時差ボケ

40時間の旅の後、数時間眠り、それから夜ご飯を食べに行きました。無謀にも SUKIYAKIという日本人がオーナーらしい和食の店に行ったのです。餃子はおいしかったですが、他は無謀な挑戦でした。

その後 近くにやはり日本人がやっている居酒屋がある、とうのでそちらに行きました。店の名前は ポント・ミー というのですが、看板には点と数字の3が書いているだけです。途中から出てこられた日本人のご主人に聞くと、ポントはポルトガルで点のこと、ミーは、日本語で3をみっつとも言い、ご主人の奥様が、みつこ という名前だからこのようにした ということです。何でも今から 日本のバブルが弾けた39年前に東京の自分でしていた建築設計事務所をたたんでブラジルに乗り込んできて、最初は4 -5年で戻るつもりが、このサルバドールにはまり、そのまま住み着いているそうです。子供たちも今ではブラジル人となっているそうです。このお店の日本蕎麦はなかなかのものでした。また、エビの天麩羅もとてもおいしいものでした。断然 SUKIYAKIよりも良いですよ。

Salvadorという都市は、かつてのブラジルの首都 (その後 Rio de Janeiroに移り、そして現在の Braziliaに移ったらしいのです)であったブラジル東海岸の港湾都市です。ブラジルに現在残っている歴史 (もともとの千住民族インディオは、西洋人が侵略すると共に、もともと存在しなかった 麻疹などの伝染病で全滅したらしいのです)の中では最古の都市です。このため、世界遺産もあるということです。西洋人が労働力としてたくさんの奴隷をアフリカから連れて来たため、この街の黒人比率はブラジルの中でダントツ (ブラジル全体では 8%)なのです。このため、独特の文化、アフリカ文化を継承し、独自に進化した文化、それが宗教儀式カンドンブレであり、サンバなどの音楽であり、また格闘技カボエイラであるのです。

たまたま今週末がそのカンドンブレの祭りが開催される、ということですが、残念ながら僕は金曜日にこの地を離れますので、経験することができません。まあこれも運命なのでしょう。

本日は午前中に学会場でライブデモンストレーションのモデレーターです。日本と丁度 12時間の時差、なかなか克服できませんね。