水戸からWashington DCへ

先週の金曜日(2/19)には、初めて水戸ブレインハートセンターを訪問させて頂きました ここの上原先生は以前勤務されていた大学病院を2年余り前に辞され、現在は 4人の循環器内科医の一人として活躍されています

病院には救急車がひっきりなしに到着していました 大船駅より東海道線で品川に到着し、そこで特急「ときわ」に乗り、2.5時間ぐらいで水戸駅に12時過ぎに到着しました そして、「蕎麦処みかわ」に直行し、おいしい天ぷら蕎麦を頂きました お店には既に上原先生が待たれていたのです

ちなみに、この http://homepage2.nifty.com/soba-mikawa/mikawa.htm という蕎麦処みかわの Home Pageには何と未だにSJISが文字コードして使用され、しかもhtml4.01で書かれており、その上何と<meta></meta>による文字コード指定がなされていないので最近のブラウザでは文字化けします お店の方はこの事実に気づかれているのでしょうか? 直して欲しいものです 簡単なのに

蕎麦を頂いてから病院に直行しました 病院は4階建てで、広々としてとても綺麗ですコメディカル職員の数はとても多く、二つあるカテ室(片方は脳血管なども兼用)、1.5Tと3TのMRIやCTなど放射線機器も十分な数あり、その運用に臨床放射線技師の方々が活躍されています

僕に与えられた症例は 2症例でした 両者とも左冠動脈前下行枝のCTOでした 居一例目も二例目も両側橈骨動脈から 6Frで入りました 一例目は順行性に通し、二例目は中隔枝経由で逆行性に通しました 特に二例目は難しかったですが何とかやりきりましたね 残念ながら一例目は delayed tamponadeとなりましたが、心嚢穿刺のみでその後はなんとも無かったとのことで良かったです 症例終了したのはもう 6時を回っていたのですが、その後主として技師さん向けにTRIの講演をしました

これらが終了したのは 7:30PM頃となっていましたが、その後 水戸市内の有名店であり、元祖あんこう鍋を謳っておられる「茨木郷土料理 山翠」に行きあんこう鍋を頂いたのです そして、20:53水戸駅発の特急「ときわ」に乗り、上野駅から上野湘南ラインに乗り換え、大船駅まで戻ったのです もちろん帰宅したのは真夜中でした

そして翌日土曜日は 5:00過ぎに起床し、 7:09AM大船駅発の NEX成田エキスプレスで成田空港に向かい、その日の12:00発 ANA NH002便でワシントンDCに飛びました

今回ワシントンDCを訪れたのは、全米一の大病院である MedStar Washington Hospital Centerの Ron Waksman先生が開催され、来年で 20年となる CRT (Cardiovascular Research Technology)に参加するためです もちろんこの CRTも10年以上前から Invited Facultyとして招聘されており、ほぼ毎年参加してきました この会の特徴は、インターベンションの最新のことが企業色無く学べる、ということです また場所柄米国政府とも近く、毎年 FDA (Food and Drug Administration: 米国食品医薬品局)と合同で Townhall Meetingを開催しているのです

Washington Dulles国際空港に到着したのはその日土曜日の 10:00AM頃でした そこから隣の Virgina州にあり、既に 37年間もその場所で開店されている日本料理屋「たちばな」に向かいました このたちばな は大きな店ですが、多くの職員が日本人でありました 土曜日ということだからなのでしょうか 店は満席であり、その多くがアメリカ人あるいは韓国の方、中国の方でした

日本料理「たちばな」
日本料理「たちばな」

ここでは、味噌ラーメンを食べましたが、とても美味しかったですよ

「たちばな」の味噌ラーメン
「たちばな」の味噌ラーメン

この日の夜は居酒屋「関」で夕食を摂り、23:00頃部屋で意識不明となり、椅子に座ったまま眠っていましたよ それでも03:00頃には覚醒し、以後一睡もできない状態でした

