昨日は充実した一日ではありましたが、とても疲れました

昨日(3/02)には以前より予定していた「湘南鎌倉総合病院循環器内科謝恩会」を開催しました

これは日頃お世話になっており、また我々を育てて下さった多くの先生方(ご開業の先生方および他の病院の先生方)にお忙しい中、お集まり頂き、私共が、過去一年間に行ってきた診療内容と実績、臨床研究の成果そして今後の抱負について、部下の何人かの演者に皆様方の前で披露してもらい、皆様方よりのご批判を仰ぐ、というものです もちろん司会進行を私自身が勤めさせて頂きました

初めて使用したのですが、このような目的にはピッタリの会場が鎌倉駅にはあります 鎌倉駅というのは、JR横須賀線の駅ではありますが、江ノ電の駅も併設しています その江ノ電鎌倉駅の上に、ビルがあり、その中に「銀座アスター鎌倉賓館」という宴会場があるのです その規模はだいたい 80名ぐらいまでのもので、私達が開催するにはうってつけの規模なのです 銀座アスターというのは中華料理の名店であり、実際昨日のお料理もなかなかのお味でしたよっ

先生方のご都合を勘案し、19:00開宴で始めさせて頂きました 合計7名の演者により、1時間ぐらいの報告をしてもらいました もちろん、乾杯の後であり、各自お料理をとって頂き、食べ、あるいはお話しながら報告を聞いて頂きました さらに併せて最近1, 2年に私共が publishした論文をコピーし配布させて頂きました 結構皆頑張って多くの論文(英文)を publishしてくれていることはありがたく思います

たくさんの先生方とお話させて頂き、またご批判、励ましを頂き感謝感謝でありました

銀座アスターの唯一の欠点は、21:00に閉店となることです まあ昨今の労働環境改善という観点からはそれも望ましいものではありますね、 そこで20:55に「〆」とさせて頂きましたが、本当にたくさんの先生方がお集まりになって下さり、感謝です

さて、この謝恩会の前ではありましたが、午前中朝から外来診療を行い、一段落済んでから、一例とても困難な右冠動脈の慢性完全閉塞を治療させて頂きました

患者さんはまだ60歳半ばの方であり運動負荷心電図で強陽性となった方です 右冠動脈はごくごく近位部より完全閉塞であり、CT冠動脈造影はほとんど役に立ちませんでした 両側アプローチ 6Frで入りました(右冠動脈は入口部より細くとても7Frは入りませんでしたし、左冠動脈は異所性に分岐し、6Fr GCでなければ engageできませんでした) 右冠動脈にアンカーをかけガイドカテを固定し、順行性に入りましたが、とてもではありませんが全く歯が立ちません それに閉塞部走行が全く分からないのです どこでどう屈曲しているのか? イメージすら掴めないのです

すぐに逆行性を開始し、SUOH03と SION-Blackを用いて通過させました それからがまた大変 順行性にも逆行性にも 右冠動脈走行のイメージがつかないのです そのような時に僕はワイヤーに聞きます ワイヤーが何処に行きたいか、それを尊重します 昨日用いたワイヤーは Gaia3でした 両側からこのワイヤー組を慎重にかつ大胆に操作し、驚くべきことに、120度、145度、120度と三段階に屈曲して右冠動脈閉塞部前後が繋がったのです

こんなにもすごい屈曲の慢性完全閉塞は初めて見ました いやそんなことは無いかな? 以前にも経験しているでしょう ともかくにもすごい屈曲部の慢性完全閉塞 全長 50mmぐらいでした 手技は頭脳と技術そして経験を全て使い果たし、とても疲れました 「ああこれから謝恩会があるんだ」と疲れ切って思いました

それでも、これは明らかに僕の経験と知識、そして技術の進化です まだまだこの歳でも進化できるんだ 嬉しいな

坂総合病院でのPCI院内ライブ

今朝は、 7:30AMに自宅出発し、途中で色々と時間潰しながら新幹線で仙台駅まで移動しました

仙台に移動してからは、11:00AM前の早めの昼食を「蕎麦」に決め、そこに出掛けしました しかし、正直「またやってしまった」という気分でした

移動したのは、それこそ外からの見てくれはなかなか落ち着いた、いかにもここには走らねば行けない、というような店構えの蕎麦屋さんです 売り物は自家製山形蕎麦です

ち着いた佇まいの蕎麦屋さん

しかし、その庭先に入った途端、昔の忌まわしき記憶が蘇りました それは、「とんでもない田舎蕎麦、プロの仕事とは思えない」というものでした そして、案の定今回もそうだったのです 見て下さい 蕎麦はもちろん手打ちなのですが、その太さの揃っていないこと とてもプロの仕事とは思えません

