); ?>
                </div>
                <div class="fright">Session Subtitle:
                  <?= _Q($rows[2]['sessionTitle']); ?>
                </div>
                <div class="fclear">Chair:
                  <?= _Q($rows[2]['chair']); ?>
                </div>
                <div>Moderator:
                  <?= _Q($rows[2]['moderator']); ?>
                </div>
                <div>In-Cathe Interpreter:
                  <?= _Q($rows[2]['interpreter']); ?>
                </div>
                </button>
              </form>

もちろん<?= _Q($rows[2][‘interpreter’]); ?>などというPHPのhtml植え込み書式を使用しています  _Q( )という関数は、htmlspecialcharacter( )関数のラッパーです

ここでの問題点は、似たようなコードが繰り返され、<div></div>タグが多用されているため、ぱっと見て構造(深さ)が分からない、という点です

これをもっとも必要な <div>タグでこの部分をくくり 例えば

<div class="Session">
 <div class="Subsession">
  <?php $sessio1->domOut(); ?>
 </div>
 <div class="Subsession">
  <?php $session2->domOut(); ?>
 </div>
</div>

という風にできれば文書の論理構造がより明確になります これをhtmlの中でどのように実現するか? 鍵は PHPの classです これまで僕は何万行も PHPを用いて Web programmingをしてきましたが、実は classを避けてきました これは変な話であり、C++を用いてプログラムする時には平気で classを用いてるいるにもかかわらずです

そこで classを勉強して以下のような姑息的プログラムを書きました まずクラスの定義です

<?php
class Session {
		private $value = '0';
		private $rows = array();
		public function __construct($rows, $value) {
			$this->setRows($rows);
			$this->setValue($value);
		}
		public function setRows($rows) {
			$this->rows = $rows;
		}
		public function setValue($value) {
			$this->value = (Int)($value);
		}

		public function domOut() {
			$n = $this->value;
			$row = $this->rows;
			echo '<form method="post" action="db_entry/evt/evt01.php">';
			echo '<button type="submit" class="session_title" name="sessionNo" value="'.$n.'">';
			echo '<div>';
			echo '<div class="fleft"> ';
			echo _Q(mb_substr($row[$n]['begin'], 0, 5));
			echo ' - ';
			echo date("H:i", strtotime($row[$n]['begin']) + $row[$n]['duration']*60);
			echo '</div>';
			echo '<div class="fright">';
			echo _Q($row[$n]['sessionTitle']);
			echo '</div>';
			echo '<div class="fclear">Session Co-Sponsor: ';
			echo _Q($row[$n]['cosponsor']);
			echo '</div>';
			echo '<div>Venue: ';
			echo _Q($row[$n]['venue']);
			echo '</div>';
			echo '</div>';
			echo '</button>';
			echo '</form>';
		}
	}
?>

そしてこれを実際に使用するには以下のようにします

流石に疲れました

毎週火曜日は我々鎌倉TAVI班にとってはStructure Heart Disease (SHD) Interventionの日なのです 循環器内科のみでは可能でなく、手術場スタッフ、麻酔科医師、臨床工学士、臨床放射線技師、臨床検査技師の参加が必要ですし、もちろん心臓血管外科医、血管外科医、そしてコーディネーター、あるいはその時々で必要な時に補助して下さる関連業界の会社の方々、これら全員の力で成り立つのが SHD Interventionなのです

これらの人々が一同に介して、特定の患者さんの治療に当たるためにはやはり曜日を決める必要があります その曜日が鎌倉の場合には火曜日なのですね

今週火曜日は、何時になく皆緊張していました それは、非常に重症な患者さんばかり三例をTAVIでその日に治療する予定が立てられていたからです この果敢な挑戦に皆応えて下さりました 皆協力して下さったのです これまでも縦三例のTAVIというのは鎌倉では何回も普通に行ってきました しかし、今週は違ったのです、その理由というのは

  1. 三例ともとりわけ重症な大動脈弁狭窄症であった
  2. 三例ともTF (Transfemoral approach: 大腿動脈経由)でなく、一例が鎖骨下動脈経由、二例が上行大動脈経由

