昨日は東京西病院での院内ライブ

昨日は久しぶりに東京西病院をPCI手技のために訪問しました この病院では 堂前くんが皆を引っ張っておられ、僕も何回か訪れたことがあります とても頑張って来られたのです

前回PCIのために訪問したのは何と 2012/DEC/27でした もう既に6年間経過しているのですね 時の流れに驚きました

カテ室には近郊のインタベの先生方が数名来られ、足利先生に imagingの解説をして頂きながら手技を行わせて頂きました

開始は 14:00過ぎからでしたが、 18:00に終了し、その後 立川駅周辺で会食いたしました 結局自宅帰宅は 12:00 midnightとなり、疲れました

東京西病院には新しい Siemensの Hybrid Systemが導入されたのですが、部屋も広く、マシンのレイアウトも素晴らしく、もちろん画像そのものも奇麗で驚きました この部屋で早くTAVIなどの治療が開始できるようになれば良いですね

昨日は当科としてはじめての ELCA

僕自身とエキシマ・レーザーとのつながりはとても長く、実際にレーザーにより患者さんの治療を行ったのは前任の関西労災病院ででした

ですから、1983年頃でした その頃は Excimer Laserというものは未だ臨床では使用されていなかったように思います やはり当時はその発生には有毒ガスが必要だったからではないでしょうか 従って臨床で使用可能なのは YAGレーザーであり赤外線波長のものであり、熱を発生されるレーザーでした

当時、一人で気管支ファイバー検査を行い、TBLB (Trans-Bronchial Lung Biospy: 経気管支的肺生検)を行ったり、肺がんの診断を行ったりしていました もちろん心臓カテーテル検査の傍らにです 未だ経口気管内挿管下での手技が一般的だった中、いち早く経鼻非気管内挿管で行っていました いやああの頃は自分で論文を色々読んでそれを実践していましたね 進んでいました あの頃の進士の気構えが今は自分にあるのでしょうか?

まあそれは自分自身の問題ですが、昨日は 足利先生にプロクタして頂き、鎌倉としてははじめての ELCAを 4症例に対して行いました 足利先生のご指導が素晴らしく、いずれも合併症無く成功裏に終了しました

自分自身 Eximer Laserを用いたのはもう今から 20年以上前に行われた DMR (Direct Myocardial Revascularization)の治験でです これはエキシマレーザーを左室内心内膜側から心外膜側に向けて発射することにより、直接心内膜側から心筋内に新たな血管を作る、という野心的な治療法でした もちろんターゲットは心筋梗塞近位部の虚血領域です この国際共同臨床試験および日本国内治験は実際に開始されました 鎌倉からも数例登録されましたが、残念ながら途中解析で優位な臨床効果が得られない、ということが判明し、米国を含め全世界で試験が中止となったのです

しかし、ELCAは繰り返すステント内再狭窄や血栓リッチな病変、あるいはディバイス通過不能症例にはとても良いでしょうね また、当院では以前よりたくさんの症例を行っているペースメーカー・リード抜去においても同じレーザーマシンが使用されます というよりも当院では数年前よりリード抜去を行ってきましたので、 ELCAは今更ながら遅い導入でした

ここまで導入が遅れたのは、これまでの僕自身のなんとなく Eximer Laserに対する悪い印象があったからです でもそんな今更根拠の無い印象で新たな治療法を取捨してはいけませんね

未だ足腰立たず

火曜日に伊勢山上飯福田寺の岩山登山をして足腰ガタガタとなりましたが、本日火曜日になっても続いています 特に膝を曲げて座ろうとしたり、立ち上がろうとしたり、あるいは階段昇降 特に階段を降りたり、靴を触ったり そのような動作の時には足の筋肉がとても痛み、また突然痛みのために力が抜けたりするのです

やはり岩山の上り下りに相当な負荷を足腰に及ぼしたようです さらには、上腕そして大胸筋にも来ています

きっとあと数日間は回復に必要でしょう そんな中昨日月曜日は何事も無かったかのように外来診療を朝から行い、多数の新患の患者さんの診療そしてそのままカテーテル検査などを行いました 外国人の方もおられましたね

そして本日はTAVIと経皮的僧帽弁接合不全修復システム (MitraClip)の日です AHAのために部下がシカゴに出張ですので、人でも足りません しかしながら頑張りましたよ 僕は二例目のTAVIを術者として行いましたが、腹部大動脈瘤の術後時間がたっており、グラフトは硬化していて伸びません このため、シースの挿入などに相当な苦労をしました 色々な小手先テクニックをその場で考え、それらを次々とアプライしていき、ようやく 16Fr e-sheathを下向大動脈に挿入し、最後は最高のできのTAVIで終了しました ついで行った経皮的僧帽弁接合不全修復システムは超高速で終了し、これら全症例をしかも結構困難なTAVI 2例を含めて 16:00には無事終了したのです

