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ようやく帰国の途に

先週月曜日(11/23)夕刻に成田を出発し、New York経由で Sao Pauloに入り、それからBuenos Airesに飛び、そして最後は Cartagenaにてお仕事して、再び New York経由で帰国の途につきました

そして現在は New York JFKのラウンジで帰国便を待っているところです

今回の主な仕事は JICAとのジョイント・プロジェクトの成果確認作業でした そのため、かつて鎌倉と札幌を訪れた言うなれば僕の生徒さん達と会い、その成果発表を聞き、そして実際の手技の腕前を評価したのです もちろん、在ブラジルそして在アルゼンチンの日本国大使や JICA事務所長もご一緒されたのです

最後のコロンビア・カルタヘナではコロンビアのIntervention学会があり、そこで講演をさせて頂きました

日本を出発するまでは長い旅程と思っていたのですが、終わりに近づくと「もう終わりなのか」という感じです バタバタして、写真の整理もできず、やろうと思っていた仕事も半分しか済んでいません まあぼちぼち頑張ります

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「まだ若いぞ」と言うものの

この歳になり流石に長旅は疲れますね

11/23(月)の夜成田発New York行きのJAL便に乗り、New Yorkに入りました そこで約4時間のtransitの後、American AirlineのSao Paulo行きの便に乗り換え、そのままサンパウロに入りました サンパウロ到着は 11/24(火) 11:00AM頃で そのままホテルに入り、そしてラーメンを食べたのです

そして翌日は Dante Pazzanese Institute of Cardiologyともう一つの病院を訪問、その翌日木曜日は3つの病院訪問しました これらは全てこれまでブラジルでは二年間に渡り行ってきた Brazilの若手医師トレーニングのJICA programの一環であり、彼らが学んだことの再確認をしに行ったのです

そして昨日11/27(金)は午前中 JICA programの成果発表が彼ら、そして僕によりなされました

午後には 日本-ブラジル外交関係樹立120周年記念行事が開催され、400名の方々が集まられ、日本国大使、厚生労働省、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構そしてブラジルの関係機関の方々および僕を始めとした医師、そして日本経済新聞社の方々などが集まり、講演会が開催され、僕も15分間の講演を行いました

この講演会についてはね11/28日付けの日経新聞夕刊にも日本でも掲載されています

そんなこんなで時差ボケです そして本日土曜日は Buenos Airesに飛ぶため、空港ラウンジにいます

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パリ翌日

さて、パリで SAPIEN-3の植え込みを行わせて頂き、その後 「来々軒」でたらふく朝食兼昼食をとり、それから2時間の眠りにつき、夜はホテルから歩いて10分ぐらいのピザ屋さんに行き、夕食はピザを食べたのです

そしてコテンと寝てしまい、とは言っても時差ボケなので 2:30AMには起床、そして MacBook-Proで色々とプログラムの断片を書き、5:30AM前には check outしてタクシーで Massyに向かったのです

案の定ガラガラの道であり、またしても 6:00AM前には病院に到着してしまいましたが、昨日と異なりこの日はライブ放映日で、クルーも準備に入っていました きっと 5:00AM頃から準備に入ったのでしょう

これが日本だと前日から仕込みに入るのが普通でしょうが、ここでは違うのですね 当日朝から仕込みに入るのです 衛星中継をミスることがない、という自信と集中的に働く、という習慣の違いでしょうか 随分と異なりますね

7:10AMより僕の中継が始まる予定でしたが、患者さんがカテ室に入って来られたのは6:30AM頃、そして実際僕とか Lefevre先生が手洗いしたのは 6:40AM頃でしょうか 割とギリギリ感を持ってライブに入りました

まずは 6:50AM頃より対側大腿動脈・静脈穿刺し、造影しながら同側大腿動脈穿刺し、そこからだったかな? 中継に入りました 二つ Prosterをかけ、それから何時もの如く淡々とTAVIに移行しました 逆行性ワイヤー通過はスムーズであり、またS3の非前拡張での通過もスムースでした

そうそう患者さんは Conscious Sedationという状態で全身麻酔しておらず覚醒状態です 従って経食道心エコーもありませんし、もちろん気管内挿管もしていません

