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小倉ライブ

昨日夕方の福岡便で小倉に入りました そして今朝 8:30AMより小倉ライブで手技をしました

症例は右冠動脈の慢性完全閉塞患者さんで、3月にトライされるも不成功例でした 8:30AMより手技開始し、最初の同時造影では副血行路は以前の造影よりも不鮮明となり、中隔枝経由の副血行も消失していました また右冠動脈の慢性完全閉塞も前回不成功の時に解離を形成し、そのためにより不鮮明となっていたのです

そのような事情ですから Primary retrograde approachで入りました 幸いにも塞がっていた中隔枝にワイヤーを通過させることができ、右冠動脈の#3にまで到達しました そこで順行性も開始し、Ultimate Brossにより逆行性にクロスすることに成功し、まあ色々IVUSで見たりしたのですが、結果的には10:30AM頃には薬剤溶出性ステントを三個植え込んで、さらに全ての枝を温存して再開通に成功しました

正直あっけない印象でした 余裕で処理することができましたし会場の議論を盛り上げることにも協力しました

まあ何はともあれ歴史ある小倉ライブでのここ数年間連続して成功裏に終了している慢性完全閉塞に対するPCI、本日もその歴史を上塗りした結果となりました

小倉ライブ
小倉ライブでの手技
手技終了後
2019 Kokura Live with Dr. Saito
小倉記念病院
小倉記念病院
小倉港
小倉港向こうに見えるのは下関の街
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小倉ライブデモンストレーション2018

もうあっという間に三週間過ぎましたが、バタバタしていて時間がパタパタと飛び去って行きました

ふと立ち止まり、あの時は? と振り返れば、これまでのことを整理せねば忘却の深海の中に全てが消えていきます

今年も小倉ライブデモンストレーション 結局会場には行かずに病院からライブ手技をさせて頂きました とても思い出の写真です 僕はおそらく日本で一番年上のライブ術者であるでしょう、良く言えば一番経験豊かな術者でありますが、悪く言えばすでに片足つっこんでいる術者でもあります

まあそれでもこのまま淡々と続けるしか能はありません 頂いた写真を掲載します

何を考えいるのかな?
ライブ会場の様子
手技終了後皆さん方と

いやあありがとうございました皆様方

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一年ぶりの小倉

今年も小倉ライブデモンストレーションの季節がやってきました このライブデモンストレーションでPCI術者を務めることは栄誉なことですね

僕自身はもう何年この役割を続けているでしょうか 自分でも覚えていません ただ、毎回大体が会場には一歩も行かず、直接小倉記念病院カテ室をライブデモンストレーション開始の少し前に訪問し、そのままカテ室からライブデモンストレーションを飛ばし、そして終了してすぐに小倉駅に直行し、そのまま福岡空港から飛行機に乗って戻る、そんなスケジュールです

やはり会場におられる先生方よりも自分は年齢が上であり、そんな中で歩き回るのも何となく気兼ねするのです

今年の症例は事前に前日にCDが送られてきました そもそも色々なライブデモンストレーションで症例のシネ情報を見るのは多くの場合、カテ室に到着してから、というのが僕の信条です その理由は

  1. 事前にシネ情報を見ても多くの場合状況は変化しない 見れば成功率が高まるとかいうことは無く、従って見ることにより自分に必要のないストレスがかかる
  2. そもそもPCIなどはどんな状況においても成し遂げるのが医師としての実力であり、それを事前に色々考えたり相談するのは潔く無く、また真の実力とは言い難いた

こんな理由ですね

さて、今回は左冠動脈前下行枝近位部というか、左主幹部から全くとっかかりも無く TIMI 0の慢性完全閉塞でした その慢性完全閉塞の存在は 2017/12月はじめの診断カテーテルの時に見つかっていましたが、その後大腸手術などを控え、これまで治療が伸びていたということです 問題は心機能が非常に悪く左室駆出率は 30%前半しかありません しかも年齢が 86歳でありました 正直PCIの適応判断は限界的だと思いました

このような患者さんですので、まず立てた方針は「決して無理はしない」というものだったのです 実際に開始するとまずは両側上肢から鎖骨下動脈にかけて蛇行が強くまた非常に horizontal heartでありそもそもカテーテル挿入がとても困難でした 最終的には右橈骨動脈より 7Fr EBU3.5がやっと左冠動脈に挿入できましたが、左橈骨動脈から目指した右冠動脈へのガイディング・カテーテル挿入はできず、ようやく診断6Fr JR4.0を右冠動脈に挿入することができました