だったからです これらのアプローチには当然のことながら外科的介入が必要なのですが、どうしても大腿動脈より出来ない解剖学的理由が存在するのです 冷静に考えれば三例の extra-femoral approachでのTAVIを縦に三例行える施設というのは、世界中でも鎌倉だけではないでしょうか? きっとそのように思います

さて、一例目、事前の綿密なカンファランスのため開始も遅れました 無事終了し、30分の interceptを挟んで二例目の開始は 13:00からでした これも問題なく終了 しかし この頃より、現場は何となく殺気立ち、お互いの言葉にも棘が出るようになってきたのです 自分では気がつかないけれども、僕自身がその棘の最先端を走っていたのかも知れません

ここで、麻酔の先生が冷静に状況を判断され、二例目から三例目にかけて cool downの時間を設けて下さったのです これにより三例目の開始は 16:30過ぎになったのですが、その間に cool downされました

そして三例目に突入 もう僕は立っているのも辛いぐらいヘトヘトでした しかも、二例目にはアメリカ人のproctorが来られたのですが、この人が最悪の人でもう「アメリカ人ってなんでこんなに自分勝手なのか」と皆が感じると思いますが、その典型だったのです、僕は手技の最中にわざわざ日本語で「うるさい黙れ」と言いました そんなぐらいに僕は棘が立っていたのです この二例目も素晴らしい出来でTAVI終了したのです

三例目にはその Proctoreには退場してもらい、自分たちで行いました 僕自身はと言えばこの悪人アメリカ人がいなくなり大分冷静になりました そしてハートチーム皆の協力にお蔭で三例目も大成功に終了したのです この三例目を抜管して ICUに移送完了したのは 18:00頃でした

流石に疲れきったのですが、とってもやり甲斐がありましたし、またとても緊張し、追い詰められた場面でチームとしてどのようにその状況を乗り越えていくべきか? 色々なことを学ぶ機会でもありました

熊本大震災とTAVI

誰しも思いもしていなかった、というのがほとんどの人々の感覚でしょうが、その予想だにしなかった土地、熊本から阿蘇にかけて大きな地震に見舞われました しかも、大きな地震が立て続けておこり、被害を大きくしています
僕の知人も、緊急援助隊として現地にかけつけ、出来る範囲の援助・救援活動を行っております 素晴らしく、頭の下がる活動です
翻って僕は、と言えば、今回未だ直接的な被災地支援活動を行ってはいません 5年前の東北大震災の時には、鎌倉も直接的・間接的に大きな被害を受けましたので、暫くは茫然自失としていましたが、その後は自らも被災地気仙沼に暫く入ったりしました
今回は被害地域が東北大震災と比較すれば限定され、また現地での迅速な救援活動の実施、さらに関東からの交通を考え、不用意に救援活動に行くことは、余計なことと思われました もちろん被災地の方々から見れば、救援活動が現在でも十分な訳はありません しかし、組織化されていない不用意な救援活動は、救援活動そのものに対して余計な負荷をかけるものです
そんな中で鎌倉では本日も日常的活動をしています 本日もTAVIを2例素早く、非常に効率的に、素晴らしい手技で遂行しました その手技の傍ら、「熊本の人々の困難な状況を見ながら、このようなTAVIという一般循環器内科医から見れば、非日常的とも言える高度医療診療行為を行っても良いものだろうか?」という思いがよぎるのです
TAVIという治療を行う、ということは日常的診療なのであろうか??
医療というものは、社会によって制約された中での患者さんのために行われる、科学的医学の遂行です 従って、医療の実際は、その国家、その時代、その土地、その他の因子により制約されます つまり、社会により制約されます 熊本大震災、という社会にとって重大な出来事が起これば、当然我々の医療もそのことにより制約されるのではないでしょうか? この考えに立てば、目の前の患者さんを置いてでも、今すぐにでも救援活動に駆けつけるべきでしょう
しかしながら、その一方で TAVIにより、これまで治療が著しく困難であった患者さんが効率的にあっという間に治癒に近いほどに直されるのであれば、その事実は、どんな社会的制約をも打ち勝つだけの重みがあるのではないでしょうか?
自ら術者としてTAVIを行いながら、こんな自分の二面性(どちらの考え方も自分にとっては正しいように思うのです)に未だ惑わさせれるのです、とうに、そう既に四半世紀以上も前に「不惑の年」40歳を過ぎているのに、未だに惑わされるのです