S3植え込みも完璧に決まり、Prosterで止血終了して何もやること無くなってしまったのは未だ 6:40AM頃でした その後サマリーとかして、次の症例に中継を渡したのは 6:45AM頃でしょうか

SAPIEN3
SAPIEN3
SAPIEN3
SAPIEN3

この二例目の中継がトラブったのですが、僕も林田君も外にいたので詳しい状況は把握できませんでした しかし、その混乱にも影響されず林田君は9:10AM頃より開始されきちんと第三例目をS3で完璧に治療されました

11:00AM頃には僕たちは皆様方に別れを告げ、さあ何処に行こうか?という話となりましたが、やはりまた「来々軒」に行ってしまいました またまたたらふく 14:30まで来々軒で食べたのです そして、そのまま荷物をゴロゴロ引きながらパリの街をサンジェルマン・デ・プレ教会まで30分ぐらい散策し、とあるカフェに入り、そこでチーズを肴にワインを飲みながらバリの街を行き交う人々をぼけっと眺め、「ああ ついにやったなあ」と歓びを分かちあったのです

17:30にはタクシーでシャルルドゴール空港に向かい 21:20発の Air Indiaでデリーに飛びました

と言うわけで現在は Ahmedabadにおり、これからライブ術者です さあ頑張りましょうね 「全く、お前 歳を考えろ、幾つまでそんなヤクザな人生送っているんだ」という声が聞こえてきそうです 実際に自分の中でそんな声が聞こえてきます

「でも こんな人生やっぱり楽しいもんね」です

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今度試したい秘密のレシピ

さて、Rubaiyatで出てきたものに、もとはフランス料理だということですが、ポテトチップに似てはいるのですが、中に空間があるポテトのフライが出てきました 何でもフルーレとかいうそうです

その作り方をWaiterから聞き出したのです

どうも、Andes Potatoですから、日本で言えばサツマイモでしょうね それを短軸で厚さ 2mmにスライスし、まず冷凍庫で凍らせます

そして、それを 38度のオイルで5分間ぐらい加熱し、それから200度ぐらいの高温オイルでカラッと数秒間揚げるのだそうです

そうするとスライスの中心部で水分が凍ったものが、一気に蒸発し、スライスの中心部が空洞となるのです

とは言うものの何回やってもうまくいかないもので、テクニックが必要だそうです

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慌ただしい一日

昨日は 8:30AMにホテルを出発し、Santa Cruz病院に向かいました この病院を訪問するのは 1999年、2007年、2008年に続いて四回目でした

Santa Cruz Hospital
Santa Cruz Hospital

この病院は日系移民がお金を出し合って、サンパウロ市(日本語では”聖市”と呼びます)の中心部に75年前に設立した病院です 第二次大戦中は、敵国病院としてブラジル政府に接収され、ようやく1990年に返還されて現在の型となっています しかし、長いこと経営難に喘ぎ、現在でも多額の借金を抱えているそうです

東芝マシン
東芝マシン

1999年にライブデモンストレーションで訪問した時には既に古くなっていた東芝製のシネが、2008年にライブデモンストレーションを行った時にも同じマシンでしたが、流石に1.5年前に最新型の東芝マシンに代わっていました

今回は手技を行わず、在サンパウロ日本国総領事館坪井領事、JICAサンパウロ駐在遠藤次長などと一緒に、サンタ・クルス病院が今後どのように発展していくかについて議論をしました

昼食は、「新すし」で辛し味噌ラーメンを食べましたが、まあまあうーん という味でしたね

新すし 辛味噌ラーメン
新すし 辛味噌ラーメン

その後 15:00より国際空港の近くにある日伯友好病院を訪問しました ここはサンパウロ日伯援護協会が開設している総合病院であり、黒字の病院でした ここでも遠藤次長を交え、今後の運営について議論をしました

サンパウロ日伯援護協会 日伯友好病院
サンパウロ日伯援護協会 日伯友好病院

この病院ではマシンはSiemens Artis Zでした

Siemens Machine
Siemens Machine

サンパウロで経皮的冠動脈インターベンションを行っている病院のほとんどを訪問しているつもりになっていましたが、実は未だ知らない病院もある、ということを知りました

さて、夕食はブラジル流ステーキ・ハウスである Rubaiyatで、JICA projectで鎌倉と札幌を9月に訪れた我が生徒達とその後の成果発表および会食をしました