この後は、絶妙なワイヤーコントロールにより順行性にガイドワイヤーを挿入することに成功しました 大成功で何よりです

 

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本日は小倉ライブでCTOオペレーター

昨日 5/12金曜日は朝から外来診療 そして、14:00に病院から自転車で帰宅し、少し準備したりしてから、14:30にタクシーで羽田空港に向かいました

16:20発の羽田空港発福岡空港行き JAL便に搭乗し、福岡空港到着、タクシーで博多駅まで移動し、新幹線で小倉駅に到着したのが 19:20頃でした そのまま小倉駅近くのわりと最近評価を上げている寿司屋さんに行ったのですが、不覚にも名前も覚えていないし、写真も撮りませんでした まあ、一回最初で相手の術中にハマるのも何ですからそれで良いのです

そして、24:00に小倉のリーガロイヤルホテルにチェックイン 暫く部屋でパソコンいじってからそのまま意識消失 6:40AM頃起床し、朝ごはん少し食べてから 8:20AMに小倉記念病院に向かいました

本日は小倉記念病院主催の小倉ライブ、その午前中にライブ術者を仰せつかりました まあなんのかんのいっても僕が術者最長老であることは間違いがありません しかもダントツに年上でしょう でもねえ本当はTAVIの術者希望!! です

症例は 78歳の男性 少し前に不安定狭心症で入院され、左冠動脈回旋枝と右冠動脈の閉塞認められ、今回の不安定狭心症原因は左冠動脈回旋枝の新鮮閉塞と考えられ、緊急PCIが行われ解決しました しかし、その後の心筋シンチでも広範な下壁後壁の虚血が証明され、右冠動脈 #2のCTOが問題となり僕に operatorが回ってきました

冷静ですねえ 客観的に状況を捉えながらCTOに入りました bi-radial 7Frで入ったのですが、今朝の術直前造影の結果、ほぼ70%ぐらいの確率で順行性でOKと判断しました そして 30%は backupのため逆行性アプローチと思いましたが、そうなると左冠動脈の diffuse narrowingのために厄介になると思いました

XTA -> Gaia-Thirdにより通過し、何とか色々 OCT/IVUSなど行いながら時間を潰し、最終的には薬剤溶出性ステント 3.5 x 32mmによりとても素晴らしい出来となりました 良かった良かった

Cafe Fadie
天下の小倉記念病院

問題は、この手技を放映時間帯はるかに早く終了し、僕はそのまま近くの Cafe Fadiesに行き、コーヒーをすすり時間潰し、それから新幹線で福岡駅に移動、そしてそこで鯖を食べ、今ラウンジです この鯖萬は福岡駅の AMU 10階にあります 是非一度訪れて下さい

鯖萬
長崎鯖の刺し身としめ鯖
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小倉ライブデモンストレーションの思い出 in 2015

昨夜 19:00の羽田発の便で福岡に入り、新幹線で小倉に、そして 10:00PMより深夜過ぎまで 小倉「鉄鍋ぎょうざ」で軽いお仕事しながら楽しみました

今朝は 6:30AM起床し、8:00AMまでに小倉記念病院心臓カテーテル検査室に入ることを要請されていましたので、カンファランス室で本日僕に割り当てられた症例シネを拝見しました

左冠動脈前下行枝近位部のCTOであり、患者さんのバックグラウンドからひょっとして難しいかも と予想しました

ところが同時造影すると、かすかにルートが分かりそうな具合でしたので、 8:45AMより実際の症例開始しましたが、5分もした頃にはもうワイヤーが通過し、放映開始を待つ状態となりました その後もスイスイと進み、10:00AM過ぎには完全に成功裏に終了しました

cafe_fadies
cafe_fadies

それからは 小倉に来ると必ず最近は訪れる小倉記念病院駐車場裏の Cafe Fadiesに行き、朝食を食べると共に、徳用辛子、徳用わさびなどを調達しました このCafeはもちろん Cafeもあるのですが、業務用スーパーが併設されていて、とてもおもしろいのです 数年前までは汚いスーパーでしたが、去年ぐらいに新装なり、今はとても綺麗でおしゃれなスーパー兼カフェなのです