それにしても腰が痛い、足が痛い、

もう足腰ガタガタ

さて、飯福田寺 (いぶたじ)本堂には住職さんが受付として座っておられます そこで一人 500円の入山料を払うのですが、その時に入山に際しての注意事項を事細かに教授して頂きます そのお話を聞いている間に「もうここで辞めて引き返そうかな」と不安になってきます 最近も一人滑落死された 66歳の方がおられたそうです 何しろ僕はそれよりも歳が上ですので、死の危険性はより高いということになりますよね

まずはこの簡単な絵図を見ましょう

絵地図

最初少し山道を登るといきなり鎖を使って登らざるを得ない絶壁が出てきました

油こぼし

そして一番の難関 「岩屋本堂」になります もうここいらへんは本当に転落の危険性が高く、僕はそこまで行きましたが、本堂の絶壁を超えてさらに上に行くことは諦めました 実際にとても恐怖を感じるのです

岩屋本堂

この後さらにこのような滑落の危険性がある岩場が続きます そしてもう足はガクガク 腰はヨレヨレになりながらも何とか手足と尻を使ってそして 可能な限り迂回路を通って全行程を乗り切ることができました 合計2時間かかりましたね 最後は長いながい階段を降りて再び飯福田寺に戻ることができました

最後の階段

本当に疲れましたし、死の危険を感じました 二度と行かないでしょう

結局 飯福田寺に到着したのは 11:45AMぐらいでしたが、それから隠れ家的な蕎麦屋さんでいる「悠庵」で肉そばを頂きました とても美味しかったですね

蕎麦処「悠庵」
松坂肉そば

今週はPCIに明け暮れ、そして行者になった

今週は新たな薬剤溶出性ステント治験や、Impellaを用いたCHIPによる治療、そして外来診療に明け暮れました 本当に忙しく自分の残された貴重な人生としての時間をどんどん費やしてしまいました

本当にこんなことでいいのだろうか? さらには MitraClipによる治療、これは大分と早く治療できるようになり、そんなには自分の人生の貴重な時間を費やしてはいませんが、まあTAVIに関しては既に部下に任しても全く問題ありませんので このような時には関わらないようにしていますし

そして昨日金曜日 11/09は伊勢志摩ライブで術者をさせて頂きPCIをまた行ったのです 何時もは土曜日の朝、あるいは金曜日の遅くに松坂に入るのですが、今年は行者としての修行がありましたので、金曜日午後遅めに松坂に入りました

そしてまずは講演を一つ行い、それから実際の症例治療に移りました 意外にもロータプレーターが必要となりましたが、結果的には満足の行く出来で治療が終了したのです この時点で 16:30ぐらいでしたが、すぐに松坂のホテルに向かい夕食を食べてバタンキューでした やはり疲れが溜まっているのですね

しかししかし結局 2:00AMに覚醒して、それからは一睡もできず本日に至ったのです

さて本日は自分の老境に向いつつある肉体を顧みずに無謀にも行者修行に挑んだのです

ここ伊勢にはものすごい昔から修験者が修行を行う聖域としての山があります 本当の意味での山伏が修行に入る山です その山が現在も残っていて、それは麓のお寺により管理されています その寺は 「伊勢山上 飯福田寺」というお寺であり、まだ40歳前後の住職さんが管理されています 飯福田寺というのはなかなか読めないと思いますが、「いぶたじ」と読みます

僕がこの寺と、その修験の場所を知ったのは、やはり伊勢山に当時は存在していた萎びた蕎麦屋さんに行ったからです それは丁度一年前のことでした

それからこの西暦 701年、つまり 1,300年前に開山した修験の山で少しでも修験者、行者に近付こうと、今日この日を一年間待ったのです

やっぱり自分は TAVIlistというよりもAngioplasterかな

なんと自分自身は 1981年に初めて PCIを行ったのです ということは既に37年間もPCIをしてきた、ということになりますね そして、TAVIに関しては 2012年に自分自身の第一例を治療した、ということになります

結果的に経験年数や治療した患者さんの数に関しては圧倒的にPCIが凌駕していることになります PCIと言っても色々とありますよね これまで自分自身が promoteしてきた分野としては、

  1. 急性心筋梗塞 (AMI)に対する Primary Stent Implantation – これに関しては JACCに論文出していますね
  2. 慢性完全閉塞 (CTO)に対するPCI – これに関しても幾つかの英文論文出していますね
  3. 経橈骨動脈的インターベンション (TRI) – これに関しても幾つかの英文論文出していますね

