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心臓病について…心臓の病気総論
心臓病ってどんな病気?
  心嚢の異常による病気
 
  心タンポナーデ
心嚢(心外膜)に何らかの異常がおこると、心嚢内に血液や炎症の浸出液が貯留することがあります。心嚢はもともと強靭な袋ですので、心嚢内に液が貯留すれば心筋が外より圧迫され、心臓は十分に血液を吸い込むことが出来なくなります。この結果心不全を呈するようになります。この状態を心タンポナーデと称します。

  心嚢炎(心外膜炎)
何らかの原因(ビールスや結核菌が有名)により心嚢の炎症を起こすことがあります。この時には、胸痛や発熱を伴いますが、場合によっては心タンポナーデになることもあります。

また、膠原病などの自己免疫性疾患の際にも心嚢炎を起こすことがあります。

肺がん、乳がん、胃がんなどの悪性腫瘍が心嚢に転移するとガン性の心嚢炎を呈します。

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