不揃いの太さの蕎麦
不揃いの太さの蕎麦

実際店構えは素晴らしいのですが、「またやってしまった」という気分でした

またやってしまった

しかし、食べ何とかサイトでは上位にランクされているのはどういうことでしょう まあ人それぞれですかね これ以上文句を言っても仕方ありません

さて、この日は 仙台近郊 多賀城にある坂総合病院に初めてPCIを行いに来たのです この病院にはかつて鎌倉で修行した渋谷君がいるのでした

僕に割り当てられた症例は二例で、両者とも右冠動脈の慢性完全閉塞でした 二例目はステント内閉塞であり、一度試みられ不成功に終わった症例でした しかし、うまくやりました 16:00には二例とも終了し、仙台に移動しました

坂総合病院
坂総合病院

それにしても忘れることは早く、学ぶことは辛い

自分が何のためにプログラムを書くか? 一つの大きな motivationとしては、実利のため、というのがあります 今更、ブログラミングという作業そのものにはそれほど楽しみを味わえる年齢ではありません ただただ疲れるのみで、その彼方に一筋の光、それは知的欲求を満たした、という光が見える程度なのです

さて、色々な実利的プログラムをこれまで書いてきましたが、一年ぶりに再挑戦しているのは、このページ です

何でも今後 Googleは検索エンジンのランク付けが、http://の場合には低く、https://の場合には高くしていく、と宣言しています もちろんこれは Webを通じた communicationの安全性確保で正しい方向だと思います 暗号化された結果、通信料が増大しますが、今や多くの場合通信経路のビット幅は昔と比べれば格段に大きくなっているのでそれはあまり問題では無いのでしょう さらには、CPUも早くなっているので復号化や暗号化処理の時間も問題無いのでしょう

とは言っても、https://にするのは簡単なのですが、めんどくさかったのです そもそも http://でアクセスされた時に、それを https://に飛ばす処理が必要です まあこれは簡単ですよね

<?php
  header("Location: https://www.tri-international.org/");
?>

というのを index.htmlの先頭に挿入しておけば良いのですよね これで全てがhttps:// に転送されます まあ基本的にこれだけなのですが、ファイルを ssl領域に移す時に、何故か 相対リンクが書き換わり、それを見つけたりするのに時間がかかってしまいました もう大丈夫かな?

 

 

Brockenbrough

Brockenbroughというのはもちろんそれを考えだした医師の名前でありますが、大腿静脈より長い穿刺針を右房に挿入し、心房中隔を穿刺し、左心房にカテーテルを挿入する方法です

編み出された当初は、単に診断カテーテルのために行われていましたが、経皮的経僧帽弁的交連裂開術(PTMC)が井上先生に考案されてからは、PTMCの手段として、またその後カテーテル・アブレーションとくに心房細動に対するカテーテル・アブレーションが行われるようになり、高周波カテーテルを左心房に挿入するための手段として盛んに行われるようになりました

僕自身はと言えば、何と 1977年よりこの手技を行ってきた多分現存する最長の経験を有する術者です もちろんその歴史の多くの部分は診断カテーテルの手段として行ってきました

ところがどっこい、この手技は現在 TMVR: Transcatheter Mitral Valve Repair = 経カテーテル的僧帽弁修復術には必須のテクニックとなりました そして昨日日本人患者さんに対して最初に、あるいは二例目、三例目として行った手技でも必須のテクニックとなりました

もっとも、これらの手技では左心房穿刺を心房中隔の下縁そして後縁で行う必要があり、これまでのように針先の感触のみで卵円窩を検出し、そこで穿刺する古典的テクニックとは完全に異なり、経食道心エコー法により針先が何処にあるか確認しながら行われます このような方法に従来の古典的方法から移行するのはそれなりの技術的あるいは心理的バリアを超える必要がありますが、僕はこの歳でもそれが可能でした その可能であったという事実を確認できただけでも昨日は大きな収穫でした そうですまたまだパラダイム・シフトすることができたのです

緊張した一日

昨日日曜日は夜会食があり、結局自宅に戻ったのは 12:00ぐらいとなっていました 正直何時寝床に入ったのか記憶が定かではありません

今朝は、循環器内科カンファランスの後、通常は火曜日に 8:30AMより行われるハートチーム・カンファランスを、月曜日の本日も行いました その理由は、新たなディバイス植え込みを行うためでした