小倉にいらしたならば是非訪れて下さい 僕は年一回の常連ですよ

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安達太良から小倉へ

先週末は安達太良ライブデモンストレーションと、小倉ライブデモンストレーションが週末にありました

安達太良ライブデモンストレーションに関しては、最近他の出張が重なり参加できなかったのですが、今年は移転新築なった星総合病院でのライブデモンストレーションに是非とも参加したかったのです あの3.11の大震災で同院の建物は壊滅的打撃を受け、郡山駅を挟んだ反対側に移転し、とても奇麗な病院に生まれ変わりました

6月4日 水曜日の夕方に郡山駅に向けて出発し、翌日木曜日朝一番の症例の治療に当たりました 右冠動脈の慢性完全閉塞であり、両側経橈骨動脈的冠動脈インターベンションで行いましたが、非常に難しかったのです 何とかワイヤーは通過し、ステントも植えこむことが出来たのですが、もって何とか出来たかもしれません

症例を昼に終了し、再び新幹線で鎌倉に戻りました

翌日6月6日金曜日は午前中外来診療を行い、それから羽田から飛行機で福岡空港に飛び、小倉に入りました 去年は小倉ライブデモンストレーションは開催されず、2年振りの小倉ライブデモンストレーションとなりました

翌日土曜日の 11:00AMよりTAVIの講演を行い、それから、ランチョン座長、そして特別セッションの演者と続き、それが14:00に終了してから、小倉記念病院に歩いて移動し、ライブデモンストレーション術者となりました 症例はその 14:00過ぎから開始できる筈だったと思うのですが、前の症例が長引きなかなか開始できませんでした 患者さんは比較的若く、異所性の右冠動脈に90%狭窄、そして左冠動脈前下行枝が起始部から慢性完全閉塞という重症の患者さんでした

ようやく15:30頃から手技を開始できましたが、なかなか右冠動脈にガイディング・カテーテルを挿入できず、手こずりました 右冠動脈に薬剤溶出性ステントを3本植え込んだのですが、distal embolizationにより、ST上昇を来しました それが落ち着いてから左冠動脈前下行枝の慢性完全閉塞に向かったのですが、順行性には不可能と思われました 幸い、左冠動脈回旋枝からの副血行を使える、と睨み、そこから入りました ワイヤーと Corsairが左冠動脈前下行枝に到達したにもかかわらず、不注意で抜去してしまい、また一からやり直ししたのです 最終的には左冠動脈前下行枝にも薬剤溶出性ステントを植え込み、素晴らしい結果でした 何と左冠動脈前下行枝側でも distal embolizationを起こしました

ライブデモンストレーションを終えたのは 17:00過ぎでした 途中放映を待ったり時間を無駄に使いましたが・・・・

本心としては、慢性完全閉塞のライブデモンストレーションもいいけど、TAVIのライブデモンストレーションをしたいな

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小倉 (KOKURA) 経橈骨動脈的冠動脈インターベンション (TRI)

記念すべき日

:今朝は 6:30AMにホテルを出て、仙台空港に向かいました。仙台空港で簡単な朝食を取り、そして 8:00AM発の便で福岡空港に入りました。福岡からは新幹線で小倉に移動し、そして小倉駅近くの鰻屋さんで、鰻を食べました。

いよいよこのキャラバンの中でも大きなイベントである小倉記念病院院内TRIライブのため、112:15に記念病院に行きました。そして、13:00からいよいよTRIライブを開始したのです。僕と Kiemeneij先生でカテ室に降り、そして症例を拝見しました。症例は右冠動脈近位部の慢性完全閉塞であり、順行性にも造影されますが、どうやら Bridging collateralのようでした。CTがあったのですが、それでは慢性完全閉塞部分に大きな石灰化プラークが立ちはだかっていたのです。左橈骨動脈より6Fr AL1.5SHを挿入し、右橈骨動脈からは5Fr JL3.5により対側造影となりました。いざとなれば逆行性アプローチも考慮しながらライブに入りました。幸いにも Corsair + XTRにより何とか通過し、薬剤溶出性ステントを植えこんで終了しました。この後、小倉記念病院岩淵先生がライブを2例行われました。

