超音波ガイド遠位橈骨動脈穿刺のデモ

さて、超音波ガイドで遠位橈骨動脈を穿刺するにはどうすれば良いでしょうか?

そもそも僕はカテーテル術者として動脈穿刺は脈拍を自分の指で感知しながら行う、それがプロだと思ってきました。そのようにして医師免許を取得した1975年から40年間以上してきたのです。

しかしながら、血管穿刺には超音波を使用すべきだ、その方が致死的出血などの重大合併症が低下する、そのように学問的に証明されてからかれこれ10年近くが経ちますが、自分の守ってきたやり方を変えるべき時なのです。

しかしこれまで慣れてきた指の感覚による遠位橈骨動脈穿刺から超音波ガイドに切り替えるのは容易ではありませんでした。自分なりに理論的な背景を考察したり、もちろん何例も経験を積み重ね、ようやく自分でも「極意を極めた」と思い込める領域に達しまた。それでビデオを uploadしました。世界中の方々に見ていただけるように英語で解説を書いています。ぜひご覧下さい。

エコーガイド橈骨動脈穿刺に挑む

僕が近位橈骨動脈アプローチを開始したのは、1995年10月のことですが、自身で遠位橈骨動脈アプローチを始めてからかれこれ4年ぐらいになります。

1995年といえば、未だ超音波診断機器も今とは比較にならないくらい古めかしいものであり、とても橈骨動脈の穿刺には使い物にならず、橈骨動脈穿刺は指先の触診で行われていました。

そして僕が遠位橈骨動脈アプローチを開始した時も、穿刺にあたっては指先の感覚、触診で行ってきたのです。しかしながらこの25年間で超音波機器はとても進化すると共に、医療事故軽減のため、エコーガイド下での血管穿刺法というのが発展してきました。この項 続きます・・・・