何しろ日本で初めて植え込みが行われるディバイスであり、その先頭を切って術者として植え込みを行うものですから、何か事故を起こせばその後の日本の医療の方向を変えかねない重大な責任があるものでした ですから珍しく相当に緊張して手技に望みました 手技はスムーズに行われ、Partial Recaptureを行うことにより、数mm手前に植え込み位置を移動して最終植え込みをしたのです 結果的にバッチリでした

続いて二例目、三例目もスムーズに植え込みを行い、初日であるにもかかわらず 3例の植え込みを行いました 結果には満足であり、素晴らしい手技であったと思います 頭文字が Wのディバイスであり、これから日本国内で数十例の植え込みが行われ、日本人患者さんに対する安全性と有効性が検証され、それらが証明されれば、新たに日本人患者さんに対してもこのディバイスを使用して治療を行うことができるようになるのです

実際、繰り返す塞栓症、それを防ぐために抗凝固療法を行っても出血の合併症に悩まされる、そんな患者さんがたくさんいますが、その方々に対する決定的な解決策となる治療法なのです 本当に良かったですし、また僕自身の知的好奇心と技術的好奇心が刺激されました

本日は日曜日

昨日 小樽より鎌倉に戻り、その途中で Kindle入手した「素粒子論はなぜわかりにくいのか」を読み始めました

今日はしばらくしたらば出発し、鎌倉で夜会食があるのですが、何とかそれまでに読破しました 「読破」と言っても、理解は困難、著者の吉田 伸夫氏が分かりやすく書き下ろして下さっているのですが、それでも理解困難 最後の付録で、場の量子論に関連した重要公式やら、計算が出てくるのですが、そこは全く理解できません

それでも読んで良かった、もう一度読むと思います 何となく世界が広がった気がするのです 著者が盛んに言われているように、「素粒子」という言葉から、我々は粒子を連想しますが、それがそもそも現代物理学では間違いでありり、波動が形作る「場」が本態であり、波動した時に、外部には「粒子」として認識される、そのような漠然とした理解に至りました こんなこと何の役に立つのか? そんなふうに思われる方も多いでしょうが、僕にとっては生きる糧です

素粒子論はなぜわかりにくいのか

すごい人がいるものだ

Service Workerのことを調べていて、何故かこのページに行き当たりました このブログでは日本語に訳されているので、とても分かりやすいものです それにしても原作者は随分以前にこのことを予測していたようですね すごい人だと思います

アメリカ大統領の話です ちなみに Service WorkerとはWebでもっと素早く、もっと豊富にページを表示するための基盤であり、Googleが開発しているものです

本日のライブ

昨夜遅くに小樽に入り、そこで一泊

8:30AMにホテルを出発し小樽市立病院に向かいました 本日はSlender Club 小樽ライブであり、その最初の症例を治療させて頂きました

右冠動脈近位部慢性完全閉塞、そしてはっきり見えませんでしたが、左前下行枝近位部にも高度病変が存在する可能性がありました 今回も済生会西条病院 金子 先生が助手をして下さり、もう息があっているのでとてもスムーズに手技を行うことができました

両側経橈骨動脈的冠動脈インターベンションにより、6Fr guiding cathetersを用いて行いました 右冠動脈は幸い順行性に通過し、DESを三個植え込んで終了 続いて左前下行枝にワイヤーを通し、IVUSで確認するとやはり左前下行枝は入口部から mid portionまで石灰化した高度狭窄を認めましたので、そちらの治療に移行しましたが、ステントがなかなか通過できず、結局 4Frの子カテを用いてDES2個を植え込みました 手技は成功裏に終了でき、ほっとしました

今は千歳空港ラウンジで飛行機を待っています

今日は小樽

昨日金曜日は遅くまで外来診療 疲れましたが、患者さんとの新たな出会い、そこでの会話などなど 楽しくもあり、新たな知識の源でした もちろん、「この患者さんは重症だっ」と直感し、緊張する場面も多々ありました

そして、羽田空港へ向かい、19:00の便で千歳に、夕食を食べてから小樽に入り、本日はライブですね 結果についてはどうなるか分かりませんが全力を尽くせれば本望です

あーん Amazonで注文してしまった

「居酒屋さん」からの情報提供で、そのリンク先を見ていて、そのページを書かれた作者が2/24に冊子を出版することを Amazonで知りました そして早速注文してしまったのです 何と短絡的でしょうか

宇宙に終わりはあるのか