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心臓病について…心臓の病気総論
心臓病ってどんな病気?
  心不全
心不全という病名は良く用いられますが、正確に言うと病気の名前ではなく、症候群(同じ症状を呈する一群の状態)の名前です。心不全とはその名の如く心臓の働きが不十分な状態です。つまり、心臓のポンプとしての働きが不十分な状態です。心不全は色々な心臓病の結果として起こります。原因が何であれ、心不全になれば色々な症状が起こります。
  静脈血を吸い上げる働きが低下する
この結果手足のむくみ(=浮腫)、顔のむくみ、肝臓のはれ(=腫大)、場合によっては腹水の貯留がおこります。

  肺動脈血を吸い上げる働きが低下する
肺に血液が溜まるために、息苦しくなる(=呼吸困難)、夜に体を横にすると苦しい(=発作性夜間呼吸困難)、場合によっては泡の多い血痰が出たりする症状が起こります。

  全身に動脈血を送り出す働きが低下する
動くと動悸がする(=労作時心悸亢進)、全身の栄養低下、尿量の減少などが起こります。

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