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心臓病について…心臓の病気総論
心臓病ってどんな病気?
  心臓弁の異常による病気(心臓弁膜症)
 
  閉鎖不全と狭窄症
弁が正常に働いているときには、血液の逆流は完全に防がれ、しかも血液を流す時には何の妨げも無く弁が開きます。しかし、弁に障害が起これば弁が閉じた時にも完全には閉じず、血液が逆流してしまいます。この状態を閉鎖不全症(へいさふぜんしょう)と呼びます。また、弁が硬くなったり癒着したりすれば弁が開きにくくなり、血液の流れに対して大きな抵抗となります。この状態を狭窄症(きょうさくしょう)と呼びます。

  四つの弁それぞれの異常
三尖弁、肺動脈弁、僧帽弁そして大動脈弁それぞれに閉鎖不全と狭窄症が起こりえます。しかし、実際に臨床的に問題となるのは多くの場合、大動脈弁と僧帽弁の異常です。これらは僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症などです。
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