いやあどれもこれも難しい慢性完全閉塞でした

昨日は 8:00AMホテルを出発し、病院へ向かいました 病院は、エクアドル社会保険庁のグアヤキル病院であり、Dr. Teodoro Moldonado Carboという個人名が冠された病院です 建物は古く、一階の天井はとても高いのです カテ室はその一階にあり、一部屋のみでした マシンは古くなく、Siemensの ARTISでしたので、操作には慣れたマシンでした

院内にはネットワークが貼られていて、MIS (Medical Information System)で病院会計がやられているようでした MISは Windows 7の上に構築されていましたが、インターフェースは GUI (Graphical User Interface)ではなく、CUI (Character User Interface)でしたので、少し意外な感じでした

さて、今回の手技ですが、カテ室内にはテレビ・クルーが入り、手技の様子、そしてSiemensの画像および、音声が病院から数キロ離れたホテルの会議室に飛ばされ、そこにエクアドルで経皮的冠動脈インターベンションを行われている先生のほぼ全員、と言っても10数名ですが・・・、が集まられ、そこと相互音声中継で質問や、解説が行われながらの手技でした 実はそのような大規模なことが行われる、ということは知らずに出かけたので、えっえっえっ、という感じでしたが、まあその程度のことでは自分の強い心はびくともしませんでした すぐに状況を理解し、自らを適応させました

そうだ、忘れない内に、昨日夜は、8:00PM頃からその会場となっている Wyndham Hotelのホテル会議室に出かけ、そこで集まった全員と会い、そして昨日の症例の症例検討会を行った後、9:30PM頃からその隣でディナーとなったのです ディナーはエクアドル料理のコースでした 最初に白身魚のスーブ これは良かったのです、そして次にメイン・ディッシュでしたが、この皿には、炒めた米、野菜、そして肉のフライがありました 席には偉い先生方も座っておられ、失礼があってはいけませんので、「うっ、これは」と思いながらも、我慢してその肉をナイフで小さく切り、数切れ食べました 案の定これは僕が何年もどうしても食べることのできない鶏肉だったのです でも我ながら偉かったな、何とか数切れ、失礼の無いように食べました そして大多数を残してその更を終了したのです

最後が、アイスクリームとチョコレートのデザートでしたが、美味しかったです 窓の外には、水量豊かな大きな川が暗闇の中を流れていました 川の大きさは、揚子江の河口ほどではありませんが、大井川ぐらいはありました 暗くてその全貌を見ることができなかったのは残念です そして、この川がエクアドルで一番大切な川であり、Guayaquilの語源となっているらしいのです ちなみに、インカの言葉で Guaya = 河、Quil = 傍ら という意味とのことです そんなディナーを終え、自分の宿泊している空港近くの Hilton Hotelに戻って、別の夕食を軽くしてから寝たのです しかし、強い時差ボケは相変わらずであり、0:30AM頃床につきましたが、4:00AMにはしっかり目が醒めたのです

さて、それにしてもその検討会の前に終了したエクアドルの歴史上第一例目となった逆行性(両側性)アプローチで成功した慢性完全閉塞症例でしたが、カテ室では、三連活栓のラインのつなぎ方が今まで見たことがない順番であり、あっけにとられました どのようになっているかと言うと、先端にはもちろんカテーテル、その次に生食ライン、次に造影剤ライン、そしてその次に注射器、そして最後に圧ラインなのです、これって世界の他で見たことがないつながり方であり、僕が準備してつなげたのをすっかり直されてしまいました

それにしても昨日の3例の慢性完全閉塞もとっても難しかったのですが、今のところ成功率 100%です 後から忘れない内にその症例について記載しておきたいのですが、疲れましたので次回、ということで・・・・

投稿者: (KAMAKURA & SAPPORO)Dr_Radialist

Expert Interventional Cardiologist and Amateur Computer Programmer

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