Rubayatの 960gステーキ
Rubaiyatの 960gステーキ

流石にブラジル 何と 960gのステーキがありました 当然数名がかりで食べるのですが食べきれたものではありませんね

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時差ボケでサンパウロ

結局羽田空港を飛び立ってから 29時間かけて サンパウロ国際空港到着、それは今までで一番はやい記録のように思います

サンパウロを初めて訪れたのは 1999年のことでした 当時一人飛び立ち、未だJAL直行便というのが存在し、まずロサンゼルスに一旦おり、狭い部屋に transitの間押し込められ、それから再びサンパウロに飛び立っていました ジャンボ・ジェットでした

その当時は32時間ぐらいかかっていたと思います 空港にはその時サンパウロ日本人会の方々が出迎えて下さり、到着するなりそのまま国内線でリオデジャネイに連れていかれ、例のキリスト像など観光し、その日の夜にサンパウロに戻り、日本人会の歓迎パーティーがありました

キリスト像
キリスト像
有江先生、日本人会とのパーティー
有江先生、日本人会とのパーティー

そして、翌日は朝から日系病院のサンタ・クルス病院でブラジル中の Intervetional Cardiologistsを50名ぐらい集め、一日ライブデモンストレーションをしました これがブラジルでのTRIのお披露目だったのです 合計5例ぐらいしたと思います

ライブデモンストレーション手技
ライブデモンストレーション手技

以前も記したことがありますが、当時ブラジルにおける選択的冠動脈造影および、治療の父であられた日系二世の有江先生がご存命であり、僕の助手を務めて頂きました そして、その有江先生に、終了した後、「僕は今まで先生程 手の早い医師は見たことない」と言われたのです この言葉は今も僕の記念碑です

何しろ有江先生はあの Mason Sonesの一番弟子であり、そこ(Cleveland Clinic)で学んだ技術をブラジル中に広めた偉人であり、抜群のテクニックの持ち主だったのです

今回はそのサンタ・クルス病院を本日三度目ですが訪問します 二回目の訪問は 2008年の日伯友好移民100周年記念行事でサンタ・クルス病院からライブデモンストレーションを飛ばした時のことでした

サンタ・クルス病院の後、日伯友好病院を訪問します 今回のサンパウロでは経皮的冠動脈インターベンション手技はせず、今後のブラジル支援についての話し合いなのです それと勿論、ブラジルからの若手医師に対するJICAを通じた指導・教育の成果確認のために訪問しました

とは言うものの、やはり激しい時差ボケで 昨夜は 10:30PM頃就眠しましたが、やはり 3:00AMには覚醒 そして、Pythonの勉強です ここまで来ました

 

import numpy as np 
size = 200 
iterations = 100 
def mandelbrot_python(m, size, iterations):
    for i in range(size):
        for j in range(size):
            c = -2 + 3./size*j + 1j*(1.5-3./size*i)
            z = 0
            for n in range(iterations):
                if np.abs(z) <= 10:
                    z = z*z +c
                    m[i, j] = n
                else:
                    break

m = np.zeros((size, size))
mandelbrot_python(m, size, iterations)
import matplotlib.pyplot as plt
%matplotlib inline
plt.imshow(np.log(m), cmap=plt.cm.hot)
plt.xticks([]); plt.yticks([])

この Pythonコードで出力されるのは何とこれです

mandelbrot
mandelbrot

この図形は言わずと知れた有名なマンデルブロー図形であり、自然界の図形をそのまま模した無限繰り返し図形なのです

ちなみに、僕のMacBook Proでこの図形をPythonで描かせたところ、何と 2.3秒で描き上げてしまいました これはPythonが並列計算を行い、CPUの最高速度で演算するからなのです

いやはや凄い世界に入りつつありますね

 

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札幌東徳洲会病院心臓センターでのJICA program

昨日は札幌市付近は歴史的大雨となり、朝から交通の便は混乱し、 8:00AM羽田発の ANA便も1時間送れてようやく飛び立ちました

幸い千歳に到着した頃には雨は上がり、道央自動車道の閉鎖も解除され、病院には 11:00AM過ぎに到着、僕の到着を待たれていた 20名ぐらいの外来患者さんの診察をさせて頂き、14:00から JICAで訪れられたアルゼンチン、ブラジルのお医者さんたちもカテ室に到着され、早速PCIを開始しました