居酒屋「関」
居酒屋「関」

日曜日は CRTから指定された演題が二つあり、その講演を昼前後に行い、その後 新しいDESに関しての business meetingを行いました そして日曜日夜はまずホテル近くのいんちき日本料理屋・寿司屋である、「殿すし」に行き、ここでラーメンを食べました ここのラーメンは写真にすることはありませんでした

この後、 19:00 – 22:00TRIの話でmeetingがありました 壇上で何回も意識が無くなりました

Washington Hospital Center
Washington Hospital Center
Washington Hospital Center
Washington Hospital Center

そして今年はその Washington Hospital Centerから会場に向けて僕自身のライブを飛ばしたのです この病院は規模からして全米一のものであり、また循環器病学関係では世界をリードする病院です 日本からも留学生が多く訪れています ちなみに、この病院は MedStar Healthという病院グループに属しているのです

循環器関係のカテ室は 10ありますが、活動中のものは 9室です 僕が見た限りマシンは全て Philipsであり、TAVIもこの部屋で行われています それにしても日本でも普通のカテ室でTAVIが出来るように早くなって欲しいものですね

僕の症例は右冠動脈のCTOでした 右冠動脈末梢には 1999年に行われたという大伏在静脈グラフトによる良好なバイパスがなされ、何のために右冠動脈のCTOに対してPCIをするのか? それが分かりませんでした それでも担当の先生は、大伏在静脈グラフトの流れが sluggishであり、またなんとなくの症状があり、しかも下壁で虚血が証明された、と言うのです 何によって虚血が証明されたかについては聞きませんでした

6:45AMにホテルを Kiemeneij先生と Tejas Patel先生と一緒に Washington Hospital Centerに出かけました 到着したのは 7:15AMぐらいでしたが、既にカテ室内にはスタッフが詰めていました そして、担当の先生からシネを見せてもらいました Kiemeneij先生そして Patel先生の症例を含めそれぞれ一人ずつ治療する段取りでした(実はこのことも当日朝知りました) シネを見せて頂いた後、病院内のカフェテリアで朝食をとってカテ室に行きました

左橈骨動脈穿刺
左橈骨動脈穿刺

患者さんは既にテーブルに寝ておられました 正直橈骨動脈穿刺が得意でないので、両側橈骨動脈穿刺を担当の先生にして欲しかったのですが、何と最初からするはめになりました ライブは 8:45AMより transmissionが始まり、その前に右橈骨動脈穿刺を行いましたが、左橈骨動脈穿刺は僕がせねばならいことになりました、それでもライブで放映されながらうまいこと穿刺できたのです ところが、鎖骨下動脈がアーチの末梢側から出ていたので、ガイディング・カテーテルを上行大動脈に持ち込むのが非常に困難でした それでも何とか右冠動脈にはAL1.0SHを、そして大伏在静脈グラフトにはMPを持込み、同時造影をしました 会場からはやはり「本当に右冠動脈のCTOを開けねばならないのか?」との意見がうずまき、結局大伏在静脈グラフトに対して FFRを測定することになりました そして測定したところ、何と値は 0.99であり、そのまま治療せずに終了しました

ライブ中継
ライブ中継

 

Kiemeneij先生、Patel先生と
Kiemeneij先生、Patel先生と

Kiemeneij先生と Patel先生に別れを告げ、その後着替えていると、ちょうど Waksman先生が来られました 彼は僕にこのライブを実現するために I prepared a log of document. と言われました この全米一の大病院で日本人医師としてライブを行うことがどれだけ大変なことであったかこれでわかりました そして嬉しいことに After now, you can do any cases in this hospital. とも言って下さいました これって相当にすごいことですよね

大鍋屋(だいかや)
大鍋屋(だいかや)
大鍋屋の辛味噌ラーメン
大鍋屋の辛味噌ラーメン

この言葉を聞いて良かったと思いました ライブが早く終了したので、ワシントンで話題のラーメン屋「大鍋屋」 「だいかや」と呼びます、ここは何時行っても満席で夜行くと 1.5 – 2時間待ちなのですが、 11:00AMから開店しているというので、病院から行くことにしました 本当に美味しかったです