というのが主な分野でしょうか また最近は 分岐部病変 (bifurcation)に対するステント植え込みで英文論文出していますね

まあ、数はそれなりに論文出してきましたが、そろそろ打ち止めでしょうか あとは若い人にやってもらいたいな それでも自分には自分を頼り来られる患者さんがまだたくさんおられます それはとても名誉なことで嬉しく、やり甲斐のある事なのですが正直の話 年齢と共に自分の精神力や体力が弱ってきているのを感じるのです でも頑張らねばなりませんし、一旦ひいてしまえば、そのままズルズルと後ろに下がるだけですもんね

そんな中で今週は昨日月曜日には実はとても忙しく 夕方公的な用事で母校大阪大学医学部の銀杏会館という場所 これは吹田市ですが、ここに赴かねばならなかったのです しかも午前中数は制限しましたが外来診療があったのです そこにもうこれは triple bookingですが、新しい薬剤溶出性ステント (DES)の治験を開始したのです 新たな薬剤溶出性ステント治験に関しては、責任が思いですのでなるべく僕自身で植え込みを当初行うようにしてきました 今回もそうなのです それで外来診療しながら 5例の治療を行い、そのまま大阪に向かったのです

用事を済ませて鎌倉に戻ったのはもう 23:00でした 流石に疲れます

そして本日は TAVI + MitraClipです いやいやそれだけでなく 昨日より開始した薬剤溶出性ステント治験をさらに三例行ったのですよ こうなると自分は一体 Angioplaster (PCIを専門に行う医師)なのか TAVIlist (TAVIなどの弁膜症などのカテーテル治療を本文に行う医師)なのか訳が分かりませんね でもとっても嬉しいことがありました 先日僕が治療させて頂いた患者さんからのメールでした このようにお礼の言葉をいただくと、老体に鞭打ち、疲れ、時間の無い中で頑張って治療させて頂いた苦労が報われますね ありがとうございます

昨日は金沢循環器病院PCI 10,000例記念ライブデモンストレーションおよび祝賀会

昨日 11月02日は朝から羽田発の小松空港行きの ANA便で金沢に飛びました 飛行機はビジネス・マンで満席でした 途中日本アルプスを横切るのですが、快晴のため美しいアルプスの山々を見ることができました

記念の署名

昼に蕎麦を食べ、 14:00より一例 右冠動脈と左回旋枝の二枝慢性完全閉塞の症例のPCIを行わせて頂きました その模様は院内の会議室にライブ中継され、その様子を NHK金沢がテレビカメラで取材に来ていました

NHK中継カメラ

前日に症例の CDを見て、「これはものすごく難しい」と思いました 両方の冠動脈に対して既にPCIが試みられていたのですが、不成功に終わっていたのです それにその間の数年の中で心機能悪化し、解剖学的にはもっと困難になっていたのです 昨日の造影で左回旋枝のCTOはまず不可能 (間に CYPHERが植え込まれ、その前後で double CTO)と判断し、少しでも可能性のある右冠動脈に対して中隔枝経由の retrogradeで入りました なかなか目標とする中隔枝を選択できず、ようやくのことで選択でき、Corsairを中隔枝の中に挿入したのですが、その中隔枝は hair-pin curveを描いて #PDに対して遠位に向かって合流していたのです 以前のシネではそのような所見は無く素直に合流していたのですが、これは心臓の expansionによる解剖学的変位のためだと思います 何れにしても Sion/Sion-Blue/Sion-Black/XTRなどでは全く #PD近位に向けてワイヤーを進めることはできなかったのです SUOH-03は無かったので試すことはできませんでしたが、おそらく SUOH-03でも不可能だったでしょう こういう時に僕はしばしば Ultimate-Bross 3 (UB3)を用いるのですが、もちろん肝心の部分で硬いワイヤー先端による解離を引き起こしその時点で不可能・不成功になる危険性はあるのですが、そこはものすごい慎重で大胆なワイヤー操作でなんとか乗り切るのです そして昨日もそれを行いましたが、それが功を奏してワイヤーは右冠動脈近位部に向かって進めることができました このワイヤー操作が昨日のテクニックのキモでした

その後、CART/Reverse-CARTを行いようやくのことで順行性にワイヤーを #PD真腔に導入でき、最終的に 3.0 x 38mm + 3.5 x 38mmと二本のDESを植え込み成功裏に終了しました

そしてその開通した右冠動脈よりの造影で左回旋枝のCTOに対する可能性を検討したのですが、先に書いたように double CTOで collateralも poorですので、成功する可能性は限りなくゼロに近い、という判断でその時点で終了しました 使用造影剤量 < 300ml, 被曝線量 2Gyであり患者さんに対して悪影響をもたらすことなく成功したと思います これで少しでも心機能改善すれば良いと思います

