新時代のPCI

さて、本日は夜歓迎会が開催されました 随分とたくさんの循環器科関連の職員が集まられました このように多数の方々が集っての宴会というのは何年ぶりのような気がします

実際忙しく、また職員の数も少く忘年会を含め、まともな宴会を開催することができないでずっと来ていました 悲しい話ですね

本日はTAVIの後、PCIを何例も、僕は口先PCIで実際の手技に手を出しませんでしたね 若い先生方も大分信頼に足る技術を身につけつつあります

とは言うものの、やはり困難な症例や、新たな分野に関しては、口先介入を行うことは潔しとしません 月曜日は午前中の外来診療の後、立て続けに8例の複雑病変PCIを自ら行いました 2つのカテ室をスイッチしながら凄まじいスピードで行ったのです

しかも、この日はある新規ディバイスの治験の日でした 実際問題としてこの日治療された患者さん方は、この新規ディバイスの First-in-Manでもあったのです いやそうでないとしても確実に First-in-Japaneseであったのです

このディバイスに関しては以前より注目し、また特に日本人の冠動脈に対して使用できることが待たれていました そのディバイスを開発元のアメリカに先駆けて用いて実際の患者さんの治療を行うことができました もちろん、倫理委員会の承認、監督官庁の厳しい審査と監督の下で行われた治療であり、我儘勝手な治療ではありません

このディバイスが実際に日本国内で認可され、臨床の現場で用いることができるようになれば、それこそPCIの手技そのものに革命が起こります 特に、TRIのやり方が変わると思われます また、数年以内に認可が見込まれる生体吸収性薬剤溶出性ステントの一種である BVS植え込みに際して、最初に病変の前処置を行うために必要なディバイスでもあります

この期待されるディバイスが日本人に対して使用されるようになるか否か、その成否を握る治療であったのです ですから僕自ら治療を行いました 何が起こるか分かりません 従って豊富な経験と優れた技量、そして歴史に根付いた決断力、これらが術者に対して求められます それを行い得るのは僕を置いて他にはありません 実際に、月曜日にもなかなか困難が待ち受けました しかし、それを強い意志と信念で乗り越え、全例素晴らしい結果で治療を完結できました この治療がPCIの新しい夜明けとなることを信じています

投稿者: (KAMAKURA & SAPPORO)Dr_Radialist

Expert Interventional Cardiologist and Amateur Computer Programmer

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