本来はホテルにチェック・インの後、病院に彼らは来られる筈でしたが、飛行機が遅れたために、直接病院に来られました そして、皆による講義の後、カテ室に来られたのです

昨日もなかなかの症例がアレンジされており、皆様方とても楽しまれたと思いますし、勉強になったことと思います 症例をアレンジして下った僕の部下達に感謝です

結局18:00頃までかかりました そりゃあ慢性完全閉塞 2例あったのですから、仕方ありませんよね しかもその中の1例は本当に無難しかったのですよ

夜はサッポロ・ビール園で楽しく過ごしました

本日はこれから JICA東京本部に直行し、修了式を行います そして、鎌倉にすぐに戻り、午後の外来とPCIなのです 時間がどんどん僕を追い越そうとするのです 大変です

そう、そんなバタバタした中で昨日面白い事を発見しました これまでは、アルゼンチン組5名と、ブラジル組5名は食事の時に、それぞれまとまって座っておられることが多かったのですが、昨夜は混在しました そんな中で、彼らは何語でお互いに会話をするでしょうか? スペイン語とポルトガル語は兄弟言葉らしいのですが、なかなか違うらしいのです

実は彼らは英語でお互いに会話をしていました!!!

新鮮な驚きでした

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Argentine and Brazil

ArgentineとBrazilと言えば何を思い浮かべるでしょうか もちろんほとんどの場合最近あった World Cup でしょうね

実は、僕は1999年より中南米との医療・PCIを通じた結びつき活動をしてきました それがようやく花開きつつあります ここ数年は、JICA (国際協力事業団)と Jointして活動をしております このため、日本国大使館なんかも動いてくれますし、現地政府関係者とお会いする機会も出来てきました

さて、今週はそのようなprojectの一つとして、ArgentineとBrazilの若手 Interventional Cardiologistsを招いて、講習会・交流会を開催しています

院内で行うのは、僕の部下達による座学、そして、僕の圧倒的なスピードでテクニックをふんだんに披露したPCI特に慢性完全閉塞に対するPCIおよび、TRIの手技カテ室内見学と、討議です

昨日も 7:30AMより10名の若手医師を招いて開始しました そうそうその前日夜は毎度の如く「新羅亭」で、焼き肉パーティーでしたが、流石にラテンのノリで、すごいものになりました

昨日は、9:00AMから僕の慢性完全閉塞5例、その他 complex PCI数例、通常のPCIなど合計 15例ぐらいのPCIをふんだんに楽しまれました 数多くの質問、議論、とても有意義なものだったと思います

そして夜はこれも毎度の如く「毘沙門」で遅くまでワイワイ楽しみました

今朝はこれから一緒に札幌に移動し、札幌東徳洲会病院で午前中は部下達による座学、そして午後は僕の手技見学ということになります

しかし、本日札幌は大雨の模様ですのでどうなるやら それにしてもこのような草の根民間国際交流は強いですよ

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新しいサンパウロ

サンパウロには 1999年の訪問してからもうかれこれ 10回近く訪問しています しかし、今回のサンパウロはこれまでと一味違いました
まずは 酷寒 これには驚きました これまで何時来ても短パンが似合う気候だったのです 本当に驚きました
そして、この一年で急速にレベルの高い和食の店が何店もオープンしていることです これも最近のパリ同様に新鮮でした パリの和食レベルはここ数年で無茶苦茶進化していますが、それに負けないぐらいの進化です
特に、昨年春からの公正競争規約強化を受け、やはり日本のお店は影響を受けているのでしょうか 若い板前さんの中でやる気のある人たちが一念発起して単身サンパウロに渡り、素晴らしい和食の店を開店させているのです
僕が今回訪れたのは 
酒蔵「阿吽」 あうんと呼びます ただ、アルファベット表記は SAKAGURA Al です ここには何と 札幌ススキノにある寿司の名店「さい藤」で 2012/09月まで板前さんをされていた坂本さん、という方が10月から単身渡ってきてここに雇われて素晴らしい仕事をされていました
そして、今朝のライブの後驚いたのは「勘」という開店して丁度一か月のお寿司屋さんです カウンターも8席くらいしかない小さな店ですが、未だ一か月にもかかわらず既に予約がとりにくい状況です ここの板さんも、それまで東京の「勘」で働いていて一念発起し単身サンパウロに渡り、昔からある名店寿司「勇」で一年間働いた後 開店したのです いや素晴らしかったです