うまく行きました

このライブの後ホテルに入り 18:00より講演を行い、夜は「太平寿し」で食事をしました

金沢循環器病院PCI10,000例記念

金沢市から飛び地となっている野々市町にある「太平寿し」はとても有名で、その大将は石川県寿司協会会長をされていたのですが、今年春先に残念ながら亡くなられたのです その後はお弟子さんが立派に継がれていました

疲れていますね

外来患者さんがたくさん来られとても嬉しいのですが、やはりとても疲れます おまけに火曜日はやはり縦に 3例のTAVI、そして 1例の経皮的僧帽弁接合不全修復システム (MitraClip)です

TAVIにより治療した中のお一人の方は正直、「良くぞここまで生き延びられて、TAVIにより治療できたものだ」とも思う方でした これまで僕自身経験した中で最高値の なんとPeak Aortic Pressure Difference > 180 mmHgだったのです 本当に危ないところだったと思います この方もTAVIにより一瞬にして圧較差 0mmHgとなり、安静時にも感じておられた呼吸苦も全く無くなり、合併症無しでもうすぐ退院です TAVIの威力と、その治療に携わり治療できたことにやり甲斐を感じます そしてここ数年のTAVIの進歩、知識の集約、医学という科学の発展、ディバイスの進化、医術の進化、Heart Teamとしての成熟 それら全てが相まって良い結果が出ているのでしょう

それにしても神経を集中するこれらの治療に僕自身の精神が病んでいかないか心配です でも自分としてはとことんやり切るしか仕方ないと思いますね

本日も外来患者さんの診療に一生懸命でした 何年かぶりに僕を目指していらして下さった患者さんも数名おられました 結局本日の千歳行きの便を 16:00羽田発から 18:00羽田発に遅らせ先程泊まり先に到着しました

そして何時ものように 眼の前の MaxValueで夕食を買い込みました 毎度のことですがメニューは一緒ですね カップ麺、カレーパン、そしてウィンナパン これで〆て 202円でした 安いですねえ

夕食

どうりで

先週末より kamakuralive.net, kamakuraheart.orgなどのサーバーに対する作業がすばやく反映されないとか、うまくいかないことが続きました

そして、先週開催した鎌倉ライブデモンストレーション実行委員会での Webを通じたプログラム更新作業が完全に破綻したのです

どうやらローカルでバグをとったプログラムを updateしたにもかかわらず server上では更新されていないことを掴みました しかも、その過程で明確なエラーが表示されなかったのです

訳が分からず色々なテストプログラムを書いてようやく、その原因の少なくとも1つが、Zenlogic側の FTPがうまく動作しないことによると掴みました そして、それを自ら改善してようやく正常なプログラムを uploadすることができるようになったのです そして本日やはりこんなメールが送られてきました

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【Zenlogic】FTP接続障害発生のお知らせ
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ご利用いただいておりますZenlogicホスティングにおいて、先日実施いたしま
したFTPサーバー(ProFTPd)のバージョンアップの影響により、FTP接続ができ
ない事象が発生しております。
                記 

■日時: 2018年10月26日(金) 20時00分頃 ~

 ※時間は24時間表記です。
 ※上記日時から10月28日(日) 06時00分までの間で順次、FTPサーバー
  (ProFTPd)のバージョンアップを実施いたしましたので、発生日時は
  ご利用サーバーによって異なります。

■対象: Zenlogicホスティングをご利用のお客様

■原因: FTPサーバー(ProFTPd)のバージョンアップの影響によって
     サーバー上に設置されているシンボリックリンクが認識されない

■発生している事象:
 接続先ディレクトリを「www」および「ssl」に設定している場合、FTP接続
 ができない(接続先ディレクトリが見えない/エラーが発生する)

 ※WEBサイトの表示やPHP等のプログラムの動作に影響はございません。

もちろん上の表記ではずいぶんとはしょりました 本当に困りました

CCTで日本国内初の経皮的僧帽弁接合不全修復システム(MitraClip)ライブデモンストレーション

本日は日本のインターベンションの歴史の中でも格別な日でした それは仙台厚生病院より神戸の CCT会場に経皮的僧帽弁接合不全修復システム(MitraClip)のはじめての日本国内ライブデモンストレーションが中継されたのです 非常に手際よい治療が行われました

このような機会に座長の一人として立ち会えたのはとても光栄であり嬉しく思いました

さて CCTではすっかり自分自身は冠動脈のspaceから遠ざかってしまいました しかしながら治験関係の集まりがいくつかありなかなか開放されません 本日はまた鎌倉ライブデモンストレーション実行委員会が夜に開催されますので遅くなりそうです

今は空いた時間で鎌倉ライブデモンストレーショントップページ兼内容作成のためのプログラムの手直しをしています まだ頑張らなければ