鰻を食べました

それから小倉記念病院講堂において、主に九州の先生方が集まられている中でライブに参加し、また Kiemeneij先生の講演座長を行いました。世界に冠たる小倉記念病院は、これまでどちらかと言うと anti-TRIだったのです。その小倉記念病院においてこのライブが行い得た、ということは本当に Radialistにとっては記念すべきことだったのです。

Memorial Day for All Radialists
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2012-06-03 2年ぶりの小倉ライブ

ライブ症例を成功裏に終了しました。皆が協力して下さいました。

今回の小倉ライブは昨年東日本大震災で中止となったこととか、何よりも小倉でライブを1983年にDorros先生をお招きして第一回のライブが始まってから、30年という節目の年に、いよいよあの偉大な延吉正清先生が引退をされる、というニュースというか、冠動脈インターベンションを行っている者からすれば、これ以上のものは無いほどの重大な事態の変化が起こる、ということを皆知っていたためか、とにかくこれまでの小倉ライブではあり得なかった多数の参加者が集まりました。そして熱気もありました。
僕は、この記念すべき小倉ライブで、重大な役目を多数仰せつかりました。中でも、延吉正清先生へのはなむけの言葉、というのは非常に重く、でも、自分の心からの気持ちを現した結果、それはきちんとこなすことになりました。
昨日は朝早くから、ずっとずっと夜まで多数のしかも、プログラム上ではどう考えても overlapしている dutiesのために獅子奮迅の活躍でした。
そして今日は記念すべき新生小倉記念病院における私自身の初めてのライブでした。
症例は前下行枝近位部からの慢性完全閉塞で、三か月ぐらい前にトライされて、不成功であった症例です。造影ではレトロのルートがありそうで、それを行けば楽勝、順行性にはまず無理、という症例でした。
型の通り逆行性で入りましたが、右冠動脈そのものが蛇行しており、また、中隔枝分岐が急峻で目標となる中隔枝には一度としてガイドワイヤーを挿入することができませんでした。ライブですので、司会者は時間を持て余す状況です。それでもがんばりましたね。
事態を冷静に捉え、順行性に移行しました。
ここからばいやー PCIも科学です。頭の悪い人はPCIをできません。回旋枝に入れたワイヤーから何回かIVUSをしましたが、どうしても自分には前下行枝入口部と思しき所は見えません。ここで普通に思うのは、「これがIVUS解像度の限界なんだ」です。
しかし、今回は本当に色々と考えました。このようなanatomyは前下行枝入口部からの慢性完全閉塞でよく遭遇する。何時も分からないままに、不成功で撤退するけど、その際、徹底的にやってみよう、
そんな風に思いました。何よりライブです。皆が見ている前でです。それは僕に勇気と大胆さと、そして何より明晰な頭脳を与えました。
そして、僕の結論は、前下行枝入口部が見つからない、ということは、きっと中隔枝と見える枝が、実は前下行枝であり、中隔枝を分岐した後で慢性完全閉塞になっているのではないのか?
そのような推測です。これは今までの僕の常識からはかけ離れ、また多分私だけでなく、全ての日本人インターベンショニストの常識からもかけ離れたものと思われます。
しかし、考えた末の結論でしたので、それを confirmするために、再度IVUSを行ったのです。そしてついに真腔を捉えました。この真腔をワイヤーず進むのを、ライブ放映で行ったのです。慢性完全閉塞のライブで通常これはあり得ません。真腔をワイヤーが進む瞬間は術者のみが味わう至福の時であり、その瞬間はライブで放映されることは無いのです。でも、それをしました。このように皆で考え、解剖を想定し、その想定の通りにテクニックでワイヤーを操作し、そして成功したのです。PCIの新たな局面の展開を感じました。
カテ室でも、そして会場でも拍手が鳴り響きました。
何より、新生小倉記念病院での初めての治療、初めてのライブにおいて、このような難しい症例を成功裏に治療できたことは、小倉ライブ30周年(昨年は中止されたため、第29回)記念にふさわしいものであったと思います。結局8:15AM頃に症例を開始し、終了したのは12:30頃でしたので 4時間の手技でしたが、造影剤総量はせいぜい200mlぐらいです。最後に前下行枝心尖部で穿孔を起こし、コイルで塞栓をしましたが、とにかく成功し良かったです。この長い手技に途中からトイレに行きたくなり、がまんするのが辛かったです。
終了後、記念病院の隣にある業務用スーパーにより、大きなわさびチューブを買いました。