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本日のライブ

極寒のサンパウロ 毎日凍えそうに過ごしています 何しろ 50年来で初めての寒さ、ということですので、街全体が寒さに対して何の対策も無いのです ホテルの部屋も寒く、暖房がありません レストランに行っても寒く暖房がありません 唯一暖をとれるのが、防弾車の中です 防弾ガラスと防弾ドアで保護された HONDAアコードの中は思い切り暖房をかけて暖かいのです
そんな寒さの中 今朝は 2:00AMに時差ボケで覚醒 フラフラになりながらもその後まったく睡眠できず 仕方ないので 朝までだらだら時間を過ごしていました
6:00AMにホテルを出発し 今回のライブを飛ばす BENEFICENCIA PORTUGUESA DE SAO PAULO (ポルトガル慈善サンパウロ病院)という多分 済生会病院のような感じの病院に行きました この病院にはかつてあの Dr. ARIEが1997年までおられ、ブラジルの心カテを立ち上げられ、その後PCIも始められ数多くのブラジルの医師を教えられた有名な病院です
サンパウロには、もう一つ有名な病院があり それが言わずと知れた DANTE PAZANNEESSE (ダンチ・パツァネーゼ病院)です ここはサンパウロ市立病院ですが、数多くの薬剤溶出性ステントの First-in-Man試験で有名な病院ですね あの CYPHERが初めて植え込まれたのもこの病院であり、そこを率いているのが SAUSA先生と Abizaid先生です 今回は何時も訪れているこのダンチは行きませんでした
ポルトガル慈善病院はサンパウロ最大の超巨大病院であり、昨年改築をしてすっかり綺麗になっていました 実は昨年もここからライブを飛ばしたのです カテ室は何室でしょうか? 多分7部屋ぐらいありそうです 全て Philipsのフラットパネルでした 症例数もサンパウロ断トツの症例数だそうです
6:30AMに病院に到着し、症例のシネを見せて頂きました 症例は 74歳男性であり 左冠動脈前下行枝近位部の慢性完全閉塞、既に左冠動脈回旋枝と右冠動脈にはステントが一年前に入っており、今年の三月にこの慢性完全閉塞に対してトライされましたが不成功でした 中隔枝からの副血行は無く、右室枝から非常に蛇行した心外膜枝を通じて左冠動脈前下行枝心尖部につながり、また#4PD末梢から蛇行した心外膜枝を通じて対角枝に副血行が行っていました
8:30AMからのライブ放映開始に備えて 8:00AMから開始しました 両側大腿動脈より 7Fr sheathsを挿入し、開始しました 到底順行性は不可能に見えましたので、最初から逆行性に開始 ものすごく大変でしたが Corsai + Sion-Blue -> Fielder-FC -> XTRを用いて蛇行屈曲した対角枝への副血行をクロスしました そして、Miracle 3により左冠動脈前下行枝近位部にクロスし、うまいこと順行性ガイドカテの中に入れることができました
ここからが大変でした 順行性ガイドカテの中でアンカーをかけても Corsairが全く通過しません Finecrossに交換してもダメです このため順行性にこのガイドワイヤーを目印に何とかガイドワイヤーをクロスし、ようやく 1.25mm balloonで拡張しましたしかし左冠動脈前下行枝が良く映ってこないのです 仕方なく対角枝向きに 2.5mm balloonで拡張し、ようやく左冠動脈前下行枝が順行性に出てきました しかし、対角枝分岐直後に再び慢性完全閉塞に近い病変があったのです そこも苦労してクロスしたのですが、今度はバルーンが通過できません ようやく5Fr 子カテを用いてクロスに成功し、DES 2.75mm, 2.5mmを植え込んで成功裏に終了しました
合計時間2.5時間の奮闘でした 本当に病変が固く、本当は IVUSとか Rotablator使いたかったのですが、それらは隣の部屋にあり、次のライブのために動かせなかったのです 辛かったです